厚狭地域(宇部市・美祢市・山陽小野田市)

小学校 中学校 高等学校・中等教育学校 特別支援学校


1 宇部市立 藤山小学校 宇部蒲鉾株式会社
職場見学・就業体験
 三つのグループに分かれ、工場などを見学させていただきました。

 「かまぼこ歴史館」では、昔のかまぼこの作り方や製造の工程をていねいに教えていただきました。そこには、昔、使用していた『かまぼこ製造工具』を再現したものや、当時の様子を人形や模型でも紹介してあったので、子どもたちは、メモをとりながら一生懸命に聞いていました。

 山口県の名水、霜降山の天然清水で、かまぼこやちくわがつくられていることを教わりました。実際にその水を飲みましたが、冷たくてとてもおいしかったです。

 工場見学では、市販されているかまぼこやちくわがどんな風に機械でつくられているか、じっくり説明していただきました。いただいたちくわは、本当においしかったです。
3年社会見学
2 山陽小野田市立 赤崎小学校 山陽小野田市立中央図書館
職場見学・就業体験

 社会見学のコースの中に組み入れて、山陽小野田市立中央図書館を見学しました。(総合的な学習の時間と社会科の学習)図書館員さんの中には読み聞かせボランティアとして来校していただいている方もいます。

 出前図書館として、年間2回程度学校に図書館の本を持ってきていただいたり、読み聞かせをしていただいたりしています。(1年生)

 本の貸し出し返却のお仕事だけでなく、毎月入ってくる新刊や古い本の修理はもちろん、DVDなどの視聴室もあって図書館の新しい発見がたくさんありました。毎日お家に配達される新聞も保存していると聞いてまた驚きでした。

 また、10月には、赤崎小学校にも演奏に来られたヴァイオリンとピアノのミニコンサートも開催されたということでした。(2F 視聴覚室)山陽小野田中央図書館は、本だけでなく、市民のみんなさんの色々な情報を扱っていることがよくわかりました。

 今回の見学で、図書館では、色々な仕事をしていることがわかりました。もっともっと図書館を利用して、色々な本を読んだり、ほかのことを勉強したりしたいなと思いました。
山陽小野田市立中央図書館を
見学したよ!
3  美祢市立 於福小学校 美祢観光開発株式会社 道の駅おふく
職場体験・就業体験

 総合的な学習の時間に「おふく科」として地域学習を位置づけています。地域学習として3・4年生が「ふるさと大好き」を学び、そしてふるさとのすばらしさをアピールするために、子どもジオ・ガイド活動を行います。校区内にある道の駅おふくで施設の見学・取材を行いました。

 まず、道の駅おふくの設立年度や施設の説明を受けた後、店内での販売の工夫や売れ筋ランキング、年間来場者数等の質問をしました。その後、隣接する温泉施設や足湯の機械室等を見学して、温泉での工夫も教えていただきました。

 取材を終えたら、自分たちでパネルにまとめます。観光客の方に見ていただくので、特徴や良さが伝わるようにパネルや説明文を工夫して考えます。

 取材しまとめたことを1枚から2枚のパネルにして、来場される観光客や買い物客の方に道の駅おふくと温泉のこと、近くの水神公園や弁天池などのジオガイドもします。この活動をとおして、自分たちのふるさとのことを詳しく学ぶことができ、分かりやすい説明の仕方やパネル作成等プレゼンテーション能力の育成にも役立ちました。
総合的な学習:
「ふるさと大好き於福」
〜道の駅で子どもジオガイド〜
4 宇部市立 西岐波小学校 株式会社 山口茶業
事業所等での学習

 地元でお茶を製造されている山口茶業を訪問して3年生113名の児童がお茶に関する学習を行いました。

 山口県のお茶は、約600年の歴史があり、明治時代には、「防長茶」として全国に名を広めていたことを知り、子どもたちは大変驚き、地元の名産に親しみをもつことができました。また、茶葉の育て方や製造方法について詳しく知ることができました。

