柳井地域(柳井市・周防大島町・上関町・田布施町・平生町)

小学校 中学校 高等学校・中等教育学校 特別支援学校


小学校
職場見学・就業体験
1 柳井市立柳東小学校 2 柳井市立新庄小学校 3 柳井市立余田小学校 4 柳井市立平郡東小学校
5 柳井市立柳井南小学校  6 柳井市立小田小学校  7 柳井市立大畠小学校 8 周防大島町立明新小学校
9 周防大島町立城山小学校  10 周防大島町立島中小学校 11 周防大島町立浮島小学校 12 周防大島町立安下庄小学校
13 上関町立上関小学校  14 田布施町立麻郷小学校  15 田布施町立田布施西小学校 16 田布施町立東田布施小学校
17 田布施町立城南小学校 18 平生町立佐賀小学校     
事業所等での学習
19 周防大島町立油田小学校
講師や指導者として招聘
20 柳井市立日積小学校  21 柳井市立柳井小学校 22 柳井市立柳北小学校  23 柳井市立伊陸小学校
24 周防大島町立三蒲小学校 25 周防大島町立沖浦小学校 26 田布施町立麻里府小学校 27 平生町立平生小学校
28 平生町立平生小学校      
1 柳井市立 柳東小学校 マックスバリュ 柳井店
職場見学・就業体験
 
 3年の社会科で、店で働く人と私たちの暮らしとの関係を調べるために、地域にあるマックスバリュを見学させていただきました。
 
 子どもたちは、日常的に家の人と買い物に行きますが、何気なく見ていた物が、見学を通して学習すると、いろいろな発見ができたようです。施設面では、駐車場の広さ、清掃の行き届いた店内やきれいに並べられたたくさんの商品、日頃見ることのできないバックヤードでのたくさんの品物が運ばれてくる様子や、機械化をすることで早くたくさんの商品を加工できることなどです。
 また、働く人たちに注目すると、はっきりと分担して仕事をする様子や、買い物がしやすいように商品を並べたり、新鮮で衛生的に加工したりする工夫などです。
 それらは全て買い物に来られるお客様に対する店の工夫だということに気付くことができたようです。
 
 何気なく買い物をしていた子どもたちも、お店の工夫やそこで働く人たちの様子、自分たちとの生活との関わりを深く理解し、学習のめあてを達成することができました。
店で働く人
2 柳井市立 新庄小学校 マックスバリュ 柳井新庄店
職場見学・就業体験
 
 社会科の学習で、3年生が校区にあるスーパーマーケットを見学しました。
 
 子どもたちは、興味津々な表情で店長さんのお話を聞いたり、普段は入ることができない調理場や倉庫などを見学したりしました。
 今回の見学を通して、子どもたちは、日頃客としては気づくことの出来ない商品の陳列の工夫やお客様のニーズに合わせた商品開発、そこで働く従業員への配慮など、お客様へのおもてなしの心や、商品を販売する上でのお店の工夫をたくさん発見することができたようです。
 
 事後の学習では、子どもたち一人ひとりが店の経営者になったつもりで、たくさんお客様に来店してもらえるよう工夫を凝らしたチラシを作ることができました。また、お店の方々にお礼の手紙をかくことで、感謝の気持ちを育成する絶好の機会ともなりました。

 見直そう わたしたちの買い物
〜店を調べに行こう〜
3 柳井市立 余田小学校 マックスバリュ 新庄店
職場見学・就業体験
 
 実際にスーパーマーケットを見学することで、日頃見られないお店の裏にある作業場や荷物の搬入口、パック詰めする機械などを見ることができました。また、お店の人に丁寧に説明をしていただいたり質問に答えていただいたりしたことで、疑問が解決して理解が深まりました。

 子どもたちは、日ごろ目にすることのできないスーパーマーケットの様子や工夫を知ることができ、驚くとともに、お店の人の仕事内容や苦労について理解を深めることができました。

 他にも、お客さんが買い物をしやすいような工夫はもちろん、体の不自由な人でも安心して買い物ができるような様々な配慮がされていることも学習することができ、有意義でした。


見直そう
わたしたちの買い物
4 柳井市立 平郡東小学校 平郡デイサービスセンター
職場見学・就業体験
 
 年間8回、校区内の平郡デイサービスセンターを訪問し、日頃の学習の成果を発表したり、利用者とお話やゲームをしたりしています。1・2年は教科の学習の発表を中心に、3・6年は総合的な学習の「島を元気にしよう」に位置づけて交流を図っています。

 具体的には、音読や朗読、作文発表、簡単な劇、歌や器楽演奏を披露しています。また、学校生活の様子を伝えたり、ミニゲームをしたり、さらにはセンターの秋祭りの昼食づくりをしたりするなど、利用者と交流を深めています。
 
 利用者との交流により、地域で出会うお年寄りに声かけをするなど、児童にお年寄りを大切にする心や優しさが育ってきています。また、学習の成果を発表し、たくさんの拍手をいただいたことで、成就感や満足感をもち、後の学習の意欲につながっています。入所者の笑顔からは、自己有用感も得られています。福祉という仕事について児童なりに理解もしているようです。

「高齢者のみなさんを
元気にしよう」
5 柳井市立 柳井南小学校 ゆめタウン 柳井店
職場見学・就業体験
 
 3年生社会科単元「店を調べに行こう」の学習として、市内のスーパーマーケットで職場見学をさせていただきました。
 
 子どもたちが、スーパーマーケットについて疑問に思ったことや聞いて見たいことなどの質問をし、店長さんがそれに対して丁寧に答えてくださいました。また、日ごろ入ることができないバックヤードも見学させていただきました。子どもたちは、魚や肉などがパックされている様子を見てとてもよい学習になりました。
 また、お客さんに商品を買ってもらうための工夫やレジで気を付けておられることなど直接働いている方から聞くこともできました。
 
 今回の見学を通して、スーパーマーケットがお客さんに商品を買っていただくためにいろいろな工夫がされていることが分かりました。学校に帰って、見学したことをみんなでメモを見ながらまとめることができました。中には、改めて家の方と一緒に行って学習したことを説明したいという子どもたちもいました。直接コミュニケーションを取ることは、子どもたちの心にも残り、よい体験になりました。

