萩地域(萩市・長門市・阿武町)

小学校 中学校 高等学校・中等教育学校 特別支援学校


小学校
萩市立 明倫小学校 山口県漁業協同組合  玉江浦支店
実技や部活等の補助
夏休み中にPTA厚生給食部のお世話で、学校の家庭科調理室で親子料理教室を開催しました。

漁業協同組合の方にきていただいて、親子で料理を作る際に実技のお手伝いをしていただきました。「イカの沖漬炊き込みご飯」、「イカめし」、「アジのムニエル」、「イカのマリネ」を作りました。

イカやアジのさばき方など、手ほどきを受けながら調理することができました。地元でとれる魚介類を調理しておいしく食べ、親子の交流も深めることができました。
親子料理教室
萩市立 佐々並小学校 地域人材(萩市連合婦人会  佐々並支部)
講師や指導者として招へい
北方領土問題解決のための環境整備を目的とした、北方四島交流(「ビザなし交流」)に参加され、北方四島の様子や在住ロシア人との交流を通して感じたことや思ったことをお話しいただきました。

子どもたちは、ロシアは遠い国ではなくすぐそばの国であり、北方領土の自然や環境などのお話から、住居、食物などの具体的な話を写真を見せてもらいながら聞き日本との違いなどを感じとることができました。ありがとうスパシーバさようなら スヴィダーニャなどロシアの言葉も教えてもらいました。

日本とロシアとの生活、習慣、行事などの違いを知り、多様なものの見方や考え方があることに気づくよい機会となりました。また、異なる文化を持つ人々についてのお話を聞くことによって、ロシアの文化などを理解することができました。
北方領土の講話
萩市立 多磨小学校 ゆとりパークたまがわ
職場見学や就業体験
総合的な学習の時間に「たまがわのじまん調べ」をしました。そこで道の駅「ゆとりパークたまがわ」を訪問し、実際に売り場や加工場を見学させていただきました。そこでは、人気商品を探るだけでなく、商品開発の工夫も探りました。さらに、新商品開発にも取り組みました。

後日、加工場長さんをゲストティーチャーとして学校に招き、自分たちが考えた新商品のプレゼンテーションもしました。子どもたちがプレゼンテーションをするのは初めてで、どのように発表すれば加工場長さんに商品を気に入ってもらえるか、子どもたちは試行錯誤していましたが、アイデアをほめていただき、とても喜んでいました。
総合的な学習の時間
「たまがわのじまん調べ」
長門市立 明倫小学校 香月美術館 
講師や指導者として招へい

総合的な学習の時間に、三隅の三賢人の一人「香月泰男さん」のことについて学校の中で香月さんの絵を探したり、本で子どものころの事を調べたり、どんな絵を描いてきたのか調べたりしてきました。もっと詳しいことを知りたいということから、美術館の館長さんをお招きして、お話をしていただきました。

香月さんのふるさと三隅を愛する気持ちや、家族を大事に思う気持ち、絵に対する思いなど、さまざまなことを聞き取り感じ取っていました。

将来子どもたちも、ふるさと三隅を愛する人に育ってほしいと思います。
総合的な学習の時間
「香月泰男さんのことについて
知ろう」
長門市立 向津具小学校 油谷中央公民館(おしかけふれあい塾)
実技や部活等の補助

油谷中央公民館の利用登録団体である「楽しい布遊び」グループの皆さんに家庭科の裁縫の指導の時に協力をいただきました。

児童一人ひとりに寄り添い、ミシンの使い方をきめ細かく教えていただきました。学習が効率的に進むとともに、作品の出来栄えも大変よいものになりました。
家庭科 裁縫
長門市立 神田小学校 マルサン醤油
職場見学や就業体験

生活科の町探検の学習で、マルサン醤油の近くを通ると、おしょう油のいい匂いがしました。子どもたちは、中に入って詳しく見てみたくなり、見学をさせていただくことになりました。社員のみなさんが温かく迎えてくださり、わかりやすい説明といろいろな体験をさせていただきました。

おけの中で、プツプツというもろみが生きている小さな音を聞いて驚いたり、もろみを混ぜさせていただいて、働く人の大変さに気付いたりすることができました。しぼりたてのおしょう油の味見をしたり、瓶に栓をする作業も体験したりしました。また、おしょう油が、全国に運ばれて、黄波戸のおしょう油が県外の多くの人に使われていることを聞いてうれしそうでした。

