周南地域(下松市・光市・周南市)

小学校 中学校 高等学校・中等教育学校 特別支援学校


小学校
周南市立 徳山小学校 徳山郵便局・徳山有楽町郵便局
講師や指導者として招へい
3年生国語科の学習「あん内の手紙を書こう」に関連して実施。

徳山郵便局・徳山有楽町郵便局等から3人の講師の方を迎えて、テキストやたくさんの資料を活用した授業を実施しました。

はがきの宛名面の書き方の指導だけでなく、「手紙の心(7つ道具)」と題して、裏面の文章の書き方についても教えていただきました。手紙で気持ちを伝えるにはどのように工夫したらよいかを学んだ後に、官製はがきに児童一人ひとりが、前週に昆虫教室でお世話になった「山口県立山口博物館」の方にお礼の手紙を書きました。

完成したはがきは、各自が持ち帰って最寄りのポストに投函しました。自分で投函するという経験も児童の心に残るものとなりました。

授業後には、講師の方々にお礼の手紙を書きたいという声が児童からあがり、進んで取り組んでいました。手紙を書きたいという意欲が自然に生まれたように感じられました。

今後も折りにふれて、感謝の気持ちを届ける手紙等を書いていきたいと思います。
手紙教室
周南市立 菊川小学校 赤坂印刷
職場見学や就業体験
徳山にある赤坂印刷に、職場見学を受け入れていただきました。印刷所の職員の方から印刷物ができるまでの行程やそれぞれの行程における仕事の内容などの説明を受けたり、できあがった印刷物を見せてもらったりしました。見学で、機械化されている工場でてきぱきと働く人々の様子を見て印刷を通して人々に喜ばれる仕事をすることの大切さを知り、仕事におけるやりがいと大変さを感じることができました。
印刷所での職場見学
周南市立 櫛浜小学校 NPO 周南いのちを考える会  代表  前川 育 様
講師や指導者として招へい
本校「教育の日(参観日)」に実施する「性に関する学習」の授業参観と連動させ、けんこう会議(学校保健委員会)で講演会を企画しました。各クラスの授業で保護者に我が子の産まれた瞬間の思いをふりかえってもらったうえに、講演会でいのちについて深く考えさせる内容は、大きな相乗効果を生むと考えました。

「〜こうあるべき」という教育にありがちな視点ではなく、「わたしは自分の経験からこう感じました。」という自然体の話は、保護者に素直に届いたようです。学校関係者ではなく、外部講師を依頼した大きな利点です。まさに学校応援団であると感じました。また、これを機に応援団の一覧からどんどん活用を考えたいと思いました。

保護者の事後アンケートでも「家に帰って、ぜひ我が子といろんな話をします。」「当たり前であるために、見過ごしていた幸せ(我が子が健やかなこと)をしっかりかみしめます。」などねらいを達成できたと実感できるものが多くありました。
けんこう会議(学校保健委員会)
講演会
周南市立 大島小学校 周南東消防署
職場見学や就業体験
4年生の社会科「火事からくらしを守る」の学習の一環として、5月1日(火)、周南東消防署の職場見学を行いました。

署の方の案内で、消防署の施設、消防自動車、救急車などの装備品を見たり、消防署の隊員の方々の訓練の様子を見学したり、最後は、はしご車に乗る体験をさせていただいたりしました。署の方々の熱心な説明と実演により、児童も、私達が安心して暮らせるよう努力と苦労を重ねて働いていらっしゃる消防署の人たちの思いをしっかりと受け止めることができました。

消防署の方々と記念写真を撮った時に、「将来は、消防士の方々のように人の役に立つ仕事につきたいな。」という感想も児童から聞こえてきました。
火事からくらしを守る人たちの
職場見学
周南市立 湯野小学校 社会福祉法人 仁泉会特別養護老人ホーム やすらぎ苑
職場見学や就業体験
校区内の7施設に受け入れていただき、「お仕事にチャレンジ」という事業名で5・6年生が職場体験を2日間行いました。

やすらぎ苑デイサービスセンターでは、職員の方からアドバイスを受けながら、デイサービスを利用しておられる方とのふれあいや介助を行いました。

利用者の方と一緒に折り紙や昔の遊びをしたり、入浴後にリハビリの手伝いをしたりしました。1日目には自分からあいさつをしたり、利用者の方に関わったりすることが難しかった児童も、2日目には手際よく手伝いをしたり、会話をしたりすることができるようになりました。

職場体験を通して、「人とのコミュニケーションを上手くとる必要がある。笑顔と思いやりが大切だと分かった。」ということを捉えることができ、将来の職業選択につながるだけではなく、普段の学校生活に役立てられることを理解できたようです。
老人ホームでの職業体験
周南市立 須磨小学校 福田フルーツパーク
職場見学や就業体験
3年生以上の児童が、総合的な学習の時間において、地元の梨生産農家で、梨の小袋かけ体験を行いました。摘果して1〜2週間頃からパラフィン紙の袋で1つずつ実を包んでいく作業です。

農家の方から、病気や虫から実を守るために袋をかけること、梨の小さな実に絶対に傷をつけないように注意すること、という話を聞いて、作業に取りかかりました。児童には、爪を短く切っておくように、事前にお話がありました。かわいい梨の実を袋のはしから入れたら、糊のついた口をしっかり止めて、風に飛ばされたり水や虫が入ったりしないように丁寧に袋をかけます。