 
「店を調べに行こう」

6 柳井市立 小田小学校 井森工業株式会社
職場見学・就業体験
 
 生活科の「まち探検」で2年生15名が校区内にある井森工業におじゃまし、防災のことを教わりました。

 地震や津波のことや、その時に気をつけることなどを教えていただきました。南海トラフの地震では、90分後に5メートルの津波が来そうだから建物の1階にいたのではだめで、高いところに逃げるようにと教わりました。「登下校中に大きな地震があったときはこの会社に逃げておいで。泣いていたら助からないんだよ。」と温かいお言葉をいただきました。建物の4階(屋上)へ上がったり、山手にある「井森工業グループ井森アーステック株式会社」前の広場に連れて行っていただいたりしました。実際に行っておくと、いざという時に避難させてもらいやすいように思いました。
 井森工業では、非常時のための水、乾パン、ポリタンク、ラジオ、ブルーシート、懐中電灯、防寒用の体に巻き付けるシート、発電機などを備蓄しておられ、それを実際に見せていただきました。乾パンを食べながら、いざという時のために備えが必要であることも学びました。
 
 当日の日記に、子どもが「井森こうぎょうににげていいと言われてほっとしました。井森こうぎょうがあってよかったと思いました。」と書いていましたが、地域に自分たちを見守ったり声をかけたりしてくださる方や会社があることを知ることも、子どもたちにとって、とても大事な学習だと感じました。

 まちたんけん
7 柳井市立 大畠小学校 株式会社豆子郎
職場見学・就業体験
 
 社会科の学習で、3・4年生全員で訪問し、山口県を代表するお菓子の一つである豆子郎の製造工程を見学させていただきました。

 原料から、機械や人の手を使って、豆子郎という商品になるまでの工程について説明をうけたり、自分の目で確認しながら見学させていただいたりすることができました。

 また、商品を真空パックにする工程は機械で行い、商品の梱包は人の手で行うなど、それぞれのよさを生かした工場の工夫にふれることもできました。それ以外にも、働いておられる方々の服装や外部と細かく仕切られた工場のつくりなどからは、衛生面への気配りにもふれることができました。

 さらに、「まごころをもって作っている。」「食べた人が笑顔になるようなお菓子にしたい。」などの言葉からは、働いておられる方々の思いにもふれることもできました。
 
 今回の見学を通して、子どもたちは、一つのお菓子が多くの工夫や努力によって作られ、一つのお菓子の中には、働いておられる方々のいろいろな思いが込められていることに気付くことができました。また、それを自分たちの県のお菓子である豆子郎をとおして学べたことが、山口県を大切に思う気持ちにつながったように思います。


ものをつくる人びとのしごと
(わたしたちの県) 
8 周防大島町立 明新小学校 JA山口大島久賀選果場
職場見学・就業体験
 
 大島地区の3校合同社会見学で、3,4年生がJA山口大島久賀選果場を見学しました。

 大島のみかん栽培や出荷方法・出荷時期などについて、ていねいに説明してくださった後、わざわざ子どもたちのために選別する機械を稼働してくださいました。子どもたちは、みかんがセンサーで選別され、ベルトコンベアーにのって流れていき、箱に入っていく様子に驚いている様子でした。
 
 この見学を通して、、子どもたちは、郷土 大島の基幹産業であるみかんが収穫後どのように出荷されるのか理解を深めることができました。また、みかん農家の方々やみかん産業にかかわる仕事の大変さやおもしろさにふれることができました。


 
大島みかんの
出荷について調べよう
9 周防大島町立 城山小学校 マックスバリュ 新庄店
職場見学・就業体験
 
 東和地区の小学校3・4年生で社会見学に行きました。「店ではたらく人びとの仕事」の学習の一環として、スーパーマーケットの見学をしました。
 
 子どもたちは見学メモを手に、お店の方々にインタビューをして回りました。商品を陳列している人やレジを打つ人など、それぞれの持ち場で働く人に聞きたいことを尋ねていました。「お客さんが買い物をしやすいように、どんなことをしているのか。」「はたらく人は、どんなことに気をつけているのか。」など、教科書だけでは分からないことを、インタビューすることにより実際にお店の人から聞き取り、生の声として学ぶことができました。
 
 また、冷凍庫や保管庫、店舗の裏側なども見せていただきました。お惣菜作りや食品安全検査、倉庫での在庫管理の様子など、日頃見ることのできない現場も見学することかできました。スーパーマーケットで働く人の仕事について、より深く理解することかできました。

社会見学
(東和地区小学校3・4年生)
10 周防大島町立 島中小学校 しらとり苑
職場見学や就業体験
 
 本校の3・4年生は、本活動の前に周防大島高校で福祉体験を行いました。  
 そこで、お年寄りの視力を体感するアイマスクやベッドメイキング・入浴介助・車椅子等の体験をし、それを受けて学校近くの「しらとり苑」(ディサービスセンター・生活支援センター)でお年寄りとふれあう活動をしました。

 児童は、自分たちで考えたトランプ・けん玉・おはじき・お手玉等の遊びや「みかんの花咲く丘」を歌いながらの手遊びをお年寄りといっしょにしました。
 お年寄りにとってやや難しい遊びもあったので、次回はよりお年寄りサイドにたった内容にしていきたいという反省が児童から出ました。
 また、遊びだけでなく、お年寄りの肩をもんだり、1対1での会話をしたりして交流を深めました。当日、たまたま車椅子の方が来苑されなかったので、車椅子を押す体験が出来ずに残念でした。
 普段ほとんど話さない方がたくさん話すなど、児童と接することによりいい刺激になったようです。児童にとっても、知っている方が何人かおられ、地域がより身近になりました。
 
 中学年ということで交流に留まりましたが、高学年で職場体験ができれば、働く大切さや人の役に立つ喜びをより深く味わうことができ、地域貢献にも繋がると思います。

 
福祉体験を活かそう
11 周防大島町立 浮島小学校 しらとり苑
職場見学・就業体験

 「よいしょ!よいしょ!」
 杵で餅をつきます。二臼。内一つはミミカン餅です。子どもたちの力強い姿にお年寄りから笑顔が漏、自然に拍手が起こります。そして、」つきたての餅を丸めて頬張ります。子どもの隣のお年寄りが手本見せてくださっています。