子どもたちは、社員のみなさんに質問をしたり、お話をしたりして楽しくふれあうことができました。また、働く人たちの気持ちや工夫にも気付くことができました。自分たちが住んでいるところにこんな秘密があることは、大発見でした。帰りには、お土産もいただき、子どもたちは大喜びでした。
生活科「町探検の学習」
長門市立 通小学校 長門租税教室推進協議会
講師や指導者として招へい

税金とは何なのかを写真やDVDを使って、わかりやすく説明していただきました。

1億円の模型を使って、消費税10兆円を子どもたちにイメージさせていました。

子どもたちは、税金の大切さや必要性を感じることができました。
租税教室
阿武町立 阿武小学校 奈古婦人会
実技や部活動等の補助
奈古婦人会から講師(2人)を招き、家庭科の時間に、ミシンの指導をしていただきました。

ミシンの学習は、この日が初めてだったのですが、各グループに付いてくださり、細かく指導してくださいました。ミシンの使い方だけでなく、昔のミシンとの違いや、布の種類によって糸をかえることや縫う速さをかえることなども教えてくださいました。
子ども達は、たくさん質問をしながら、安全に楽しく活動をすることができました。

このミシン指導を通して、全員がボビンの糸かけと上糸・下糸をミシンにセットできるようになり、その後のエプロン作りをスムーズに行うことができました。
ミシン実技指導
阿武町立 福賀小学校 特別養護老人ホーム 清ヶ浜 「清光苑」
職場見学や就業体験
全校児童11名で、町内にある老人ホーム施設を訪問し高齢者の方々とふれあいました。

事前に、お年寄りに対する思いやりの心をもち、相手の立場に立ってふれあうにはどうしたらよいか話し合い、計画を立てました。そして、当日は歌やゲームでふれあった後、手作りのプレゼントをお一人お一人に渡し大変喜ばれました。

子ども達は、施設を訪問し、高齢者とふれあうことから福祉について関心を持ち、今後の福賀地区の中にお住まいの高齢者の方々に対してどのように接したらよいか新たな課題を見つけたようです。
養護老人ホームの施設見学と
ふれあい活動

このページのトップへ


中学校
萩市立 萩東中学校 萩地方卸売市場
職場見学や就業体験
校区内の卸売市場に日間、職場体験を受け入れていただきました。

萩市は北浦の豊富な水産資源に恵まれており、水産業は重要な産業の一つです。魚の水揚げ整理やせりを行う職場のため、朝時過ぎから体験が始まり、昼過ぎには終了するなど、普段の生活とは違う時間帯での活動でした。自分たちが普段は寝ている時間にも働いている人がいることや、魚の流通には多くの人が関わっていること、自然を大切にすることなど、多くのことを生徒は学びました。

本校では、漁業だけでなく、果樹栽培や野菜の生産、畜産農家など、第一次産業への職場体験に特に力を入れています。参加した生徒は、自分たちで作る喜びや食の大切さなど、第一次産業の魅力や必要性を再認識しました。
市場での職場体験
萩市立 大島中学校 山口県漁業協同組合  大島支店
講師や指導者として招へい
漁業学習の一環として、大島沖の定置網での操業体験を行い、その後獲れた魚を仕分けし、さばく体験を小・中学校合同で実施しました。

定置網の漁師さんや漁協婦人部の方の指導で、魚の大切さや海のありがたさを実感する活動となりました。最後に漁協婦人部の方がその魚を調理され、あわせて大島の伝統料理である角寿司を作っていただき、参加者全員で会食しました。

地域の方々と交流を図り、ふるさと大島のことを深める充実した時間を過ごすことができました。 
漁業・海の幸体験学習
萩市立 明木中学校 明木明壽会
講師や指導者として招へい
本校では、総合的な学習の時間に「ふるさと学習」として、地域の特産物の栽培と加工を行っています。1年生は、地域の高齢者グループの「明壽会」のみなさんに御指導いただき、こんにゃくづくりに取り組みました。

