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平成21年 (2009年) 12月 5日

教育ちょっといい話 第53回

岩国市立中田小学校 校長 畑辺 由起

「いのちの授業」

 

聖路加国際病院理事長 日野原重明先生(97歳)が、岩国小学校で「いのちの授業」を行ったという記事を目にしました。2年前、私が勤めていた湯野小学校でも「いのちの授業」をしていただいたので、とても懐かしく嬉しい気持ちになりました。

体育館に集まった子どもたちの中を歩きながら、語りかけたりステージに上がって子どもと一緒にピアノを弾いたりした日野原先生。年齢を感じさせない先生の一言一言が心に染み渡る1時間でした。

「大切なものは、目に見えないものの中にあります。」

「いのちとは、その人が使うことのできる時間です。その時間を自分のためにだけ使うのではなく、人のためにも使うことのできる人になりましょう。」

7年後まで、スケジュールがいっぱい詰まっているとおっしゃっていた先生。どこからあのパワーがわいてくるのでしょうか。

1学期の始業式。私は日野原先生のことばをお借りして、「命の大切さ」について初めて出会った子どもたちに話しました。

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