「浮島小学校の発表を始めます。聴いてください。」
掛け声も高らかにリズムに乗った「浮島どっこいしょ」、恒例の「えびす舞」はお年寄りが楽しみにしておられます。「ええぞ!」の声が飛びます。力強さと透明感のある声を使い分ける合唱「歌えバンバン」「われは海の子」、お年寄りも一緒に歌っておられます。

「私たちのプレゼントを受け取ってください。」
 子どもたちは、プレゼントを両手にもって、お年寄りに駆け寄っていきます。そして、プレゼントを渡した後、歓談しています。優しい時間が流れています。
 「本当によく来てくれました。楽しみに待っていましたよ。みんなを見ていると涙が出てくるよ。来年も待っているから、ぜひ来てくださいね」

特別活動
「しらとり苑訪問」
12 周防大島町立 安下庄小学校 あさひ製菓
職場見学・就業体験
 
 生活科の学習で、お菓子を作る会社の見学をしました。

 
 お菓子は子どもにとってとても魅力的な教材です。あさひ製菓へ見学に行けると聞いて子どもたちは大変喜びました。

 しかし、工場に着いたら、すぐにお店に入ることができず、外で担当の方からお話しを伺うことになりました。そこでは、工場やお店は、食べ物を扱っているので、清潔にすることや走ったり騒いだりしてはいけないことを注意され、子どもたちは浮かれていた気持ちから少しまじめな気持ちへと変化しました。また、トイレに行くと、消毒などの設備がしっかりしていることを知りました。
 次に、工場では、機械化されたお菓子作りとともに手作業で作られていくお菓子にうっとりしていました。パティシエの人が上手にお菓子を作っておられる様子は子どもたちの夢をふくらませていきました。
 
 最後に、担当の方が、「お菓子作りにはおいしい水が不可欠である」ことと「毎日新しいお菓子の研究をしている」ということを話され、子どもたちが大好きなお菓子やケーキは自然の恵と共に多くの努力が必要だということが分かったようでした。
それでも、見学をさせていただいたことで、苦労があってもパティシエになりたいという子どもが続出しました。

まちをたんけん
〜お菓子を作る仕事〜
13 上関町立 上関小学校 上関港郵便局
職場見学・就業体験
 
 生活科の町探検で、地域の郵便局について学習しました。
 
 局長さんから、郵便局の仕事や設備等について説明していただいた後は、質問に答えていただく「質問タイム」になりました。いくつか紹介します。
 
 Q
:あのオレンジ色の玉は何ですか。
 A:防犯用で、万が一強盗が入って来た時に投げます。
 Q:防犯カメラはいくつありますか。
 A:10個以上あります。
 Q:あの扉の中に何が入っているのですか。
 A:昔の金庫です。
 
 郵便局の仕事は、手紙やはがき、荷物等を送るだけではなく、貯金や貸し出し等の金融関係の仕事をしていることも知りました。特に、防犯カメラがたくさん設置してあったり、カラーボールを用意して防犯に備えたりしていることに驚きました。
 郵便局では、係の人がパソコンで忙しそうに仕事をされていました。お客さんに知らせるポスターやチラシがたくさんありました。また、郵便ポストの中も初めて見ることができ、短い時間に集める工夫がよくわかりました。
 また、児童は、手紙やはがきを出すときには、郵便番号や住所、宛先をはっきり書いて迷惑をかけないようにすることが大切であることに気付いたようでした。

 
町探検「上関港郵便局」見学
14 田布施町立 麻郷小学校 マックスバリュ田布施店
職場見学・就業体験
 
 3年生の児童は、社会科の学習を通して「多くの人が、スーパーマーケットを利用しているのはなぜだろう?」という疑問を持ちました。そこで、マックスバリュ田布施店を見学させていただき、調べることにしました。

 まず、野菜や肉を切り分けてパック詰めしているところや鮮度管理をしているところ、冷蔵庫の中などを見せていただきました。次に、お店の人へインタビューをし、初めて買い物に来た人でも一目で分かるように商品の陳列や表示の工夫をしていることを教えていただきました。
 
 職場見学を通して、スーパーマーケットには、お客さんの立場に立った工夫や心遣いがたくさんあることを学ぶことができました。
スーパーマーケット「マックスバリュ」を見学したよ!
15 田布施町立 田布施西小学校 マックスバリュ西日本(株)田布施店
職場見学・就業体験
 
 3年生社会科の学習で、スーパーマーケットで働く人々の仕事の様子を調べるために、店舗を見学し、お店の方から話を聞きました。

 分かりやすく看板で置き場所を示したり値札や産地を書いたりして商品の陳列していること、安全のために常に管理に配慮していること、短い時間で支払いができるようにレジでの工夫をしていることに気付くことができました。また、トップバリュというマックスバリュ独自の製品を販売することで、消費者が安く購入できるようにしていることを聞きました。さらに、商品がどこから来ているか調べることで、地元の物から外国の物までひろく扱われており、自分たちの生活が様々な地域とつながっていることに気付きました。
 ヤードの中の様子も見学させていただき、日頃見ることのできない働く人の努力や工夫、機械の働きや、倉庫の中の様子まで実際に見ることができ、学習を深めました。
 
 今回の見学を通して、子どもたちは、地域にあるスーパーマーケットが、買う人の願いが叶うように工夫していることを知り、自分たちの生活と強く結びついていることを理解しました。

スーパーマーケットを見学しよう
16 田布施町立 東田布施小学校 ピクロス
職場見学・就業体験
 
 社会科の学習で、ピクロスを見学させていただきました。
 
 まず、店の裏にある野菜、肉、魚、総菜のコーナーを見せていただきました。重さを量る大きなはかりや肉を切る機械などがありました。お客さんが必要な大きさの野菜が選べるよう、1/4、半分、まるごとといったいろいろな大きさの野菜を準備していることも知りました。日頃は見ることができない裏の様子を初めて見ることができ、大変勉強になりました。
 次に、店内を見学させていただきました。商品がどこにあるか分かりやすいように表示してあったり、特売品が目立つ所に置いてあったりするなど、店の人は、お客さんのことを考えて仕事をしていることが分かりました。
 さらに、お客さんにも進んでインタビューをし、ピクロスを利用している理由などを聞くことができました。お客さんの願いと店の工夫がむすびついているからピクロスにお客さんがたくさん来ていることを知りました。
 