明壽会のみなさんには毎年御来校いただいており、加工手順の説明から、生徒一人一人に対するきめ細やかなアドバイスまで、素晴らしい御指導をいただきました。生徒たちは日頃何気なく食べているこんにゃくが、本当に手間暇かけて作られることを知り、深く感銘を受けたようです。体験学習の最後に出来たてゆでたてのこんにゃくを、地域特産のゆずとしょう油で試食しました。

「子どもたちから元気をもらえる。ありがたい、ありがたい。」と御礼を言われて帰る明壽会のみなさんに、学校をあげて恩返しできる取組を生徒のアイデアで実施していくことを考えています。
こんにゃくづくり体験学習
萩市立 むつみ中学校 山口県萩農林事務所 他
実技や部活等の補助
むつみ中学校の学校林ではマツタケが採れ、毎年「森林(もり)の教室」として、年3回(6月、10月末、12月)のきのこ調査や森林の保全整備活動を、山口県萩農林事業をはじめ、むつみ林業振興会、阿武萩森林組合むつみ支所等の御協力のもと、行っています。

今年度の具体的な活動内容としては、
@6月14日(金)、萩農林事務所より講師の先生をお招きし、「学校林のきのこ調査」を実施しました。生徒・教職員で学校林に入り、今年は15種類以上のきのこを採集し、観察・鑑定しました。アミタケなどのきのこが多く見られ、今年は秋にマツタケが期待できるかもというお話もありました。

A10月22日(火)、16本のマツタケを採集しました。採れたマツタケは学校給食でマツタケご飯として味わうとともに、文化祭でマツタケ汁として生徒や来校者に無料でふるまいました。

B12月13日(金)、学校林の保全整備作業を実施しました。豪雨災害で被害を受けた学校林の階段修理や有刺鉄線の補修作業を行いました。

生徒たちは、「森林の教室」を通して、地域に支えられて実施できていること、森林の保全整備活動の大切さを実感するとともに、ふるさとむつみの自然を大切にしたいという思いをもつことができているようです。

森林(もり)の教室
長門市立 深川中学校 仙崎海上保安庁
職場見学や就業体験
長門市の仙崎海上保安庁に職場体験を受け入れていただきました。

最初に、勤務内容、海上保安官になるための方法等について説明を受けました。
そして、「海の警察」として、海の治安の維持、領海を守る業務、海難事故に伴う人命救助、海の環境保全の業務があることなどを詳しく学びました。昼食・休憩の後、船内見学や酸素マスクの装着体験などの機会を得ることができました。

参加した生徒は、この度の体験を通して、何よりも海上保安庁は、僕たちにとってかけがえのない存在なんだということを思い知らされた、という内容の感想が多く見られ、貴重な体験となったようです。
海上保安庁での職場体験
阿武町立 阿武中学校 特別養護老人施設 恵寿苑
職場見学や就業体験
校区内の特別養護老人ホームに2日間、職場体験を受け入れていただきました。

介護士の方からアドバイスを受けながら、利用者の方のお世話をしました。

利用者の方と談笑したり、苑内の散歩の補助をしたり入浴後に髪の毛を乾かしたりと、さまざまな体験をさせていただきました。これらの活動を通して、生徒は介護という仕事の大変さとやりがいを感じることができたようです。

特別養護老人ホームでの
職場体験
阿武町立 福賀中学校 特別養護老人ホーム 清ヶ浜 「清光苑」
事業所等での学習
福賀中学校では、特別養護老人ホームに訪問し、地域の方々との交流を深める取組を行っています。

○8月28日(水) 「神楽舞披露」
  本校が、総合的な学習の時間を使って地域の伝統文化として継承している「神   楽舞」をお年寄りの前で披露し、とても喜んでいただきました。「神楽舞」披露の   前には、施設の方から車椅子の扱い方やお年寄りとのコミュニケーションの取り  方などについても教えていただき、お年寄りとのふれ合いに役立てることができ  ました。

  12月27日(金) 「もちつき大会」
  中学生が中心となって臼と杵でもちをつき、お年寄りと一緒にもちを丸めてい    きました。お年寄りといろいろな話をしながら、楽しく活動することができました。  ついたもちは、清光苑でお正月に「雑煮」などの料理にして食べられます。お年   寄りも中学生も共に、笑顔いっぱいいのひと時でした。

老人ホームでのふれあい活動

このページのトップへ

高等学校・中等教育学校
大津緑洋高等学校 日置校舎 山口県厚生農業協同組合連合会 長門総合病院
職場見学や就業体験
看護の仕事を体験できる就業体験をやまぐち教育応援団で検索し、受け入れていただきました。