袋かけは、梨が大きくなるまでの作業のほんの一部ですが、児童は、ずっと手を挙げたまま上を向いて1つ1つの作業を行うという大変な作業体験を通して、梨作りの苦労や工夫を学ぶことができます。
梨の袋かけ体験
周南市立 桜木小学校 シマヤ味噌
講師や指導者として招へい
シマヤ味噌さんにご来校いただき、みそ作り体験をさせていただきました。最初にみその作り方やみそをおいしくするための工夫などを教えていただき、みそ作りを一緒に行いました。みそ作りに用いる大豆は、あらかじめ蒸して持ってきていただいたので、すぐにみそ作りに取り掛かることができました。大豆がみそに変身するということに子どもたちは興味をもち、大豆のミンチを作ったりみそ玉を作ったりと積極的に取り組むことができました。なかなか学校では教えられない体験をさせていただき、ありがたい機会でした。
みそづくり体験
周南市立 富田東小学校 ゆめタウン 新南陽店
職場見学や就業体験
10月5日、3年生118名が、社会科学習の一環としての店舗見学を校区内の大型スーパーマーケットに受け入れていただきました。

まず、バックヤードで商品の在庫管理やお客さんへの商品供給の方法、留意点、工夫点などについて説明していただき、児童が事前学習で用意した質問にも丁寧に答えていただきました。また、各売り場の商品準備の様子なども実際に見せていただきました。

1階では、グループに分かれて売り場を回って働く人の様子や陳列の工夫などを見学させていただき、店の人やお客さんにインタビューもさせていただきました。 
この見学を通して、子どもたちは、消費者のニーズに応えようと努力している店の販売の工夫や、商品の流通に関した他の地域や外国とのつながりをより深く学ぶことができ、社会科学習に役立てることができました。
スーパーマーケット見学
周南市立 和田小学校 周南市和田駐在所
講師や指導者として招へい
日頃から朝の交通指導などでお世話になっている和田駐在所の警察官にきていただいて、自転車の安全で正しい乗り方について教えていただきました。

児童にとっては「和田のおまわりさん」という身近な存在で、緊張感なくとてもリラックスした雰囲気の中で、自転車教室を実施することができました。

道路での乗り方、横断歩道のわたり方、ヘルメットなどの安全対策など、児童にもわかりやすく説明していただき、安全意識を高めることができました。自転車教室が終わった後も、日々の生活の中で引き続き見守っていただいていることが、児童の安心感にもつながっています。
自転車教室
周南市立 大河内小学校 特別養護老人ホーム 天王園
施設訪問
本校2年生(29名、引率教員3名)が特別養護老人ホームを訪問、事前にマナー等指導を受けた上で、どのようにしたら高齢者に喜んでもらえるかを話し合いながら自分たちでプログラムを考え、ふれあい交流学習をしました。

ホールでは、児童の司会進行で、挨拶をしたり歌を歌ったり、個別に高齢者と話をしながらふれあいました。そのあと、3グループに分かれ、各部屋で学校から持参した笹にお願い事を書いてもらった短冊を飾りながら七夕を祝い、ここでも歌ったり話をしたりして交流を深めました。

最後に、運動会へ来てもらえるよう挨拶とお礼を述べ、交流学習を通じて人と人とのふれあいの大切さを学びました。
高齢者とのふれあい交流学習
周南市立 粭島小学校 徳山郵便局
職場見学や就業体験
1・2年生が生活科探検で、周南市内にある徳山郵便局を職場見学に行きました。児童が事前に書いてきた家族への葉書を郵便ポストに投函した後、投函後の葉書の処理や郵便物の流れについて、設備を見ながら分かりやすく教えていただきました。

切手へのスタンプ押し体験は、現場の方の迅速かつ正確な仕事への姿勢を実感することができ、児童の心に深く残ったようです。後日、投函した葉書が各家庭に届き、家族に自慢していたそうです。これまで以上に、郵便への意識を強くもつことができました。
職場見学
周南市立 高水小学校 周南市立熊毛図書館
職場見学や就業体験
館長さんから熊毛図書館の概略を説明していただいた後に、司書の方が館内を丁寧に説明しながら案内をしてくださいました。普段入ることのできない書庫にも案内してくださり、児童は「まだこんなにたくさんの本があるんだ」と驚いていました。見学後、熊毛図書館を利用する児童が増えたようでした。
職場見学
周南市立 岐山小学校 周南市上下水道局
講師や指導者として招へい
6月13日(水)の5校時に、周南市上下水道局の方々による出前授業が本校の体育館であり、4年生児童88名が学びました。子どもたちは、写真の紹介や実験を通して、雨水が飲み水になるまでの上水道の仕組みを学ぶことができました。

子どもたちにとって「水」とは、水道の蛇口をひねると簡単に手に入れることができますが、今回の出前講座により、皆が利用できるようになるまでに多くの過程を経ていることに気がつくことができました。また、子どもたちは、上下水道局の方々の仕事の内容を知ったことで、安心して水を飲むことができるように、検査をする人がいることにも気づくことができました。

なお、この日は参観日となっており家に帰ってからは、親子で話し合うことで、安全な水を飲むことができることの幸せを感じたり、水を大切に使うことを確かめ合ったりすることができました。
水の教室
周南市立 岐山小学校 岐山公民館
実技や部活等の補助
本校の5年生は、毎年この時期になると正月用のしめ縄を作っています。

