キーワード:清涼飲料水、ジュース、エネルギー源としての炭水化物、ペットボトル症候群、糖度計の使い方

せっけん作り


<用意するもの>
清涼飲料水各種
糖度計
上白糖
@試料の炭酸は抜いておく。 A試料を糖度計の窓が覆われる程度に流し込み、スタートスイッチを押し、目盛りを読む。

※厳密にいえば、油と脂質、砂糖と糖分、塩と塩分は同義ではない。
 しかし、成分として表現するよりも、ここでは油、砂糖、塩などの食品として表現することで、児童の身近にあるなじみのあるものとしてとらえることを目的としている。

この実験の目的
@清涼飲料水ペットボトル1本にどのくらいの糖分が入っているかを知る。
A糖分のとりすぎは、身体にどのような影響があるか考える。
糖度 A( % )
ペットボトル1本 B ( g )
ペットボトル1本の糖分量( g )=A× B÷ 100
学習の指導ポイント
@ 糖分の量を目で確かめるためには、計量時には児童になじみの深い上白糖を使う。
A 「骨や歯が弱くなる」「虫歯になりやすい」「ビタミンB類が不足する」「肥満と栄養失調」「ペットボトル症候群」といった糖分のとりすぎによる影響について触れる。
B 砂糖が調理の味付けをはじめ、食品の保存、疲れた時のエネルギー補給など、砂糖の果たす役割についても触れる。
C 一日に摂取する砂糖の量は、20gが上限であることを目で見て理解させる。
D 合成甘味料については、質問があった場合に備えること。

参考文献:
図解家庭科の実験・観察・実習指導集 (開隆堂)
続図解家庭科の実験・観察・実習指導集 (開隆堂)
楽しい理科授業 平成17年2月号(明治図書)
家庭科わくわく実験実習(教育図書)
N.SATOの生活科学実験講座@(教育図書)