教育ちょっといい話　第27回

実りの秋祭り

川東小は全校児童16名・複式学級の極小規模の学校です。今年、本校に着任した私にとって全ての行事が初めてでワクワク感でいっぱいです。

去る11月23日（日曜日）、実りの秋祭り（学習発表参観日）がありました。会場（体育館）には児童の習字・絵画等とともに地域の方の絵手紙・写真・書・掛け軸・ひなもん等が展示してあります。体育館ステージ前には赤や黄色の葉っぱ、赤とんぼ、かわいいきつねやくまたちの飾りで実りの秋にふさわしい空間が出来ています。

１年生の言葉からプログラムはスタートしました。人前にでると固まってしまい発表できなかった児童や、新しい場面ですぐに泣き出していた児童が大きな声で演技する姿に胸が熱くなりました。各学年とも工夫を凝らした発表に大きな拍手を戴きました。「音楽発表」・「川東ソーラン」・「緑の少年隊の活動報告」等全校児童16名がフル出場。パワー全開で頑張っています。お楽しみコーナーも子どもたちが話し合ってみんなが楽しめるゲームを考えていました。保護者・地域の方々と自然な形で交流ができています。満面の笑顔で活動する姿は満足感でいっぱいです。教職員の劇も予想外（！？）の熱演で大好評でした。

児童・保護者・地域・教師が一体となり心温まるひとときを過ごすことができました。

小規模校だからこそ出来ること。前向きに一所懸命取り組む教職員がいるからこそ出来ること。温かく支えてくれる地域があるからこそ出来ることをひしひしと感じた一日でした。

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