今年は、12月20日(木)の2・3校時に学校運営協議会、学習支援部のお世話により、地域の指導者15名に来ていただき、ご指導いただきながら、しめ縄の作製をしました。

まずはじめに、しめ縄作りに使用する材料について説明があり、新しい年を迎えるにあたってしめ縄を作る意義について学びました。続いて、昔はビニールシートの代わりにわらを使って作った筵(むしろ)を使っており、紐はわらを綯(な)ってつくった縄を使っていて、秋に収穫した稲を余すところなく使っていたことを聞きました。

次に、グループごとに分かれてしめ縄作りが始まりました。児童のほとんどは、しめ縄を知っているものの実際に作ったことはなく、地域の指導者に教えてもらいながら悪戦苦闘しながら作ることができました。子どもたちは、「縄を綯うのが難しかった。」「しめ縄の作り方やいわれが分かって良かった。」と感想を述べており、自分で作った一つしかないしめ縄を大事に家に持って帰りました。
しめ縄づくり
周南市立 中須小学校 徳山工業高等専門学校
講師や指導者として招へい
「専門家と連携した防災出前授業」の事業に応募し、徳山工業高等専門学校より3名の講師の先生をお招きしました。2名の先生方よりそれぞれの専門分野について、実験を交えながら講義をしていただきました。

子どもたちは、土石流や地滑り、液状化現象について学習した後、自分たちの住んでいる地区のハザードマップを見て、危険・安全区域を確認しました。授業の中で、DVDや図式、実験などを見ながら災害の原因を考察したり、災害が起きると土地や建物がどうなるのかを教わったりしました。特に「液状化」が起きる仕組みについて、細かい粒子の砂と水を使って実験をされたのが分かりやすかったようです。

出前授業を受け、子どもたちは自分の家は、危険区域に入っていないか確認したり、もし、災害が起きたらどこに避難するか家の人と話したりすることができました。また、学校では後日、この授業と周南市のハザードマップを参考にして、校区のハザードマップを全校で作成しました。
専門家と連携した出前防災授業
周南市立 中須小学校 山口放送株式会社
職場見学や就業体験
5年生の社会科の学習「情報産業とわたしたちのくらし」の学習の一環として、情報がどのように自分たちのところに入ってくるかを調べるためにKRYの放送局を見学させていただきました。

番組を作るまでの過程やそれぞれの過程で多くの人が関わりながら、膨大な作業が短時間で行われ、1つの番組ができあがることが分かりました。実際に「熱血テレビ」のスタジオに入らせていただいて、アナウンサー席からモニターを見たり、音量調節レバーを確認したりすることもできました。児童数2名だったこともあってか、たいへん丁寧に、また、地元のアナウンサーさんが説明してくださったこともあり、地元中須の話で盛り上がりました。

地元の放送局を見学させていただいたことにより、今までテレビの中で行われていたことが、身近なこととして子どもたちが捉え、これからの社会科の学習に生かしていける良い体験になりました。
社会科校外学習
「情報産業:放送局見学」
周南市立 沼城小学校 綜合警備保障会社  ALSOK
講師や指導者として招へい
昨年度から、綜合警備保障会社(ALSOK)に、1年生と4年生で「あんしん教室」を依頼し、行っています。昨年受けた学年で大変好評だったので、本年度は年度初めに予約をし、希望どおりの1学期に行うことができました。1年生は、「いかのおすし」を使った不審者の声かけに対する学習で、4年生は不審者電話の対応の学習を体験を通して行いました。その際スクールガードリーダーさんにも来校していただき、活動を見ていただきました。
あんしん教室
周南市立 沼城小学校 中国電力
講師や指導者として招へい
4年生の総合的な学習の一環「エコアップ作戦」として、中国電力の出前講座をお願いしました。 電気の役割や電気を節約するための具体的な方法の説明、さらにLEDと豆電球・蛍光灯とのちがいを体験する活動などがあり、児童は大変興味深く受講することができました。
エネルギー出前講座
周南市立 八代小学校 鶴いこいの里交流センター
講師や指導者として招へい
毎年秋になると、八代地区にやって来るナベヅルを迎える準備をします。

地域の公民館施設である「鶴いこいの里交流センター」職員他ナベヅル愛護団体の指導を受けながら、全校児童が活動します。鶴のねぐら整備として、野鶴監視所の掃除を受け持っています。

この場所では、ナベヅルが渡来すると、職員の方にいろいろとお話を伺って、つる日記を作成する資料にしています。それから何日か経過して、「鶴いこいの里交流センター」職員他ナベヅル愛護団体の指導を受けながら、鶴のデコイ(模型)を設置します。「鶴いこいの里交流センター」職員の方々には、他にも放課後子ども教室の指導や公共施設としての図書室利用時の指導など、お世話になることがあります。
ナベヅル保護活動
周南市立 八代小学校 岩国市ミクロ生物館
講師や指導者として招へい
毎年高学年児童が、岩国市ミクロ生物館に行って、指導を受けています。

