１ 単元名 わたしたちの気象台
２ 単元設定の理由
（１）目指す児童像
・気象衛生、アメダスなどの気象情報を活用できる子
・天気の変化を様々な情報と関連づけながら予測できる子
（２）教材観
１学期には、観測を通して、１日の気温の変化のしかたが天気によって違う
ことを学習している。
ここでは、テレビや新聞、インターネットなどから得られる気象情報を活用
して、天気の変わり方を調べ、その規則性をとらえることができるようにし、
日常生活において気象情報を活用しようとする能力や態度を育てることがねら
いである。
（３）指導観
まず始めに、衛星写真による雲画像などから、各地域の天気の様子について
考え、天気の情報を得るための方法について話し合いたい。
次に、自分なりの方法で、気象情報を集め、集めた情報から明日の天気を予
想し、翌日に確認する活動を取り入れることによって、天気の変わり方の規則
性をとらえるようにしたい。
そして、天気の変化の規則性を使って、さらに天気を予想させ、情報活用の
能力の習熟を図っていきたい。天気の変わり方の規則性から天気を予想させる
活動では、運動会や遠足の日の天気を予想させ、子どもにとって必要感をもた
せたい。
さらに、台風が近づいてきたときの天気の変わり方や災害を調べ、台風につ
いては、前に調べた天気の変化の規則性が当てはまらないことや防災の重要性
をとらえさせたい。
気象情報の収集については、主にインターネットを利用していく。過去のデ
ータを得ることもできるし、現在の情報をリアルタイムで手に入れることもで
き、情報活用の能力を高める上で有効であると考える。
３ 単元のねらい
○ 気象情報を活用して天気の変化を調べ、天気は、おおよそ西から東へ変化し
ていくという規則性があることをとらえることができるようにする。
○ 天気の変化の規則性をもとに、実際に天気の変化を予想してみることができ
るようにする。
○ 台風の進路や台風による降雨の特徴をとらえて、台風と暮らしとのかかわり
を考えることができるようにする。
※参考 評価規準表 |