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平成23年 (2011年) 1月 14日

教育ちょっといい話 第108回

山口市立陶小学校 校長 中村 達実

 

地域に子どもがいるから学校がある。そこでは、保護者はもちろん、地域の方々が学校を見守っていてくださる。当たり前のことと言えばそのとおりであるが、4月に本校に着任してからわずかの間でも、実に多くの地域の方々に支えていただいていることを実感している。

民生委員さんや見守り隊のみなさんのあいさつ運動、陶芸家Iさんの指導による陶芸教室、少年相談員さんたちの巡回補導、学童保育のT先生と学級担任との懇談、花と緑の会の方や校区外のHさんによる花や野菜の育て方指導、隣の校区のKさんがトラクターで学習農園を耕作し、隣の校区のNさんは20年近くも前から毎年たまねぎやサツマイモの苗を提供してくださっている、FさんやMさんは育てた花や買った花をたびたび持ってきてくださる。

これらの方々は、学校からお願いしたからではなく、ましてや御礼や代償とかを求めてでもなく、自主的にというか、ごく自然に関わってくださっている。それは、きっと陶の子どもたちが大好きで、陶の子どもたちが心豊かに育ってくれるようにとの願いがあるからだと思う。私たちは、このような方々の思いをしっかりと受け止め、未来ある子どもたちの成長のために力を注いでいかなければならないと考える。(平成22年8月投稿)

 

 

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