今回は、水中のプランクトンを採集したり、模型を作ったりすることを中心に指導を受けました。ミクロ生物館でプランクトンを観察することで、楽しく過ごすことができました。
観察活動
光市立 塩田小学校 光地区消防組合消防本部
職場見学や就業体験
隔年で防災センターを見学させていただいています。バーチャルセンターでのDVD視聴や地震・煙体験、消火器の使い方の練習、通信指令室や救急車、はしご車の見学等をさせていただきました。体験・見学を通して、児童は、防火・防災意識を高め、消防や救急活動の仕事の大変さの一端を感じ取ることができたようです。
防災センターでの防災教室
光市立 塩田小学校 山口徳地青少年自然の家
講師や指導者として招へい
大和地域の小学校4校の5年生は、毎年合同で宿泊学習をしています。今年度初めて、国立山口徳地青少年自然の家を利用させていただきました。徳地アドベンチャープログラム(TAP)も初めて経験しました。「みんなのっかれ」「T.P.シャッフル」等の協調性や信頼感を高めるプログラムを指導していただきました。ここでの集団生活を通して、自立・協力・奉仕の大切さを学び、他校の友達との交流を深めることができました。
宿泊学習
光市立 束荷小学校 山口県立美術館 萬屋様
講師や指導者として招へい
1〜6年生までで全校図工鑑賞授業に取り組みました。 
まず始めに香月泰男さんの生涯をプレゼンで説明し、どんな人だったと思うかを予想させました。

それから3枚の絵「ママごと遊び」「てんとう虫」「椅子の上の山鳥」を見せて、思ったことをカードに書かせて作品に貼らせ、一人ひとりの思いを発表させました。
 
その後、山口県立美術館の萬屋学芸員さんから香月泰男さんの代表作であるシベリヤ抑留の絵についての説明を聞いてから、香月泰男さんに対する思いが変わったかどうかについて感想を発表させました。

萬屋学芸員さんの詳しい話を聞くことによって、児童の香月泰男さんに対する理解は大きく深まったようでした。
全校図工鑑賞授業
光市立 浅江小学校 イオン
職場見学や就業体験
「店ではたらく人々の仕事」の学習に伴い、店ではたらく人々の仕事のようすや工夫や苦労などについて、副読本「光市のすがた」をもとに学習しました。その中で生じた新たな疑問や具体的な仕事ぶりなどについて、学習を深めるために実際に見学をしました。

見学に行く前に、見学をして実際に見てみたいことや、詳しく聞いてみたいことなどを話し合い、ワークシートなどにまとめました。見学では、学年の児童全員で学校からイオン光店まで歩いて行き、代表の方から話を聞きました。特に、お客さんの立場に立って品物を仕入れ、販売している工夫や苦労を中心にお話ししていただきました。

その後、クラスごとに分かれてイオンの店内を見学させてもらいました。各階の店内のようすだけでなく、品物の搬入・保管場所や惣菜を調理しているようすや働く人の休憩所までも見せていただきました。また、業務用エレベーターに乗せていただいたり、大型冷蔵庫の中に実際に入らせていただいたりしました。日頃は入れないところまで入れていただいて有意義な見学になりました。

そればかりでなく、太陽熱発電やリサイクルコーナーなど、イオン光店が取り組んでいる環境に配慮した取り組みも紹介していただいた上に、子どもたちから生じた疑問に親切に答えていただき、学習を深めることができました。
職場見学
光市立 浅江小学校 山口徳地青少年自然の家
職場見学や就業体験
平成24年9月13日(木)から9月14日(金)まで1泊2日で、宿泊活動を行いました。そのねらいを、宿泊学習を通して、集団生活の秩序や自覚、責任、協力、道徳性等の望ましい態度を身につけることや、共同生活をしながら、自立心と豊かな心を育て、一層楽しく仲のよい人間関係をつくることとしました。

ねらいを達成するために、特にTAP(徳地アドベンチャープログラム)を活動に取り入れ、グループで協力して目的を達成することを目指しました。すると、グループの中でリーダー性を発揮してみんなを引っ張る子やみんなにアドバイスをして協力して活動を進めている子など、協力の意味をよく理解した実践が見られました。

さらに、キャンドルサービスでは、自分たちで工夫してクイズや劇などの出し物を行いました。みんなで楽しめる内容にしたり、協力して練習に励んだりして工夫された活動でした。また、焼き板細工では、指導の方の話をよく聞いて、自分たちで道具を準備したり協力して片付けをしたりして、ていねいに作品を仕上げることができました。

これらの活動を通して、自分の行動に責任をもち、みんなと協力して、浅江小学校の一員としての絆を深めることができました。1泊2日という短い間でしたが、活動の企画・助言・指導をしてくださった青年の家の職員を始め、TAPを指導してくださった指導者の方々のおかげで、とても有意義な体験活動ができました。
深まった浅江小の絆
下松市立 下松小学校 アルク 下松店
職場見学や就業体験
校区内にあるアルク下松店を訪問し、店内やバックヤードを見学しました。日頃見ることのできない場所を見たり、店の方の許可を得て、お客さんにもインタビューをしたりすることができ、貴重な体験となりました。その後、学校に帰ってお店ではたらく人の仕事について新聞にまとめ、仕事の工夫や努力について理解することができました。
お店の仕事
下松市立 久保小学校 県立華陵高校
学習支援
6年生が「ペリースクールとの交流会」に向けて、外国語活動の時間に県立華陵高校の生徒から英語を学びました。

