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平成28年 (2016年) 1月 8日

教育ちょっといい話 第158回

山口県立岩国総合高等学校 校長 金石 芳朗

感謝の気持ちをもつことの大切さ

9月の中旬から就職や進学に関する試験が始まり、その結果発表がそれぞれ行われました。校長室にも、合格した3年生が連日のように報告に来て、「希望していた会社に合格しました。面接の指導をしていただき、ありがとうございました。」と満面に笑みを浮かべて合格の報告をしてくれます。私は面接の最終確認をした程度で、それまでに担任・副担任や進路指導の先生たちが指導されたわけで、大したことはしておりませんが、やはり、笑顔を見るととてもうれしくなります。

夢や目標を達成するためには、まず、自分自身が前向きに努力することが大切です。しかし、自分自身の努力だけでは、夢や目標は達成できません。周囲の人の支えや導きがあったからこそ、頑張ることや努力することができ、願いが叶ったのだと思います。スポーツ競技で優勝した選手やノーベル賞のような素晴らしい賞を受賞した人たちのインタビューを聞いてみても、必ず、自分を支えてくれたコーチやスタッフ、家族、そして一生懸命応援してくれたファン、支援者の方へ、熱い感謝の気持ちを語っています。

人間にはその特性の一つとして、支え合って生きていくことがあります。互いに協力し合い、それぞれの夢や目標を達成していくわけです。孤軍奮闘では、力尽きてしまいます。夢や目標に向かって一致団結することが大切です。支えてくれる家族や、導いてくれる先生や指導者、応援してくれる友達がいるからこそ、頑張ることができるのです。

是非、自分を支えてくれる全ての方々に、感謝の気持ちをもって、夢や目標に向かって、地道に努力を重ねていきたいものです。

 

 

(平成27年12月投稿)

 

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