 今回の見学を通して、子どもたちは、スーパーマーケットではたらく人びとがお客さんが安心して買い物ができるように、新鮮な品物をそろえたり、衛生に気をつけたりしていることをしっかり理解することができました。

店ではたらく人びとの仕事
「スーパーマーケットのひみつを
見つけよう」
(ピクロスの見学)
17 田布施町立 城南小学校 地域交流館
職場見学・就業体験
 
 社会科の学習で、3年生全員が地域交流館で働いておられる方の様子や工夫について
見学させていただきました。
 
 地域交流館は田布施町でとれた作物や鮮魚、特産品を中心に販売している、田布施町にしかないお店です。お店の中を見学させていただいて、売っている物の値段や種類を調べ、大きさや数、出荷している人によって同じ作物でも値段はそれぞれ違うことや、旬の物がたくさん並んでいることなどに気付くことができました。また、工夫していることや気をつけていることなどを質問させていただくことで、安くて新鮮な地元産の物を、地元の人においしく食べてもらいたい、というお店の人たちの願いや、そのために工夫していることなどをたくさん知ることができました。地域交流館をこれからもっと利用したいと感じた子がたくさんいました。

 今回の見学を通して、子どもたちは、スーパーマーケットとはまた違う、地元のお店の良さや、働く人の思いや願いをしっかり理解することができました。また、地産地消の大切さにも気付くことができました。


店ではたらく人々の見学
(地域交流館見学)
18 平生町立 佐賀小学校 山口県警察本部
職場見学・就業体験
 
 4年生の社会見学で、山口県警察本部を見学しました。
 
 通信司令室の見学をし、110番通報がどのようにして警察官に伝わり、現場に出動するのかを学習することができました。
 また、パトカーや白バイに試乗させてもらい、様々な用具や装備の説明をしていただきました。
 
 これらを通して、安全を守るための様々な仕事について体験することができました。
山口県警察本部
19 周防大島町立 油田小学校 なぎさ水族館場
事業所等での学習
 
 校内に水族館を有する横浜市立間門小学校に海の生き物を送るために、なぎさ
水族館で、1、2年生が海の生き物の梱包作業を体験しました。
 
 子どもたちは、水族館の方のアドバイスを受けて、ウニ、なまこ、アメフラシ、ヒトデ、サザエ、などを二重にしたビニル袋に入れました。
 
 また、ビニル袋に酸素を入れたり氷を入れて発砲スチロールの箱に入れたりする作業を見学しました。その間、水族館の方から生き物についてお話を聞くことができ、貴重な体験をすることができました。

 
水族館での生き物梱包作業体験
20 柳井市立 日積小学校 教育・学習支援団体seeds
講師や指導者として招へい
 
 5月に図画工作科の時間を使い、3・4年生児童を対象にした「竹による水鉄砲作り」を行いました。
 
 伝承芸能のすばらしさや昔の人々の知恵を学び、工夫を凝らして物作りができる能力を高めることをねらいとして、地域にいる竹細工を得意としている教育・学習支援団体seedsの方々をお招きして指導していただきました。
 指導者による全体説明では、竹の特性、工具の扱い方、水鉄砲の仕組みについて理解を深めました。次に行った実技指導では、水鉄砲の部品作りを協力して行う中で、安全に配慮した竹挽き鋸やキリの扱い方を教わりました。
 
 この授業を通して、子どもたちからは「同じ竹でも形や大きさによって名前が違い、水鉄砲作りには破竹という竹も使うということが分かりました。」「竹を切るときは、引くときに強く力を入れて、スポンジは強く押さえながら巻く、キリを使うときは、強く押しながらしっかり回すなど、難しい作業も道具の扱い方のコツがあることが分かりました。」「指導者の方は、とても上手に作り、飛ばし方もうまかったです。どうやったらよく飛ぶかを考えながら、工夫を繰り返して、今まで何回も作ったから、よく飛ぶ水鉄砲が作れるんだと思いました。」等の感想が集まり、物作りの知恵や工夫について学べる良い機会となりました。

竹による水鉄砲作り
21 柳井市立 柳井小学校 (有)金井石油店 あさひ製菓株式会社 (有)木阪賞文堂 (有)山中 他
講師や指導者として招へい
 
 6年生は、柳井まつりの屋台実習に向けて、計6回の出前授業をしていただきました。

 第1回授業では「商売の基本について」、第2回授業では「仕入れについて」、その後は屋台準備作業が開始され、店舗レイアウト、POP作成講習、包装講習、接客、金銭授受講習、屋台リハーサルなどを教えていただきました。子どもたちは、教わったことをもとにしながら、自分の個性や能力が活かせる仕事内容を選び、各部に分かれて準備、練習を行いました。自分たちが扱う商品について調べ、アイデアを出し合いながら必要な道具を作り、宣伝や接客の練習を重ねて当日を迎えました。

 11月23日の柳井まつりでのちびっこ屋台実習では、クラスごとに、花、柳井特産品、お菓子の販売をしました。企画・準備から片付けまで自分たちの力でやり遂げることができた子どもたちの表情は、みんなで協力し合って一つのものを作り上げてきた達成感に溢れていました。
 
 最後に決算、反省会、報告会をしました。夏休み前から、ちびっこ屋台の決算まで、長い間、大変お世話になりました。働くことの厳しさや楽しさ、そして、お金の大切さについても学ぶことのできた有意義な活動となりました。