12名の生徒が来校し、児童に英語での自己紹介の仕方や、学校生活を題材にした英語劇の中での英会話のアドバイス等をしてくださいました。また、児童からの具体的な場面での英会話についての質問に対しても、丁寧にわかりやすく教えてくださり、充実した時間を過ごすことができました。この活動の数日後の「ペリースクールとの交流会」では、多くの児童が自信をもってペリースクールの子どもたちと関わり、交友を深めていました。
高校生から学ぶ英語活動
下松市立 豊井小学校 日本資源流通株式会社 山口営業所
職場見学や就業体験
地域や学校で集めている資源を回収していただいている「日本資源流通株式会社 山口営業所」を見学させていただきました。自分たちが学校や地域を通して回収している資源が、どのように回収、分別され、どのように資源として再利用されていくのか、実際に回収されてきた資源を通して具体的に紹介していただきました。自分たちが学習の一環(総合的な学習)として取り組んでいる資源の再利用について、具体的にその様子を見学させていただくことができ、毎月行っている資源回収に向けて見通しをもった取組ができるようになりました。職業観についてもより具体的に考える機会をもつことができたようです。
資源回収先の職場見学
下松市立 中村小学校 グループホーム 清瀬の里
その他
中村小学校の近くにある、清瀬の里には認知症の方々が生活されています。3年生の児童は総合的な学習の時間に、清瀬の里の方々と交流しました。「認知症の方々とつながりを持ち、関わることを通して、ともによりよく生きることを考える機会とする」をねらいとして行いました。「どんなことをすると喜んでいただけるのか」児童は一生懸命に考えて取り組みました。初めはお互いに距離がありましたが、次第に距離が縮まり、笑顔で交流できるようになりました。
すてきなふれあいを広げよう
下松市立 米川小学校 教育造林振興会
実技や部活等の補助
目的地の西谷まで歩きながらいろいろな山野草の名前を教えてもらいました。西谷学校林に着くと、各自が考えた防火標語を木々に取り付けました。その後、教育造林振興会の方々(安永槌男会長他3名)のお世話で「こごみ」や「わらび」を採りました。お昼には、山菜を天ぷらにしていただきました。食事が済むと、アマゴを育てているところを見せていただいたり、わらで小屋を作ったりして、遊びました。自然豊かな米川を満喫して帰りました。
山菜採り遠足
下松市立 東陽小学校 切山歌舞伎保存会
講師や指導者として招へい
校区内にある切山地区に伝わる「切山歌舞伎」について切山歌舞伎保存会の方のお話を聞きました。

切山歌舞伎の歴史や仕組みについてお話を聞いたり、台本を見せてもらったりして、切山歌舞伎について理解を深めました。また、歌舞伎に使うかつらをかぶったり着物を着てみたりすると、その重さに驚きました。この体験を通して、切山歌舞伎のことをもっと知りたいという気持ちが強くなり、実際に歌舞伎を見てみたいという感想を書いている児童がたくさんいました。
「プロに学ぼう」
〜切山歌舞伎について知ろう〜

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中学校
周南市立 鼓南中学校 FM周南・櫛浜保育園
職場見学や就業体験
市内の保育園やラジオ放送局など5事業所に、8月7〜11日のうち3日間ほど職場体験学習として本校2年生8名を受け入れていただきました。

体験学習の初日、保育園体験の生徒は、「園児と何を話したらよいのか。どう関わったらよいのか。」とか、ラジオ放送体験の生徒は、「聴く人のことを考えて読むには。」「失敗したときどう対処するのか。」など、コミュニケーションの取り方や生放送の難しさを実感していましたが、最終日には晴れやかな笑顔でそれぞれの体験を楽しむことができたようです。

どの生徒も、学校や家庭とは違うペースで時間が過ぎ、事業所の方との対話やふれ合いの中で、あいさつや周囲への配慮、礼儀の大切さや働くことの大変さを体験することができました。
職場体験学習
周南市立 熊毛中学校 下松市栽培漁業センター
職場見学や就業体験
下松市栽培漁業センターへ4日間受け入れていただきました。センターの方から、養殖に関するレクチャーを受けたり、実際に稚魚の選別やえさやり、水槽の清掃作業などを体験しました。資源保護の観点から、育てる漁業の大切さを学ぶとともに、生き物を育てる難しさや課題を知り、その中で目標をもって働くことの喜びや楽しさを感じることができた4日間でした。
職場体験
周南市立 桜田中学校 サマンサジャパン
職場見学や就業体験
清掃業者のサマンサジャパンに2日間、職場体験を受け入れていただきました。担当の方からアドバイスを受けながら、実際に契約している清掃場所に行って体験学習を行いました。掃き掃除やモップがけ、トイレ掃除などを体験することで、きれいにするとはどういうことか学ぶことができました。この体験を通して、学校での掃除の時間の取り組む姿勢も変わり、職場体験学習がこれからの進路選択の参考になりました。
清掃業者での職場体験
周南市立 桜田中学校 グループホーム のんた
職場見学や就業体験
「人」「命」「生きる」というテーマで学習してきている、中学校における総合的な学習の時間のまとめとして、福祉体験学習を実施しました。実際に、おとしよりとふれあうことによって、とまどいながらも、どのように接していけばよいかを、おぼろげながら学ぶことができたように思います。相手の立場を十分理解したうえで、自分が今何をなすべきかを考え、行動しなければならないということを体感できたと思います。

体験を通して、高齢者福祉の現状を垣間見ることができ、奉仕する心や社会に貢献する喜びを味わうことができたことは大変有意義でした。さらに、高齢化社会の課題についても真剣に考えるきっかけにもなりました。社会科の学習でさらに深めていき、共に生きるよりよい社会の構築のための心構えをつくることができました。
福祉体験学習
周南市立 大津島中学校 周南租税教育推進協議会
講師や指導者として招へい