 学習後には、実際に茶葉を揉む体験をしたり、試飲をさせていただいたりしました。普段、飲むことが多いお茶ですが、改めて香りのよさ、味わい深さを感じた児童が多かったようです。地域のよさにふれた1日となりました。
【 山 口 茶 業 】 お茶のお勉強
5 山陽小野田市立 本山小学校 小野田ガラス株式会社
事業所等での学習

 数年前から5年生の学年PTA活動として親子でサンドプラストを体験する活動を行っています。児童は、事前にグラスに20数種類の中から好きな図柄を選んでおきます。きららガラス未来館で、あらかじめ決めておいた好きな図柄にシールを切り抜き、グラスに貼ります。その後、細かな砂を機械で吹き付けてグラスに形が刻まれます。切り抜きの難しい細かい部分は、親子共同作業で行うなど親子で集中して取り組みました。

 また、ガラス細工を作る過程を実際に見ることで、子どもたちは驚きとともにガラス細工に対する興味・関心が増したようでした。

 完成したガラスグラスを手にした子どもたちは、自分の作品を満足そうに見たり、友達の作品を見て感想を言ったりするなど、とてもうれしそうな表情でした。
「きららガラス未来館でのサンドプラスト体験」(5年学年活動)
6 美祢市立 淳美小学校 秋芳鉱業株式会社
事業所等での学習

 3年生13名が、秋芳鉱山の石灰石を掘り出している現場の見学に行きました。

 ヘルメットを被り、現場を見学させていただきました。180トン積ダンプトラックや大型のせん孔機、35トン積ホイールローダーなどの国内最大級の重機が動いているところを見せていただきました。予想以上の大きさに児童は圧倒されていました。

 ここで、採掘された石灰石がセメントや鉄鋼の原料として国内はもとより海外に送られていることも知りました。

 掘り出した石灰石から化石を探す体験もしました。見つけた化石は、いただいて持って帰りました。貴重な体験ができたことに、児童たちは大喜びでした。

社会見学
7 美祢市立 秋吉小学校 山口美祢農業協同組合
事業所等での学習

 5年生は、社会科で日本の米作りについて学習しています。年間を通じて、地域の方々の協力で田植え、稲刈り、脱穀を体験しました。授業での学習と地域での実体験をもとに、農家のみなさんがつくったお米が、どのようになるのか、地域にあるJA美祢サテライトカントリーエレベーターと準低温農業倉庫を見学しました。

 サテライトカントリーエレベーターでは、地域で生産されたお米が届けられ、コンピュータ制御により仕分けされることや大型の機械で精米されることなどを学びました。

 準低温農業倉庫では、お米の品質検査の方法を、実際に収穫されたお米をみることで学びました。また、一定の温度に保たれた保管倉庫内に入る体験を通して、収穫されたお米が大切に扱われていることを体感しました。

 係の方々のお話を伺い、地域で収穫されたお米を、みなさんが大切にしていること、また、地域で生産されたお米の品質に自信と誇りをもっておられることを学びました。

5年社会科:お米のゆくえ
8 美祢市立 嘉万小学校 秋芳梨生産販売協同組合
事業所等での学習

 3年生の社会科で、地域の特産品を学習します。嘉万地域では、秋芳梨を生産されておられる農家があり、毎年「秋芳梨」の選果場に見学に行きます。

 選果場では、梨の種類や生産量、選別作業や出荷先などについてのお話をうかがい、場内を見学させていただきます。作業をされる方の手際の良さや工夫された機械に驚きました。

 平成30年度には、嘉万小学校と別府小学校は統合します。今年は、別府小学校の「梨花村塾」に参加して大袋かけと収穫を体験しました。実際に生産活動に参加したので関心も高くたくさん質問もできました。

 秋芳梨を作っておられる生産者の方々が、品質向上のために長年努力を続けておられること、東京の果物屋さんに「長寿梨」として出荷されていることなどを知ることができ、地域の特産品に誇りを感じることができました。

3年社会科:
地域の特産品の行方は?
9 宇部市立 岬小学校 山口県漁業協同組合 宇部岬支店ほか
講師や指導者として招聘

 総合的な学習の中のキャリア教育の一環として、本校では、例年、数名の講師の方をお呼びして、5・6年生を対象とした「職業講話会」を実施しています。

 今回は、全部で6職種、6名の方に来ていただくことができました。

 この報告の「タイトル」の欄で紹介した@「山口県漁業協同組合所属の漁師さん」のほか、A「宇部協立病院にお勤めの精神科医の方」B「美容師さん」C「パティシエの方」D「幼稚園の先生」E「土木建築関係の方」のご協力を得ることができました。

