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要旨や論理の展開を学んだ後、その力が生きて働く力となるためには、読む力が、自らの書く力へと転化していくことがポイントになるのではないかと考える。自らの思考過程に説明的文章で培った論理的な思考を添加することで、より構成の整った文章を書くことができるようになるはずだと考えるからである。
そこで、読みに終始する従来の学習過程から書くことまで進めた指導を取り入れるようにする。また、改まって「書く」というのではなく、日常書いている日記に生かしていくようにすることで、得た力が生活に生きて働き、子どもたちも学習の成果を実感できるのではないかと思う。
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
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相手の話の要点を聞き取ったり、要点をおさえて話したりする活動は、日常生活で頻繁になされる活動である。しかし、前述したように、子どもたちは、要点をまとめて話したり、要点を聞き取ったりといった活動は、無意識に近い状態で行っているように思う。
そこで、本学習を通して、要点・段落という意識を自覚してより論理的に「話す・聞く」活動を行っていくようにしたいと考えた。そのために、朝のスピーチに評価表を取り入れたり(要点や段落を意識して言う)、日々の教師の話(朝の会等)も工夫して行ったりして(要点を聞き取ること)得た力が身についているかを子どもたち自身が意識できるようにしていった。
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