周南租税教育推進協議会から講師(税理士)をお招きし、租税教室を開催しました。

講師の方のご説明を受けながら、税金の仕組みや納税の大切さを理解することができました。プレゼンテーションソフトを使い、図解やクイズ形式で分かりやすいご説明でした。

この租税教室を通して、生徒たちは、将来はぜひ納税の義務を果たすとともに、税金の使われ方にも興味・関心をもち、社会の一員としてきちんと考えられる大人になりたいという気持ちをもつことができました。

租税教室
周南市立 大津島中学校 周南市中央消防署
職場見学や就業体験
周南市中央消防署に2日間、職場体験を受け入れていただきました。

署員の方々のご指導・ご助言を受けながら、実際のホースを使った消火訓練や救命措置の実習に取り組みました。また、筋力トレーニングなどの体力づくりにも取り組み、消防署員の方々が日頃から厳しい訓練を繰り返し、市民の安全を守ってくださっていることを実感することができました。

職場体験を通して、この男子生徒は、将来はぜひ社会の役に立つ大人になりたいという志をもつことができました。
消防署での職場体験
周南市立 中須中学校 やまぐち子どもの文化研究会
講師や指導者として招へい
「やまぐち子どもの文化研究会」より3名の方をお招きし、紙芝居の会を行いました。本校の参観日の日に生徒・保護者・教員、さらに中須小学校の児童全員・教員も参加し、盛大な会となりました。「長州ファイブ」など、ふるさと山口の偉人にまつわるお話、さらに本校区中須地区の伝説から生まれた創作話「鉄砲うちの名人」も披露していただきました。素晴らしい語り口で、参加者はそれぞれのお話の世界に引き込まれました。
紙芝居の会
周南市立 中須中学校 トヨタカローラ山口株式会社  徳山店
職場見学や就業体験
トヨタカローラ山口株式会社徳山店に2日間、職場体験を受け入れていただきました。生徒は、自動車のエンジンの仕組みや、お客様への接待・説明の仕方について学ぶことを目標にして臨みました。

朝礼、外掃除、スタンプ押し、車検見学、洗車など様々な体験を通して、「気配りをしっかりして、1つ1つの仕事をていねいにしていくと、お客様から信頼される」ということを学びました。

2日間で学んだことを生かして、信頼される人になりたいと、強く感じたようです。
職場体験学習
光市立 光井中学校 吉積自動車センター
職場見学や就業体験
校区内の卸・小売業(吉積自動車センター)に2日間、職場体験を受け入れていただきました。体験内容としては、卸・小売業といいながらも自動車の整備・点検も行っているのでその作業を行いました。具体的には、タイヤ交換、オイル交換、車のへこみを直す作業です。

この体験を通して、知らなかった工具の使い方や作業のやり方を知ったり、思っていたより重労働であったり、忍耐力のいる仕事だったりということを学びました。何よりも、作業は数人で行うので、チームワークや礼儀、できることは進んで行うという自主性の大切さを学びました。

生徒は、自分の夢ははっきりとは決まってはいなくても、どの職業につくにせよ、今の自分にできることを精一杯行い、早く夢を決めようという進路意識が高まったようです。
卸・小売業での職場体験
光市立 室積中学校 西京銀行
講師や指導者として招へい
入学試験の面接をよいきっかけとして、将来社会にでる生徒に、社会人としてのマナーを学ぶ機会として実施しました。

講師の西京銀行の方は、実演やクイズを取り入れた楽しい講義をしてくださいました。視線ひとつで感じ方が変わること、初対面の方に与える印象が短時間で決まることなどをお話されたあと、笑顔の作り方を楽しい実習を交えて教えてくださり、短時間でしたが心に残るマナー教室となりました。
マナー教室
光市立 室積中学校 冨士高圧フレキシブルホース株式会社
職場見学や就業体験
市内の産業機器部品メーカーに3日間の職場体験を受け入れていただきました。フレキシブルホース、継手、パイプの製造過程から検品までの様々な作業のうちの一部を体験しました。

社員の方々の作業の様子を見学したり体験したりする中で、ひとつの製品ができるまでには様々な作業があることを知ることができました。また、単調な作業の繰り返しであっても、自分の分担は責任を持って真剣に取り組まなければ会社として成り立たないことを理解することもできました。さらに、この業種に求められる適性にも気づくことができました。

職場体験をとおして、この男子生徒は将来の進路について考え、そのために今を大切にしようと日々の学習や活動に意欲的に取り組むようになりました。
製造工場での職場体験
下松市立 下松中学校 Kビジョン
職場見学や就業体験
地元の放送局「Kビジョン」での体験風景です。日頃、何気なく観ているテレビの内側を見ることができました。

実際に、取材に行ったり(他の職場体験学習の活動風景も撮影して実際に放送していただきました)、スタジオにてニュースキャスターの練習をさせていただいたりと、普段できない貴重な体験をすることができました。この体験から、メディアの大切さ(物事を、正確に報道し視聴者に情報を提供する)を知ることができるなど、多くのことを学んだようです。
放送局での職場体験
下松市立 久保中学校 下松市栽培漁業センター
職場見学や就業体験
下松市栽培漁業センターで、ヒラメの養殖について体験学習しました。ヒラメの体長を測定し、成長の度合いを調べたり、養殖用の水槽の清掃を体験しました。最初は釣りが好きだからという理由で、漁業関係の仕事を体験場所に選びましたが、2日間の体験を通して、魚の知識や養殖漁業の大変さがよくわかりました。
漁業関係の職場体験