 2コマの時間で実施し、事前に5・6年生を、前半6グループ、後半6グループに分け、各児童が2名(2職種)の話を聞けるようにしました。

 どの講師の方も、子どもたちが分かりやすいように丁寧に説明されていました。今回の「職業講話会」を通して、子どもたちは、どの仕事もたった一人で行っているものではなく、お客様などの役に立つことを意識していたり、一緒に仕事をするときの協力が大切だったりということを感じ取っていました。自分自身のキャリアを考える上でも、この取組は、とても意義のあるものなので、今後も引き続き実施していきたいと思います。

総合的な学習

キャリア教育「職業講話会」
10 宇部市立 神原小学校 レストランCAPTAIN シェフ 藤谷 幸司 氏
講師や指導者として招聘

 フランスで25年以上続いている味覚の教育活動「味覚の一週間」は2016年日本では開催6年目を迎えています。「味覚の一週間」の中心的行事の一つである、「味覚の授業」は、日本各地の小学校で、五感を使って味わうことの大切さや食の楽しみを教えています。

◎「味覚の授業」の概要

 1 味覚を教える大切さ

 2 五感を研ぎ澄ませ、味の基本について学ぶ

 3 食べる楽しみを広げよう

 4 作る楽しみも体験しよう

◎「味覚の授業」の指導者

 レストランCAPTAIN シェフ 藤谷 幸司 氏

児童の感想

 鰹だしと昆布だしのそれぞれを味わった後に、二つのだしを一緒にして少し塩を入れるだけで、こんなに味が変わるのかと思いました。

料理人、パティシエ、生産者による出前授業

2016年「味覚の授業」

11 宇部市立 吉部小学校 国立大学法人山口大学
講師や指導者として招聘

 子ども達に健康と命の大切さを感じ取らせ、自らの健康を適切に管理し、がんに対する正しい知識とがん患者に対する正しい認識をもてるようにと、山口大学医学部より講師を派遣いただき、がん教育を実施しました。

 子ども達は、クイズ形式の楽しい雰囲気のなか、「がんは早期発見で治せる病気であること。」「子ども時代からの生活習慣が大切なこと。」「受動喫煙の怖さ」等々を写真やグラフから真剣に感じ取っていました。

 実施後の感想にも「ガンは治らない病気と思っていた。」「自分は検診を早く受けていきたい。」「人が吸っているタバコにも気をつけたい。」等々と記述し、がんを正しく理解し、適切な態度や行動をとろうとしており、大変有意義な講座となりました。

 また、山口大学工学部からは、「よく飛ぶ割りばし飛行機」の製作実習と飛行実験等も実施していただき、子ども達の夢が大きく膨らみました。
12 山陽小野田市立 有帆小学校 NPO有帆会
講師や指導者として招聘

 国際文化クラブ活動の時間に、自国の文化理解として生花の指導・学習支援を地域住民の方に行っていただいています。

 子どもたちは、自分で思い思いの花を生け、日本の文化にふれる良い機会となっています。子どもたちが生けた花は、学校の玄関等に置いて、学校を訪れる人々の心を和ませています。また、自分の作品が紹介されることにより、より一層、クラブ活動に対する意欲も高まり、国際文化に対する意識も変容していきました。

 本年度は、ニュージーランドの方々との交流会もあり、総合的な学習の時間を活用して、ニュージーランドの方々に生花を体験していただきました。子どもたちは、外国の方に自国の文化の体験をしていただく誇らしさを感じることができました。ニュージーランドの方々とも、お土産の生花を通じて、和やかに会話をすることもできました。心と心をつなぐ、大きな役割を果たしていただきました。

