前時の学習の想起 前時の学習課題と学習事項等が、各自のノートや掲示物等から発表できるようにする。
課題把握 教師が課題等を提示し、説明や分析等により本時の学習課題を把握させる。(全員が取り組める課題、半分ぐらいの子が取り組める課題など、複数の課題を一度に与える。)
課題解決の見通し 次の一人学習で全員が取り組めるように解決方法の見通しを立てさせる。(すぐに終わってしまったり、活動が停滞したりしないように)
学習リーダーが「一人学習」の時間を設定する。
「一人学習」の時間は、概ね5〜8分程度とする。
全員が課題に取り組み、教科書やノートに記入する。
書く活動などの作業が伴うことが望ましい。
学習リーダーが「一人学習」の終了と「グループ学習」開始を指示し、時間設定をする。
決められた時間が来たら途中であっても「一人学習」を止める。
リーダーを中心に課題について全員が発表する。
この場面では、全員発表をめざし、答えや考え方を1つにま
とめさせないようにする。この後の直接指導を想定し、黒板・ボード・OHPなどを活用する。
 「拡大教材文」「発表カード」


一番望ましいのは、リーダーを中心に子どもたちだけで、発表した内容についての吟味ができることである。少なくとも整理したり、種類分けしたり、感想や意見を述べあったりまでは、可 能な限り自主的にやらせてみたい。
最終的には、教師の「ゆさぶり発問」などによって、さらに違った面からの意見を出させたり、重要な点をまとめたりなどの「押さえ」が必要である。


プリントやワークシート、教科書の問題等で5〜6分程度でできる課題(問題)を提示する。「一人学習」あるいは「グループ学習」として答え合わせが終わるまでを想定する。
本時の学習課題や学習事項をノートにまとめ、次時の学習につなげるようにする。


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