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高等学校・中等教育学校
下松高等学校 古川町 武居歯科医院
講師や指導者として招へい
1、2年生を対象に、歯科保健講話を実施していただきました。

1年生に対する講話は、う歯の発生機序・進行・具体的な予防対策などについてでした。2年生に対する講話は、歯周疾患の症状・原因・具体的な予防対策などについてでした。いずれの講話も、映像を使ってわかりやすく説明され、親しみのある語り口で、生徒は皆真剣に聞いていました。

歯の衛生に関する啓発普及、歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着、早期発見及び早期治療の重要性などについて、改めてその重要性を認識し、生徒の健康増進に寄与できたものと思われます。
高校生のための歯科保健講話
新南陽高等学校 周南市消防本部
講師や指導者として招へい
山口県教育委員会の本年度の共通テーマである“「生きる力」を育む防災教育の推進”の取組の一環として、周南市消防本部警防課から講師を招き実施しました。

この講演会は、一昨年に発生した「東日本大震災」のときに、緊急消防援助隊・山口県隊の一員として救助・援助活動に参加された隊員の方によるもので、その時の貴重な体験談から、震災の悲惨な現状を知るとともに、命の尊さを学びました。

講話は、一般的な火事や自然災害の話から始まり、この度の震災における山口県隊が出動し支援活動をしていく様子を、写真を交えて説明をいただきました。出動時の緊張感に溢れた隊員の表情、緊急消防援助隊の規模の大きさ、そして、悲惨な震災の爪痕、瓦礫の中での捜索活動など、どの写真を見ても生々しく、私たちが想像する以上のものでした。そして、大規模震災の発生時に私たちに求められることとして、「自助・共助・公助」の大切さを訴えられる中、「南海トラフ巨大地震」に触れながら、危険予測・危機回避能力を高めるための「防災に対する平時の備え」や「災害時にとるべき行動」について、講話をいただきました。

今回の防災教育に係る講演会は、これまでの防災教育とは違い、生徒たちが想定外の事態が発生したときのことを、身近なものとしてシミュレートし学ぶのに、大変よい機会となりました。
防災教育に係る講演会
「私たちの防災対策」
徳山商工高等学校 トヨタカローラ山口株式会社
職場見学や就業体験
参加した生徒は、将来の進路について自動車などの乗り物に関わる仕事に就きたいと考えており、授業や工場見学などにおいて基礎知識を有していました。

就業体験実習では、朝清掃、整備工場の見学、洗車の手伝い、エンジンの分解作業などに取り組みました。この実習を通して、普段は見ることのできない車の部品や構造について学ぶことができ、エンジンをより具体的にイメージできるようになったようです。また、朝掃除、挨拶、言葉遣いの大切さを学びました。

生徒自身は、「一歩踏み出す勇気が不足している。」と感じ、「何事にも積極的に取り組まなければならない。」「働くということは決して楽なことではない。自分自身に負けないことが大切である。」「苦しみを乗り越えて得られること、それが『生き甲斐』である。」と感じているようです。今回の就業体験で、各自の課題を発見し、今後に活かせる大変貴重な機会となりました。
自動車会社での就業体験実習
徳山北高等学校
徳山高等学校徳山北分校
福田フルーツパーク
職場見学や就業体験
昨年度から、キャリア教育の一環として年間2回の農家体験を実施しています。

本校がある周南市須々万から車で約20分の所に須金地区があり、そこには13農園からなる須金フルーツランドがあります。広大な土地にぶどうや梨等を栽培され、収穫時期になると県内外から多くの方が購入に来られます。最初見学に行った時には、ここが山口県かと思えるほどの規模の大きさに感激しました。生徒に勤労観・職業観を身につけさせることも目的ではありますが、近くにこのようなすばらしい農園があることを伝え、地域への誇りを持たせるとともに、わずか1日だけではありますが、地域への貢献ということも目的に実施しています。

今年度の1回目は7月に1,3年生48名が5カ所の農園に分かれ、農園の方の指導を受け、ぶどうの袋かけ等の体験をさせてもらいました。一人が約300袋をぶどうにかけることができました。この地区は農薬や化学肥料の使用をできるだけ控えることで、環境にやさしい農業に取り組まれており、安心・安全な美味しいぶどうを作るために農園の方が日々努力されていることも生徒は学びました。2回目は12月に1年生13名が4カ所の農園に分かれ体験をさせていただきました。肥料散布や枝の剪定、新しいハウスの組み立て等を実施しました。また、農家の方に質問をする時間を設定し、交流を深めることもできました。

物を作るためには、夏の炎天下の中や冬の寒い時期にも、手を抜かずその時期にやるべき事を一生懸命やらなければいけないことも身をもって体験することができました。今後も、この農家体験を継続し、生徒には勤労観の育成と地域への貢献について経験させていきたいと思います。
須金地区ぶどう園での農家体験
南陽工業高等学校 東ソー株式会社南陽事業所
職場見学や就業体験
応用化学科は、キャリア教育を推進するために、RC(Responsible Care)交流研究会を開催しています。

今年は、東ソー(株)南陽事業所様の「TRY!」(Tosoh Responsible Care  Youth!)の皆さんとお互いの実践内容を意見交換しました。(写真・左)「TRY!」は若手社員で構成され、地域交流やボランティア活動に取り組んでおられます。