柳井祭りに参加しよう
「ちびっこ屋台」 
22 柳井市立 柳北小学校 東部ヤクルト販売株式会社
講師や指導者として招へい
 
 保健の学習で、生活習慣のよる疾病を分かりやすく学習するために、山口県東部ヤクルト販売株式会社の方の無料出前講座を申し込むことにしました。

 今から思春期を迎える児童にカルシウムの大切さや骨の役割を知らせることで、改めて自分の生活を見直すきっかけとなりました。

 また、骨の内部が分かる模型やプレゼン用の画像、現職の保育士さんによる紙芝居など子どもたちに楽しく学ぶことができる工夫をしてくださいました。紙芝居を聞きながら思わず笑いが出て、骨によくない生活習慣についてより理解を深めることができました。
 
 そして、さらに学習したことを「クイズ」という形で振り返りました。人間の骨の数やキリンの首の骨の様子などについての出題でしたが、ほとんどの児童が正解することができました。分かりやすく興味深いお話だったからだと思います。正答が発表されるたびに歓声があがり、自分たちが学んだことを再確認することで、これからの生活に生かしていきたいという思いにつながることと思います。


病気の予防
23 柳井市立 伊陸小学校 柳井市連合婦人会 伊陸支部
講師や指導者として招へい
 
 年間を通して毎週2回(火曜日・木曜日)、8:10〜8:25の朝の学習の時間に、本の読み聞かせをしていただいています。図書の選定はお任せしていますが、学年、季節、国語の学習、その時々のニュース等をふまえて選んでいただいています。
 
 各学年とも月に2回、読み聞かせの時間がありますが、子どもたちは毎回とても楽しみにしています。読み聞かせのおかげで、子どもたちの本への興味関心が高まり、今まであまり読まなかったジャンルの本を読み始めた子どもや、同じ作者の本を読み比べたりする子どもも増えてきました。また、読書が、集中力や読解力の向上にもつながっています。
 
 秋の読書週間には、上学年と下学年の児童がペアになっての読み聞かせをします。ボランティアの方々の語り方や間の取り方等を参考に、上学年の児童が選んだ本を下学年の児童に読み聞かせています。

本の読み聞かせ
24 周防大島町立 三蒲小学校 三蒲地区婦人会
講師や指導者としての招聘
テキスト ボックス: 運動会当日
 
 毎年、三蒲小の運動会で、地域の皆さんといっしょに大島音頭を踊っています。
 
 三蒲婦人会の方を指導者にお願いして、事前に時間、児童に踊り方を教えていただき本番に備えています。
 
 子どもたちは、教えていただいた踊りを、運動会当日、地域の方と上手に踊っています。婦人会の方々も踊りの輪に加わっていただき、盛り上げてくださっています。
 
 
運動会「大島音頭」
25 周防大島町立 沖浦小学校 東部ヤクルト販売株式会社
講師や指導者として招へい
 
 本年度の学校保健安全委員会のテーマ「良いウンチを出すための食事や生活習慣について学ぼう」について、山口県東部ヤクルト販売より2名の管理栄養士を講師に招き、「ウン知育教室」を開催しました。

 良い排便習慣を身につけることは、食事・運動等とも大きく関わることから、規則的な生活習慣の必要性について排便をとおして考える機会にしたいと実施しました。スライドやエプロンシアター、ウンチの模型等を見て先生のクイズ形式の質問に答えながら、保護者・児童一緒に楽しく学ぶことができました。
 
 ウンチは、体の調子を知らせる「お便り」ということで、児童は、色・形・硬さ等から、どんなウンチが良いのかを知り、ウンチの大切さに驚いていました。また、良いウンチは、自分の力でデザインできることから、ウンチを「作るチカラ」「育てるチカラ」「出すチカラ」の3つのチカラを毎日鍛えることが重要であるということも知りました。家族みんなの健康管理に役立てられる良い学習となりました。


 
ウン知育教室
26 田布施町立 麻里府小学校 地域の元国体選手だった方
講師や指導者として招へい
 
 地域に住んでおられる元平泳ぎの国体選手だった方に、毎年、プールに入る前の水泳のための手足の運動や実際にプールの中での体育の授業、夏休み中の水泳記録会に向けた練習に、今年も5回おいでいただき指導を受けました。

 水泳指導技術について専門的な助言をしていただいたり、直接児童への指導をしていただいたりしました。
 手のかき方、足の打ち方等、プールの中で実技を交えながら具体的に一生懸命に指導をされ、児童は、少しでも上手く泳げるようになろうとがんばっていました。

 ひとかきでぐっと進む指導者の泳ぎを見た児童は、驚きの声を上げ、さらに速く泳げるように、そして、記録の更新ができるようにと意欲的に取り組んでいました。
27 平生町立 平生小学校 FM山口編成制作部
講師や指導者として招へい
 
 社会科の学習で、FM山口編成制作部から講師の先生をお招きし、放送のしくみとメディアリテラシーについてお話をしていただきました。この内容は3学期の始めに学習する「わたしたちのくらしをささえる情報」と関連させることができるので、教師側も授業を展開する上で良い参考になりました。

 講師の先生は、アナウンサーらしく巧みな話術で子どもたちにわかりやすくお話をしてくださったので、1時間でしたがあっという間に過ぎたような気がしました。特に、メディアリテラシーという言葉の意味を、今の世の中では毎日とても多くの情報がいろいろなメディアで私たちに伝えられていること、そしてその情報をしっかりと選んで自分の行動につなげていく力のことだと子どもたちに教えてくださいました。
 
 子どもたちの感想に「今まで、何気なく見たり聞いたりしていたテレビやラジオがいろいろな情報を教えてくれていることが分かりました。間違った情報を信じることがないように、これからは気をつけていきたいと思います。」とありました。さまざまな情報が飛び交う社会の中で生活している子どもたちが、メディアリテラシーをしっかりと意識してほしいと思いました。 

放送の仕組みとメディアリテラシー
28 平生町立 平生小学校 あさひ製菓
講師や指導者として招へい
 
 キャリア教育の一環として、総合的な学習の時間にあさひ製菓より講師の先生をお招きし、パティシエについてのお話をしていただきました。これは、5年生の中でパティシエになりたいという夢を持っている子がとても多かったからです。 
 まず、人気商品である「ザッハトルテ」の作り方について映像を見ながら説明していただきました。機械を使わず、ほとんど手作業で作られていたことに子どもたちは驚いていました。