クラブ活動や総合的な学習の時間:生花の体験活動を通した国際理解教育
13 山陽小野田市立 須恵小学校 山口宇部農業協同組合 小野田支店
講師や指導者として招聘

 5年生が総合的な学習の時間で「お米プロジェクト」と題した学習を行いました。これは社会科の学習とも関連づけ、米作りを自分たちも体験することを通して、お米と日本人との古くからの関わりや、働くこと(米作り)の大変さを実感することで、労働の意義を考える学習です。

 学校の裏には学校田があり、そこでの田植えや稲刈り、脱穀などの際、山口宇部農業協同組合小野田支店の方や地元の方々にもご協力いただき活動しています。田植えや稲刈りでは、10名程度の方々が毎回駆けつけてくださいます。また、子どもたちも栽培途中では稲の観察、草抜きなどもしますが、草刈りや脱穀機械の準備、水の管理などはとても学校だけでは対応できず、山口宇部農業協同組合小野田支店の皆さんから多大なご支援をいただいて体験学習に取り組んでいます。

お米プロジェクト(5年)
14 美祢市立 厚保小学校 美祢市消防本部
講師や指導者として招聘

 毎年、ストーブを利用する時期に、火災を想定した避難訓練を実施しています。近隣の保育園と連携して小学校を火災想定場所にして実施しました。

 いろいろな場所にいる時間帯を設定し、児童には通告なしで行いました。これまで不審者対応による避難訓練を実施していますが、今回は、先生の指示で行動するのではなく、放送を聞き、自分で避難経路や避難場所を判断するための訓練を行いました。自分の命を守るためには「どこで何が起こったか。自分はどうするか。」を自分で判断できるように練習することが大事であることを理解できたと思います。

 また、消火器を使った消火訓練では消火器の扱い方について詳しく指導していただき、教職員と保育士、6年生児童に実技訓練を行いました。訓練では初期消火の重要性を感じました。スモーク体験では、煙の特性を理解した上で、煙の中における行動の仕方を学習することができました。

 保育園児や小学校児童は火災を見て、自分ができることは、とにかく「大声を出して誰かに知らせる」ことだと感じてくれた避難訓練でした。

「遊び時間に起きた火災を想定した
避難訓練」

15 美祢市立 大嶺小学校 美祢市連合婦人会 大嶺支部
講師や指導者として招聘

 夏休みの前期と後期、合計五日間、プリントのまる付けや御指導をいただきました。

 支援者も美祢青嶺高等学校の生徒や保護者の方など、ひろがりを見せています。

 児童もまる付けに加えて、毎回やさしい言葉をかけていただけるので、とても励みになっています。

サマースクールでの学習支援
16 美祢市立 城原小学校 国立大学法人 山口大学
講師や指導者として招聘

 地域と連携した防災訓練・防災学習として、地震対応の避難訓練と山口大学大学院創成科学研究科教授 麻生稔彦先生による防災出前授業を実施しました。

 地震は本当に怖いのか?地震はどうして起きるのか?地震が起きたらどうすればよいのか?津波は怖いものなのか?などについてVTRも交えながら、低学年の児童にもよくわかるように説明をされました。

 4月に熊本を襲った地震で、改めて、災害の恐ろしさとともに、備えることの大切さを考えさせられた直後の授業だったので、「地震は決して他人事ではない」ことや「想像力を働かせて日頃からシミュレーションする」ことの大切さを児童も参加された地域の方々も考えさせられた様子でした。

【授業後の児童の感想】

・美祢市は、山に囲まれているから、土砂崩れや地滑りが起こりそうだということがわかりました。もし地震が起きたら、家の人の言うことをよく聞いて、一人で勝手に行動しないようにしたいです。今日は、家に帰ったら「もしもの時」を考えて、準備をしたいです。(6年児童)

・今日、一番印象に残ったのは、地震がどれだけ怖いものかということです。地震が起こったときに何が起こるのかということがよくわかりました。津波はすごく高いところまでくるということもわかりました。もっと、地震のことを詳しく知りたいです。(3年児童)

・津波が怖かったです。ビデオを見て、「逃げることが大切」と思いました。(1年児童)
地域と一緒に防災学習
〜地震から身を守ろう〜
17 美祢市立 麦川小学校 美祢市連合婦人会 麦川支部
講師や指導者として招聘

