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平成21年 (2009年) 3月 25日

教育ちょっといい話 第12回

周南市 梶田 富三

心を養う −日常五心の日常化−

 

いつ、どこのどなたが最初に言いはじめられたかは知りません。若い頃、この言葉に最初に出会った時、ハッとしました。この五心こそ、心を養う根幹だと。以来、私は学級経営、部活指導、家庭教育等に活用させてもらいました。常掲用のプリントをつくり、教室や部室、台所などに掲げ日常生活での実践化を図ってきました。さらに、市の青少年健全育成会議と連携し、心を育てる全市的な運動として展開しました。

 

日 常 五 心

 

1、はい      と言う 素直な心

1、ありがとう   と言う 感謝の心

1、すみません  と言う 反省の心

1、おかげさまで と言う 謙虚な心

(どういたしまして)

1、私がします  と言う 奉仕の心

 

いつでも、どこでも、誰れに対してもタイムリーに自然と言えるようになることが日常化です。はい・ありがとう・すみません・おかげさまで・私がしますと発語をくり返すことにより、必ず心も育っていきます。

 

言葉には言霊があるからです。最近増加している青少年の問題行動に、対症療法だけでなく、多少時間はかかっても、じっくりと子どもの心を養っていくことが何より肝要と考えますが……。

 

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