 次に、仕事をする上での苦労を話してくださいました。ケーキを作ることは力が必要であること、同じ物を何度も作ることは難しいことなど、仕事は、決して楽しいことだけではないことを教えてくださいました。

 
 最後に、子どもたちからの質問で、パティシエになったきっかけを話してくださいました。講師の先生はパティシエになりたいという夢を諦めきれず、転職したそうです。「夢を追い続けることは決して簡単なことではありませんが、いつか叶うと信じ、夢に向かって努力してほしい」というメッセージは子どもたちの心に響きました。

 
キャリア教育「夢に向かって」

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中学校

職場見学・就業体験
1 柳井市立柳井中学校 2 柳井市立柳井西中学校 3 周防大島町立久賀中学校 4 周防大島町立情島中学校
5 周防大島町立安下庄中学校 6 上関町立上関中学校 7 田布施町立田布施中学校 8 平生町立平生中学校
9 平生町立平生中学校
講師や指導者として招聘
10 周防大島町立大島中学校  11 周防大島町立東和中学校
1 柳井市立 柳井中学校 西京銀行柳井支店
職場見学・就業体験
 
 働くことの大切さや厳しさを、身をもって体験し、職業や勤労への関心を高め、望ましい職業観を身につけること、
事業所や地域の人々とのふれあいを通して、社会人として必要なマナーを身につけること、事前学習や事後の意見発表会・個人レポート作成などを通して、自ら課題を見つけ、主体的に学習に取り組む意欲を高めることをねらいとして、本実践に取り組みました。
 
 次に、本実践を通して生徒がもった感想を紹介します。

・仕事をする上でお客さんのことを考えて行動することがとても大事なことだと分かりました。「社会の役に立っている」というはどの仕事でも変わらないと思うので、自分の仕事に責任をもち、社会のために働いているという自覚を持ちながら仕事をしようと思います。

・この体験を通して、あいさつや返事など声を出すことや自分一人で働いているわけではないという事など、改めて仕事の大変さが分かったし、将来のためになったと思います。

・私が3日間で学んだことは、マナーなど基本の大切さです。最初は、銀行は難しそうというイメージをもっていました。でも、確かに難しいこともありましたが、一番大切なのは返事・挨拶ということを教えていただきました。学んだことをこれからの生活で生かして、返事・挨拶を心がけたいです。
 職場体験学習
2 柳井市立 柳井西中学校 ヘアーサロン太陽 広瀬店
職場見学・就業体験
 
 校区内にある理容店ヘアーサロン太陽に2年生3名の職場体験を受け入れていただきました。

 担当の方から、あいさつやお辞儀、掃除、実技(セット、編み込み等)を懇切丁寧に教えていただきました。あいさつはお店の印象にもつながるので、時間をかけて教えていただきました。お店では、『よ・い・オ・ア・シ・ス』といって、「ろしくお願いします」「らっしゃいませ」「願いします」「りがとうございました」「つれいします」「みません」というあいさつがあり、それと合わせて、お辞儀にも、「会釈」「敬礼」「最敬礼」があることを体験していました。
 実技では、マネキンで練習した後、実際にお客様のご協力のもと、編み込み等をさせていただきました。丁寧な指導のお陰で、きちんとできるようになったようです。
 台風接近のため、当初2日間の予定が残念ながら1日だけの体験となりましたが、生徒たちは、働くことの厳しさや難しさ、成し遂げたときの充実感をもったようです。
 
 このたびの大変貴重な体験を通して、これからの自分の行動を考えて、社会に出て役に立つ人になりたいという思いを強くしたようです。

職場体験学習(2年)
3 周防大島町立 久賀中学校 久賀保育園・周防大島町立久賀図書館
職場見学・就業体験
 
 久賀保育園と周防大島町立久賀図書館に生徒を受け入れていただき、2日間の職場体験学習を行いました。

 
 久賀保育園では、年長と年少を担当させていただき、運動会練習や着替えの手伝いをしたり、子どもと一緒に散歩したりしました。職員の方が子どもをしっかりと誉め、その後、子どもがやる気を出して取り組んでいた姿が印象的だったようです。誉めることの大切さを認識していまいた。

 周防大島町立久賀図書館では、本の貸出・返却業務やカバーかけ、館内整理を担当させていただきました。職員の方から、あいさつの声の大きさやすばやく行動すること、笑顔で接客することの大切さを教えていただきました。初めのうちは仕事に戸惑っているようでしたが、職員の方からの優しい声かけにより、自信をもって丁寧に仕事ができるようになりました。

 
 生徒の感想には、「仕事は大変でしたが、やりがいのある仕事だと思いました。」「仕事の奥の深さや丁寧に仕事をこなしていくことの大切さを学びました。」と記されていました。生徒を受け入れ、親切に指導していただいたので、職業や勤労への意欲が高まり、将来の生き方を深く考えるためのよいきっかけにすることができました。


職場体験
4 周防大島町立 情島中学校 なぎさ水族館
職場見学・就業体験
 
 中学2年生の3名が、9月11、12日の2日間、職場体験学習を行いました。1人は、水族館に興味があったので、学校から近い、なぎさ水族館で職場体験をさせていただきました。

 
 事前に、生徒が水族館に電話であいさつをして、持って行くものや服装などを確認したり、自己紹介文や質問したいことを紙に書いたりしました。

 1日目は、水槽の掃除をしたり、餌をあげたりしました。水槽の掃除では、餌の食べ残しやフンなどを見つけるのが、難しかったそうです。また、餌はイカなどを、魚の大きさに合わせて、大きく切ったり、小さく切ったりしたそうです。

 2日目は、掃除、餌やりの後に、水槽のレイアウトをさせていただきました。砂や岩などを選んで水槽内に配置して、好きな魚を入れていきました。実際に、水族館内に展示させていただきました。

 
 今回の職場体験学習を通して、水族館の裏側を知ることができました。日本一小さな水族館であることや、周防大島の海にいる魚を調べていることや、新種を発見することもあることや、寿命の短いクラゲは毎日海に採りに行っていることなどです。そして、水槽をきれいに管理することが大変な日課であることがよく分かったようです。

