キーワード:油脂のエネルギー、食生活、おやつの役割、メタボリック症候群、幼児の食習慣

せっけん作り


<用意するもの>
はかり
たまじゃくし
メスシリンダー(100〜200ml)
ポテトチップス等のスナック菓子
鍋 
@鍋にスナック菓子を入れ、浸る程度に水を入れる。 A煮立てないようにして加熱する。
Bメスシリンダーで油の体積を量る。

加熱した鍋の表面に浮いてきた油はピペットで吸い取る方法もある。

この実験の目的
スナック菓子一袋にどのくらいの油が含まれているか知る。
スナック菓子の1食分のおやつとしての適量を知る。
スナック菓子に含まれていた油の体積 A  ml
スナック菓子に含まれていた油の重さ(g)=  A  ×0.9

学習の指導ポイント
@ 実験に入る前に一日に必要な油は60g(小学6年生の場合)であること、食事でも油はとるのでおやつでは10gくらいが適当であることを伝える。
A 市販のスナック菓子の食品表示や栄養成分表示がどこに記載されいてるか気付かせる。
B 油がエネルギー源として優れている点や、身体の構成要素として果たしている役割について触れる。
C 洋菓子と和菓子、昔ながらのおやつなどと油の量を比較するクイズなどを行う。

参考文献:
図解家庭科の実験・観察・実習指導集 (開隆堂)
続図解家庭科の実験・観察・実習指導集 (開隆堂)
楽しい理科授業 平成17年2月号(明治図書)
家庭科わくわく実験実習(教育図書)
N.SATOの生活科学実験講座@(教育図書)