複式学級において学年別指導を行う場合には、2つの学年の学習がスムーズに進むように机の配置と黒板の位置を工夫する必要があります。
 次に示す3つのパターンが一般的なものです。
 A学年が前を向いて正面の黒板を使い、B学年が横を向いて、ホワイトボードや移動黒板を使って学習する形態です。両学年の児童の顔が見やすく、教師の動きもスムーズにいきます。
 一般的に複式授業では、この配置で学習することが多いと思われます。
 学年の机を向かい合わせて、グループ学習をすることもあります。

   (又はA学年横向き・B学年横向きというように互いに背を向けて学習する形態です。)

 それぞれの学年の視界がさえぎられるので、隣で学習していることが気にならない配置となっています。教師は児童の顔が見えづらくなります。
 生活科や総合、道徳、学級活動など異学年同単元の指導に適した机の配置です。
 両学年一斉指導になります。
  
  
  
  
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