職場体験学習
5 周防大島町立 安下庄中学校 山口大島農業協同組合Aコープ安下庄店
職場見学・就業体験
 
 今年度も、やまぐち教育応援団登録事業所である、山口大島農業協同組合Aコープさんに、2人の生徒を2日間に渡って、職場体験学習として受け入れていただきました。
 
 初日は、店員の方から、野菜の包装、品出し、パンの注文、農協内の見学、農薬の販売の見学等を行いました。2日目は、野菜の包装、品出し、商品棚の整理、商品の補充等を行いました。具体的には、パンの注文に携わらせていただきました。以前は、紙のマークシートでの注文だったそうですが、昨年よりタブレットでの注文になり、実際に注文させていただき、個数や種類の間違いに大変気を使いました。
 
 商品の品出しでは、商品の名前をお客様によく見える向きに置くことを教わり、自分たちで考えながら陳列していきました。野菜の袋詰めでは、袋を閉じるテープがなかなか切れなかったり、ちゃんと貼れなかったりしましたが、コツが分かってくるとうまくでき始めました。野菜の陳列では、見栄えが良いように置くことも自分たちで考えました。普段なにげなく買い物をしていましたが、お客様のことを考えて食生活のお手伝いをされている事業所の苦労を体感したようです。

お客様第一に、
お客様の身になって
6 上関町立 上関中学校 上関相互保育園
職場見学・就業体験
 
 町内の保育園に3日間、ふるさとチャレンジ活動(職場体験)を受け入れていただきました。
 
 保育士の方から多くのアドバイスを受けながら、元気いっぱいの園児達と過ごすことができました。
 
 日頃元気な生徒も、園児たちのパワーに圧倒されてしまいました。園でのスケジュールどおりに3日間の職場体験をすることによって、さらに強く保育士になる夢をもつことができたようです。
上関相互保育園での
ふるさとチャレンジ学習
(職場体験学習)
7 田布施町立 田布施中学校 ローソン田布施天神店
職場見学・就業体験
 
 平成26年5月21日(水)〜23日(金)の3日間、「総合的な学習の時間」の学びの一環として、職場体験学習を行いました。生徒は興味をもった仕事について課題を設定し、実際に様々な仕事をするなかで、各自の課題を解決することができました。

 コンビニエンスストアーでの職場体験学習では、清掃や棚の整理整頓などの地道な作業をこつこつと積み重ねていくことで、きれいな店内が維持され、お客さんに気持ちよく買い物をしてもらうことができることを知りました。最初は大きな声でのあいさつを恥ずかしがっていましたが、最後には自然とできるようになりました。
 
これらの体験を通して、小売業に対する理解が深まるとともに、働くことの意義や喜びを考えることができました。

職場体験学習 
8 平生町立 平生中学校 カワムラ獣医科病院
職場見学・就業体験
 
 校区内の獣医科病院に、2日間、職場体験学習で生徒を受け入れていただきました。

 生徒達は病院内の施設を見学し、説明を受けたあと、動物のシャンプー洗浄やブラシなどを使ったトリミングを行いました。自分たちの扱う対象が生き物であるため、動物たちの気持ちを考えた丁寧な対応に気を配りました。それぞれの仕事の重要ポイントなどを教えてもらい、充実した活動になりました。
 また、緊急に入った動物の治療の様子も見学させてもらいました。間近にみる処置中の血をみて、思わず意識が遠くなる事もあり、現場の実情を肌で感じることができました。立ち仕事で体力的にきつかったようですが、そんな中でも職員の方々の働いている姿に、社会人としての責任も感じ、自分達もがんばらなくてはと思ったようです。
 しなくてはならないことがたくさんあり、仕事を覚えることで精一杯でしたが、丁寧に指導していただき、無事に2日間勤めることができました。さまざまな仕事を体験させていただき、感謝しています。
 
 生徒たちは、責任をもって働くことや、笑顔や挨拶がとても大事なものであることにあらためて気付くことができ、貴重な2日間を過ごすことができました。

シャンプー後のタオルドライ 
9 平生町立 平生中学校 味の里さざん亭 柳井店
職場見学・就業体験
 
 近隣の和食レストランに、2日間、職場体験学習で生徒を受け入れていただきました。

 生徒達は主にランチタイムの定食作り、片付けなどに取り組みました。次々と入るオーダーに応じてうどんの準備をしたり、カウンターでお冷ややコーヒーの準備をしたりするなど、途切れることのない注文に手際よく対応していく体験をしました。手洗いなどの衛生面に配慮するのは当然のことで、うどんの準備をするときなどは、お客の口に入るということを意識して一つ一つを丁寧に作りました。食品に対する気配りやお客様に対する気遣いがなされていることに改めて気づくことができました。
 また、いろいろ作業するので手が痛かったり、立ち仕事で体力的にきつかったりしましたが、その中で従業員の方々が働いている姿に、社会人としての責任を感じ、自分達もがんばらなくてはと思ったようです。
 しなくてはならないことがたくさんあり、仕事を覚えることで精一杯でしたが、丁寧に指導していただき、無事に2日間勤めることができました。さまざまな仕事を体験させていただき、感謝しています。
 
 生徒たちは、責任をもって働くことや、笑顔や挨拶がとても大事なものであることにあらためて気付くことができ、貴重な2日間を過ごすことができました。
定食の配膳準備 
10 周防大島町立 大島中学校 大野工業株式会社 大野 圭司 様
講師や指導者として招へい
 生徒達が将来の自分について考え、目標をもって計画的な人生の設計をすることをねらいとして12月に1時間、1月に2時間、3月に1時間の講座をもっていただくことにしました。
 
 12月は初日ということで、講師の生い立ちや小さい時から町おこしをしたいという夢をもって取り組んできたことを話していただきました。講師の実体験が元なので、とてもわかりやすく親しみのある内容でした。
 英国の大学教授の研究結果をもとに10年後に存在している職業や無くなっている職業の話があり、生徒達はとても驚いていました。
 
 夢をもち、人生設計をすることの大切さを話していただき、講師がかかわった生徒の人生設計と実際に目標を達成しつつあるあることの実例を示していただきました。次回からは、これから人生設計をする上でのポイントや具体例が示され、自分たちの人生設計をしていく過程に入ると思われます。
キャリア教育(将来つきたい職業について考える。)
11 周防大島町立 東和中学校 瀬戸内ジャムズガーデン 松嶋 匡史 さん
講師や指導者として招へい
 