 運動会の全校演技である「炭坑節」の練習をするにあたり、美祢市連合婦人会 麦川支部の方々に講師としてきていただきました。昨年度は、1・2年生のみ踊りの指導をしてもらいましたが、大変わかりやすく好評だったため、本年度は、全校児童を対象に指導していただくことになりました。

 本校がある麦川地区は、昔は、炭坑の町として栄えた歴史があり、この「炭坑節」の踊りの所作は、石炭を掘って運ぶ一連の動きであると教えていただきました。お陰で、子どもたちは、動きの意味を理解すると、踊りを素早く覚えることができました。婦人会の方々と並んで一緒に大きな輪になって、曲に合わせながらテンポよく踊ることができるようになりました。

 運動会当日は、地域の方々や保護者、卒業生等の人たちと一緒に、子どもたちは、自信をもって元気に「炭坑節」の演技を披露しました。

 今回の練習をとおして、子どもたちには、地域の方々の温かな思いに触れるとともに、郷土の歴史に親しむ大変よい機会になったと思います。

全校体育:「炭坑節」の踊り
18 宇部市立 鵜ノ島小学校 宇部市婦人会協議会 鵜の島支部
実技や部活等の補助

 2年生が生活科で自分たちが育て収穫したサツマイモを使って、婦人会協議会の方々に手伝っていただきながら“いも餡団子”を作りました。

 サツマイモの皮のむき方、包丁の使い方、白玉団子の丸め方・ゆで方・・・本当に手取り足取り教えていただきながら、おいしい“いも餡団子”ができました。調理器具や皿洗いなどの後片付けも、おかげで手早くきちんとできました。

 婦人会協議会の方々には、日頃より畑の草抜き作業等にもお手伝いいただいており、おかげさまで充実した活動となりました。

生活科:いもあんだんごを作ろう!
19 宇部市立 二俣瀬小学校 医療法人社団泉仁会 豊生苑
その他

 3年生から6年生の総合的な学習の時間で、豊生苑の方との交流学習を行っています。毎年、子どもたちとの交流を楽しみにしてくださっているようです。

 子どもたちは、苑の方に喜んでいただこうと準備や練習を重ね、当日を迎えました。活動の内容は、お出迎え・自己紹介・中学年による秋の歌メドレー・高学年による樽太鼓演奏、そして、一緒に楽しむゲーム・折り紙等です。子どもたちのきれいで力強い演奏に、苑の方々は聴き入ってくださっていました。百人一首の坊主めくりでは笑顔があふれました。苑の方が転ばないように手を添える場面が見られたり、ゲームや折り方を分かりやすく説明する場面が見られたり、心温まる一時が流れました。職員の方も一緒に楽しんでくださったようです。

 たくさんの地域の方とふれ合うことによって、思いやりのある優しい子が育っています。

豊生苑の方との交流会

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中学校
1 宇部市立 常盤中学校 株式会社青谷工務店
職場見学・就業体験

 宇部市内にある「(株)青谷工務店」に二日間、職場体験を受け入れていただきました。この職場体験では、建築に関わる幅広い学習をさせていただきました。一つの家を建てるには20を超える職種の方が関わることや、木の加工や鉄骨についての基本的な知識等を学ぶことができました。また、パソコンを利用した様々な技術をみたり、工事中の建物内の見学をしたりするなど、普段学校では味わうことのできない貴重な体験もさせていただきました。