本校はやまぐちエコリーダースクール認証に向けた取組や改善点を紹介しました。その内容は次のとおりです。本校はダンボールコンポストや落葉の収集腐葉土化の実践に粉末竹炭を活用しています。竹炭は温室効果ガスの排出抑制効果と、粉末竹炭の水溶液がアルカリ性であることから酸性雨による土壌の酸性化対策にもなるという、一石二鳥の効果があります。東ソー(株)南陽事業所様に竹炭の粉砕に協力していただき、粉砕機による粉砕現場の見学をさせていただきました。この粉末竹炭を地域で有効利用できるように研究を継続し、地域貢献していきます。

今年で4年目の取組となるRC交流研究会は、RCの本質や環境ボランティアの内容や方法、さらに社会人としてのマナーやコミュニケーション能力の必要性についての事例発表もあり有意義な研究会となりました。生徒にとって、新たに自分の課題を発見し、学習意欲の向上に繋がる大変貴重な体験となりました。
RC交流研究会と竹炭の粉砕見学
徳山高等学校 (株)トクヤマ
学習支援
本校は平成22年度から5年間文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受け、現在3年目の活動に取り組んでいます。本校SSH活動の一つである「地域連携学習」の実施先をやまぐち教育応援団の企業である(株)トクヤマに受け入れていただきました。

学習テーマは、トクヤマの関連企業が製造している歯科用印象材を用いて、「印象材が硬化する最適条件を探る」というものです。印象材と水の混合比率や温度などの条件を変えて、そのデータをまとめ、発見した最適条件を全員の前でプレゼンすることを通して、研究開発における基本的手法を体験しました。生徒はこの体験を通してチームで協力することの大切さや、自ら考え提案する発想の重要性、そしてそれを全体に理解してもらうための説明技術を磨く必要性を理解したようです。

本校はキャリア教育の一環として「魁講座U」と題したキャリアセミナーを行っています。この講座は同社を含む様々な分野の職業人講師十数名から、専門的な仕事内容やその職業に就いたきっかけ等を座談会形式でお話を伺う形をとっており、今回の企業連携学習に参加した生徒は魁講座Uの「化学研究」分野を受講した生徒です。そのため、企業連携学習は魁講座Uの発展学習ともなっています。
企業連携学習(SSH活動)
徳山高等学校 (株)シマヤ
講師や指導者として招へい
本校では、キャリア教育の一環として、魁講座T〜Vを行っています。そのうち様々な分野の社会人十数名を講師に招く魁講座Uは、職業人として活躍している地域の方から直接に話を聞く貴重な機会となっています。生徒は関心の高い分野の方の講話を真剣に聞き、希望する社会人になるための方法について多くの質問をしていました。

今年度の講師の分野(職業)は以下のとおりです。

法曹(弁護士)、政治家(市長)、公務員(市役所)、教育(中学校教諭、保育士)、教育産業(出版社)、マスコミ(新聞記者)、旅行(旅行代理店)、技術(化学研究)、食品(開発販売)、建築(建築士)、医療(医師、看護師、作業療法士、薬剤師)

はじめに、異なる分野の講師3名ずつの講座(5会場)に分かれて各分野の特徴や職業人になるまでの体験を聞きました。続いて講師1人1講座(15会場)に別れる職業別講座の中で、生徒は関心の高い分野について詳しく話を聞くことができました。これらの講座を通して、生徒は4人の職業人から講話を聞くことができます。生徒にとって夢の実現に向けた手だてを考えるきっかけとなり、日頃の学習の大切さをあらためて認識する良い機会となっています。
魁講座U(キャリアセミナー)
光高等学校 光高校定時制教育振興会会長 吉積征夫 様
講師や指導者として招へい
10月26日(金)光高校定時制教育振興会会長、吉積征夫さんにこの20年間の定時制への想いを語っていただきました。一番印象に残っている生徒さんの話として、宮崎の社員旅行先から先生との約束を守るために夜行列車に乗って翌日山口市で開催された定通体育大会に参加したY君の話を伺いました。また現代は学歴社会ではなく、人間性が問われる社会なので、「うそを言わない」「ごまかさない」「約束を守る」という3つの事はどの会社に入っても大切なので必ず守って欲しいということや吉積会長の座右の銘として「己こそ 己の寄るべ 己に寄らずして 誰に寄るべぞ」(意味:すべての行動の結果は自分自身が原因であり、決して他者に責任転嫁しないこと)という言葉を披露していただきました。
進路講演会
徳山高等学校鹿野分校 ゆめタウン新南陽店
職場見学や就業体験
(生徒の感想から)

料理を作りながらも利用者さんの相手をしているのを見て、両立できることが大切なんだと思いました。陳列するときには、最初どこに何があるかわからなかったり、陳列に時間がかかったりしましたが、どんどん楽しくなって仕事を終えるのが早くなりました。
1年生インターンシップ
徳山高等学校鹿野分校 周南市西消防署
職場見学や就業体験
(生徒の感想から)

いつもと違う環境で大きな声を出し、一連の動作を順番どおり行っていくのは大変でした。“休め”・“別れ”などの動作が、いつもの体育の授業でおこなっているものとは違い、とまどいました。トレーニングや放水などの作業も体験させてもらい、体力が必要な職業ということを痛感しました。とても疲れましたが、貴重な体験ができました。
1年生インターンシップ 
徳山高等学校鹿野分校 トヨタカローラ山口 徳山店
職場見学や就業体験