 本校は総合的な学習で3年間を通したキャリア教育に取り組んでいます。その中で2年生は起業家体験学習と職場体験を行っています。起業家体験学習では、瀬戸内ジャムズガーデンの松嶋匡史さんから「起業家体験談の講話」や「出店の企画についてのアドバイス」をいただきました。

 
 「起業家体験談の講話」では、住んでいる地域の価値を見いだし、この土地でしかできないサービスの提供をすることが大切であることなど、生徒は起業する際の着眼点や工夫について教わりました。

 また、株主募集のための企画発表会では、松嶋さんにアドバイザーとして生徒の企画に対して助言をいただきました。松嶋さんから「ここにしかないものの提供」「お客様を驚かせるための仕組みづくり」等、出店に際してのアドバイスをいただきました。生徒は松嶋さんだけでなく、他の起業家の方々から多様な視点での助言をいただきました。

 
 この一連の学習で、生徒たちは、地域の起業家から直接助言をいただくことを通して、充実した学びとなりました。

起業家体験学習

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高等学校・中等教育学校

職場見学・就業体験
1 周防大島高等学校 2 柳井商工高等学校 3 熊毛南高等学校
講師や指導者として招聘
4 田布施農工高等学校 
1 周防大島高等学校 さつき園
職場見学・就業体験
 
 地域創生科の年次生が、地域における自立生活支援について学ぶために、授業の一環として行っている施設見学の訪問を受け入れていただきました。


 最初に園長の古川英希さんから、さつき園の施設や障害者福祉についての説明をしていただきました。その後、数名毎の班に分かれて、ウエス加工や陶芸、農耕等の作業を利用者の方と共同で行いました。そのなかで生徒たちは、自己紹介や声かけ等、利用者の方との積極的な交流を行うことができました。
 
 生徒たちは、今回の施設見学をとおして、知的障害を持つ方々が働きながら自立し、地域で暮らしていくための支援の場としての福祉施設の役割を学ぶとともに、社会福祉に対する意識を高めることができました。

施設見学
2 柳井商工高等学校 株式会社華月堂、あさひ製菓株式会社、株式会社イズミ柳井店
西尾株式会社、有限会社山中、ルンピニ保育園
くすりのファーマシー柳井本店、有限会社はなわ、柳井図書館
ヘアーサロン太陽
職場見学・就業体験
 
 本校では、総合的な学習の時間の一環としてインターンシップ(就業体験学習)を実施しています。仕事の内容、進め方、規律を学ぶだけでなく、職場のもつ社会的な意義を理解し、正しい職業観・勤労観を身につけ、実践する心構えや態度を養います。
 
 生徒たちは、4日間のインターンシップをとおして、働くことの大切さや厳しさなど、身をもって学んでいます。普段学校では経験できない体験をとおして、あいさつや身だしなみ、職場の方々とのコミュニケーションの大切さが十分理解できたようです。また、各自希望する職種での実習は、生徒自身の進路をより具体的なものとし、生徒自身の適性や身につけなければならない知識、能力、技術などがより明確なものとなりました。
 
 今回、インターンシップで学んだことは、これからの社会生活で必ず生きてきます。また、生徒自身の将来の職業を考える上で参考となるよい機会になりました。

望ましい職業観・勤労観を養う
インターンシップ
3 熊毛南高等学校 つばさ保育園
職場見学・就業体験
 
 キャリア教育の一環として、将来、保育士をめざそうという生徒(2・3年次生)を対象に夏休み2日間の体験実習を実施しました。当園には、毎年、生徒の受け入れでお世話になっています。
 
 紙芝居、配膳、昼寝、本の読み聞かせなど、実際に子どもたちとふれあっていろいろなことを経験することができました。
 生徒は、自分に保育の仕事ができるのかと不安になった時もあったようです。しかし、実習をするうちにこどもの純真さや素直さにふれ、そういった不安や迷いは自然と消えていき、全員の生徒が、将来は保育士になりたいと強く思うようになりました。
 
 実施後の生徒の感想では、「短大に行ってからでなく、高校のうちにこういった体験ができて本当に良かった」、「短大に行き、今以上に勉強して、自分の思い描く保育士になりたい」など、意欲を高める絶好の機会となりました。
保育園実習
4 田布施農工高等学校 酒井酒造株式会社
講師や指導者として招へい
 
 田布施農工高校の食品科学科では、食品の加工、食品の成分分析、微生物の利用法などについて学習しています。その中に、全国的にも珍しい酒造りに関する科目「酒類醸造」があり、生徒は実習で本校独自の日本酒「滄桑(そうそう)」を試験醸造します。その「滄桑」の原料となる酒米は、生物生産科や食品科学科の生徒が校内の水田に植え付け、栽培、収穫したものを利用しています。

 
 やまぐち教育応援団の一員である酒井酒造株式会社からは、講師を派遣していただいており、酒造りの基礎的な知識や技術について現場の詳しい説明をいただいています。また、酒造りについて生徒に早い段階から興味、関心を持たせることで、卒業後の進路先の一つとして酒造メーカーを選択するための一助となることも期待されます。

 生物生産科1年生を対象にした酒米に関する講義では、酒米の品種やその特徴について学習し、おいしい酒を造るには、まず原料となる酒米の品質がいかに大切であるかを御教示いただきました。
 また、食品科学科2年生を対象にした酒造りに関する講義では、指先で湯の温度を予測したり、3種類の酒の香りを嗅いで銘柄を当てたりするなどの実技体験があり、生徒は強い興味・関心を示していました。
 
 昔に比べて、酒造現場の施設設備が近代化したとはいえ、現在でも機械だけでなく、職人の優れた感覚が酒造りの現場で必要であることを学びました。食品科学科の生徒は3学期に酒造実習を行いますが、それに先駆けて酒造のプロから直に知識や技術を学べたことは、とても貴重な体験となりました。今回の講義内容を今後の酒造実習や進路指導に生かしたいと考えています。

酒造りの基礎的知識や技術を学ぶ

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