 この体験を通して、生徒は建設・設計の大変さや職種間のチームワークの重要性、「あいさつ・礼儀」「安全」等についての大切さなどを学ぶことができました。

職場体験学習
2 宇部市立 上宇部中学校 株式会社丸喜 ウエスタまるき工学部通り店
職場見学・就業体験

 ウエスタ丸喜工学部通り店で、商品の発注、商品の袋詰めや陳列、店内放送、POPづくりなど、たくさんの内容を体験させていただきました。

 商品の袋詰めでは、商品を傷めないように気を付けながら、お客様にたくさん買っていただけるように見た目にも気を遣いながら行いました。

 店内放送では、誰にでも聞き取りやすいように、言葉をはっきりと発音するように教えていただきました。

 POPづくりでは、文字の大きさや配色などを工夫してお客様に読みやすくより目立つことが大切だと教わりました。

 この度の職場体験を通して、あいさつや礼儀、身だしなみの大切さや、相手のことを考えて行動すること、自分で考えて行動することなど、多くのことを学ぶことができました。また、自分の将来を考えるとても良い機会になりました。
職場体験学習
3 宇部市立 桃山中学校 山口県漁業協同組合藤曲浦支店、イシダ動物病院、
トヨタカローラ山口宇部店、有限会社リベルタス興産、
ブーランジェ パン・ペルデュ、石臼挽手打そば処武蔵野、
アルク琴芝店、リカースペース太陽川添店、太陽家具宇部本店、
桃山デイサービスセンターむべ、命信寺保育園、桃山保育園、
宇部警察署
職場見学・就業体験

 職場体験学習ということで、二日間、体験をさせていただきました。

 生徒は初めての職場で戸惑うことも多かったようです。しかし、体験先の方々から、優しくていねいに仕事内容や仕事をする上での留意点、仕事へのやりがいや思いを聞き、仕事は大変だけれどやりがいがあるものだと実感したようです。また、早く大人になって仕事をしたいと思う生徒も多くいました。

 この職場体験をすることで、自分の将来を見つめ、夢や希望を見つけられたり、将来について真剣に考えないといけないと思うようになったりするなど自分の人生設計の役に立つものとなりました。

 本校生徒に対して、丁寧に指導していただいた体験先の方々に感謝いたします。

職場体験学習
4 山陽小野田市立 高千帆中学校 有限会社 みつや・トロアメゾン
職場見学・就業体験

 菓子製造・販売に関心がある生徒2名が、有限会社 みつや・トロアメゾンで職場体験学習をさせていただきました。

 洋菓子店として有名で敷地も広い店舗の中で、丹精込めてつくられるケーキ作りを、生徒たちは目を輝かせて取り組みました。朝礼や開店準備を経験し、初めはケーキ等をいれる箱づくりの手伝いをさせていただきました。箱には色々な種類があり、きれいに、また効率よくつくれるよう、コツを教わりながら作業を行いました。また、大きなお店で従業員の数も多いので仕事量が少ないのではと思っていた生徒の予想に反して、全従業員が休む間もなく働き続けている様に驚きました。

 その後、ショーケースを拭くなど店舗の清掃や皿洗い等をする中で、お客様に対する気配りの大切さを学びました。

 今回の体験活動を通して、お客様への接し方や仕事への取り組み方において、まず第一に気配りが必要であることを、生徒たちは学ぶことができました。そして、汗を流して働くことの充実感を実感することができました。
職場体験学習
5 山陽小野田市立 厚狭中学校 明屋書店 厚狭店
職場見学・就業体験

 総合的な学習の時間(キャリア教育)の一環として、第2学年において「職場体験学習」を行いました。

 夏休みから、受け入れ事業所探しを行いました。生徒の希望調査や昨年度までの実施事業所のリストアップ、さらに〔やまぐち教育応援団〕登録事業所一覧を参考に、124名の生徒に対して61事業所への受け入れ先が決定しました。

 2学期に入り、各自で直接事業所に電話をかけて事前打合せの日程調整をし、履歴書の作成、挨拶やマナーについての学習を行いました。

 職場体験は11月30日(水)・12月1日(木)の二日間の日程で行いましたが、事業所の担当者による誠実かつ丁寧な指導により、働くことの意義や喜び、コミュニケーションの大切さ等、貴重な体験学習を行うことができた。

(体験生徒の感想)
 最初は不安が大きく、お客様からの質問への対応で失敗することもありましたが、担当の店員さんが優しく助けてくださいました。初めての活動(作業)で難しいことばかりで、日ごろの勉強の方が楽だと感じました。でも、とても良い経験になったので、この経験をこれからの生活や将来に役立てていきたいと思います。

総合的な学習の時間:職場体験学習
6 美祢市立 伊佐中学校 美祢市消防署
職場見学・就業体験

 職場体験学習において、2年生29名の生徒が希望する事業所に振り分けられます。ここでは「美祢市消防署」の職場体験学習に行った生徒の活動について紹介します。

 消防署では、まず「火災」や「消火」についての講習を受けました。火災が起こりやすい原因や現状、効率的な消火の仕方などを教わりました。実習では、消火訓練をはじめ、様々な体験活動を行いました。