生徒は、総合的な学習の時間等での取組を通してその職務内容について、若干の知識を有していました。このことから、病院での就業体験においてもそれなりに行えるのではないかと考えていました。

実施後の感想では、事前に考えていた以上に厳しく、色々な仕事内容があったというものでした。特にオムツ替えの見学では、床ずれを実際に見て強い衝撃を受けたみたいです。また、流動食作りでは、患者さん一人一人に合わせて作るのでとても苦労したようです。体験した生徒たちは、将来看護師を目指しており、今回の就業体験でその気持ちを再確認しこれからの学校生活を取り組んで行こうと考えているようです。

今回の体験が、将来の進路を決める上での大きな力になったようです。
病院でのインターンシップ
大津緑洋高等学校 水産校舎 安藤建設株式会社 養殖事業部
職場見学や就業体験
養殖事業を体験できる就業体験先として、安藤建設株式会社養殖事業部に受け入れていただきました。

海洋科学科マリンバイオコースの生徒の中には、将来増養殖関係への就職をめざす者、大学に進学し、より高度な知識と技術を修得して技術者をめざす者等がいます。4日間の短い就業体験ではありましたが、様々なことを体験し学ぶことができました。

生徒たちは、餌の製造・準備、養殖魚への投餌、水槽掃除等の基本作業に加え、養殖業において深刻な問題である寄生虫による魚病について、寄生虫卵の観察等を行うことにより、養殖業への興味関心を深めていました。養殖業において、安全安心な水産物を供給するために、やるべきことが沢山あることや魚の健康を見極める観察力の大切さなどを実感していました。養殖業には、フォークリフトの資格も必要であり、この資格を取得した生徒もいます。

授業で学んでいることを就業体験で確認することや、職場における人間関係づくりの大切さを学ぶことができ、資格取得への意欲が高まるなど、とても有意義な体験となりました。生徒たちにとって、進路を見つめる上で大変貴重な機会となりました。

養殖事業所でのインターンシップ
奈古高等学校 萩福祉総合施設 かがやき 他9社
職場見学や就業体験
奈古高校普通科2年生は7月9日(火)〜11日(木)まで3日間、また生物資源科学科2年生は7月下旬から8月上旬にかけて2日もしくは3日間、各事業所等でインターンシップを行いました。(写真は萩福祉総合施設かがやきにて)

インターンシップを実施した後の生徒の感想には、「看護師の仕事の難しさや厳しさを学ぶ事ができた」や「学校では学べないことを知る事ができた」などの記載があり、今回の体験は、各人の進路や自己の適性について真剣に考え、具体的にイメージする非常に良い機会となったようです。

生徒の将来のために快く受入れを許可してくださった各事業所の方々には、大変感謝しています。

【インターンシップ受入れ先】
あぶらんど萩福賀・道の駅ゆとりパーク田万川・道の駅阿武町・日の丸保育園・阿武町立みどり保育園・特別養護老人ホーム恵寿苑・萩たなかホテル・萩福祉総合施設かがやき・慈生会萩慈生病院・サンマート奈古

インターンシップの実施

このページのトップへ


特別支援学校

萩総合支援学校 アトラス 萩店
職場見学や就業体験
生徒は本校高等部に入ってから、卒業後は一般の事業所で働きたいとの希望を持っていました。3年の途中までは介護・福祉関係に関心があって実習も重ねてきたのですが、その業務が自分の適性にあっているかどうか自信がない状態が続きました。

本人、家庭ともよく相談のうえ、それまでと異なる業種の実習先で実習をさせていただくことになり、実習依頼をしたところ快くひきうけていただきました。実際に実習をおこなってみると、職場の方々にとても親切に対応していただき、仕事も丁寧に教えていただいたので充実した実習となりました。また、指導に従ってある程度業務をこなせたことが自信となり、自分の適性にもあっていると感じたようでした。 

ただ、体力面であるとか、業務をこなすうえで必要なコミュニケーションの面であるとか、これから克服していかなければいけない課題はたくさんありますが、今後実習を重ね、卒業後このような仕事をしたいと希望しています。
スーパーマーケットでの就業体験

このページのトップへ