 中でも一番印象に残ったのは、写真のようにビルからビルへと綱渡りを行い救助する訓練です。縄の結び方から、実際に高い場所で綱を渡る体験を行いました。

 この体験活動を通して、火災の恐ろしさを改めて知ることができ、万一火災が起こったときの消火の仕方、そして人命救助について、実際に体験しながら、消防職員の仕事の厳しさや大切さを学ぶことができました。

総合的な学習の時間:
2年生職場体験学習
7 美祢市立 大嶺中学校 美祢観光開発株式会社 道の駅おふく
職場見学・就業体験

 二日間、職場体験学習で2名の生徒を受け入れていただきました。

 「専門的なスキルのない中学生にできることは多くない。しかし、経験をもとにできることの一つは掃除。是非、トイレや浴場の掃除をさせてほしい。」このことを事前打ち合わせの中で、特にお願いをしました。両日ともスタッフの方々から、施設内の掃除や商品管理、接客など幅広い内容を懇切丁寧に指導していただきました。特にトイレ掃除に関しては、終わっていたにもかかわらず活動させてもらったようで、有意義な活動となるようにご配慮いただいたようです。

 実際の体験の中では、日頃行っている学校の掃除の仕方が役立った一方で、接客の際のあいさつや返事、コミュニケーションの際の表情、またちょっとした言葉がけをすることの難しさなどを感じていました。職場体験を通して、いろいろな方との関わりの中で幅広い経験をする必要性を感じ、学校外の地域で学ぶことの有用性を再認識しました。

 ・この二日間で掃除の大切さやコミュニケーションの大切さに気づくことができた
 ・『働く』とは「人と出会っていく中で成長できるもの」だと感じることができた   (職場体験新聞より一部抜粋)

 振り返り活動では、働くことの意義を考え、活動の写真を織り交ぜ、質問事項を掲載するなど体験の様子を工夫して新聞にまとめ、将来の進路選択に向けての意識づけを行うことができました。

総合的な学習の時間:職場体験学習

8 美祢市立 美東中学校 秋吉台自然動物公園【秋吉台サファリランド】
職場見学・就業体験

 5月26日(木)・27日(金)の二日間、2年生全員による職場体験学習を実施し、秋吉台自然動物公園(サファリランド)には、男子2名、女子2名がお世話になりました。

 一日目は、キリンの獣舎の掃除やレッサーパンダ、バーバリーシープのヤードの掃除・除草をしました。とても広い範囲の作業だったので、体力的にも厳しいものでしたが、そこで働いていらっしゃる方々の苦労を実感することができました。

 二日目は、小動物のゲージや小屋の掃除、リスザルの餌作りを体験させていただきました。一日目の経験を生かし、生徒たちは落ち着いて仕事をこなすことができたようでした。また、餌作りでは、ミルワームという虫を使いましたが、虫が苦手という生徒も、実際にやってみると楽しくなり、4名とも夢中で作業に取り組んでいました。

 二日間の体験をとおして、動物たちを身近な存在として感じるとともに、動物たちの大切な命を預かることの責任の大きさを感じとることができました。
職場見学・就業体験
9 美祢市立 秋芳中学校 秋芳鉱業株式会社
事業所等での学習

 日本ジオパークに認定された美祢市を代表する石灰石資源。その可採鉱量により多くの基幹産業を支える地元秋芳鉱山の見学を通して、故郷への理解を深める目的で、1年生全員が秋芳鉱業株式会社を訪問しました。

 ガラスや歯磨き粉などの日用品に石灰石が使われていることを知った生徒たちは驚きでいっぱいの様子でした。また発破や大きな重機が作業する光景を間近に見ながら、地域資源(自然)と産業(人・もの)とのつながりも体感することができました。

 今回の「ふるさと探訪」で学んだことを第2学年の「ジオ学習」でさらに深め、地域を愛し、地域に貢献する活動へと取組をつなげていく予定です。

総合的な学習の時間:「ふるさと探訪」
10 宇部市立 藤山中学校 医療法人茜会 昭和病院
講師や指導者として招聘
 本校では、毎年育友会(PTA)の文化・施設部会が保護者向けの講演会を開催しています。本年度は11月15日に、医療法人茜会 昭和病院の医師をお招きして、「元気に勉強・運動するには〜生活習慣が成績を左右する〜」というテーマでご講演いただきました。

 放課後開催の講演会であったため、育友会会員に加え、希望する生徒や校区の小学校にも参加の案内をしたところ、テーマに興味をもった生徒やその兄弟姉妹も保護者と一緒に参加しました。

 講演会では、小・中学生とその保護者を対象とした内容として、子どもたちの学習や運動を効果的に行うための食事のとり方や生活習慣、勉強の方法等について、脳のはたらきを交えながらお話をしてくださいました。

 参加者にとっては、今後の生活の参考となる大切な情報を得ることができ、とても貴重な時間となりました。
育友会(PTA)
文化・施設部主催の講演会

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高等学校・中等教育学校
1 宇部西高等学校 下関看護リハビリテーション学校
職場見学・就業体験

 本校では、1年生の「産業社会と人間」の活動の中で、9月に企業学校見学を実施しています。本年度も進路希望別に8グループに分かれて、県内の上級学校と事業所を訪問しました。その一つが看護福祉グループで、今年度は下関看護リハビリテーション学校に19名で伺いました。職員の方々には大変お忙しい中、お時間を割いていただき、施設見学ならびに実習体験をさせていただきました。

 生徒は、将来の職業として看護師や介護福祉士になることを考えており、その職務内容や介護技術等についての理解はありましたが、この体験を通してより身近なこととして受け止めることができたようです。

 学校に戻ってからは、グループごとにパワーポイントでプレゼンテーションを作成し、学年全体での発表会を行いました。写真はそのときに作成したものの一つです。
企業学校見学
2 宇部工業高等学校 株式会社 宇部理化
職場見学・就業体験

 本校では、キャリア教育の一環として、1年生全員、2月の第2週にインターンシップを実施しています。また、平成26・27年度、文部科学省指定事業「ESDを活用した指導と評価の一体化を図る」について持続可能な開発のための教育(ESD)として、身に付けさせたい7つ能力や力に焦点を当て研究しました。さらに、ESDについて、平成28年度から2年間追加指定を受けて、アクティブ・ラーニングや地域社会との連携を視野に入れて研究を続けています。

(<ESDで身に付けさせたい7つの力・能力>@批判的に考える力 A未来像を予測して計画を立てる力 B多面的、総合的に考える力 Cコミュニケーションを行う力 D他者と協力する態度 Eつながりを尊重する態度 F進んで参加する態度)

 やまぐち教育応援団の一員である株式会社 宇部理化(ウベガラス研究所)にはインターンシップ、化学工業科2学年実習5時間の「風鈴づくり」でお世話になり、前述の7つの力のうち、Cコミュニケーションを行う力を中心に、DEFの力を身につけることができました。さらに、実際に社会人とのOJTの中でコミュニケーション能力や対人関係能力、安全教育や倫理観の育成と基本的なマナーを身につけるきっかけとなりました。
(株)宇部理化のインターンシップ及び
実習指導をESD教育へ
3 小野田工業高等学校 金光酒造株式会社
職場見学・就業体験

 産業人材実地セミナーにより、工業分野(工業製品の製造現場)以外の場所を1カ所見学することになっており、「お酒」を製造している金光酒造様を見学しました。 

 金光酒造様も狭いところで恐縮ですと言われながらも、見学の希望を受け入れて頂きました。

 総合的な学習の時間を利用して、金光酒造様に関して、お酒の味は知らないにしても、山口県で有名なお酒「山頭火」を製造しているなどを見学前の事前調べで理解して見学を実施しました。

 生徒は、お酒の味を味わうことはできないにしても、山口県には酒造メーカーがたくさんあり、地元の産業を支えていること、また、「お酒」をつくるものづくりが酒造メーカーを切磋琢磨させ、おいしいお酒を製造する匠の技の奥深さを理解してくれたらこの見学が有意義なものとなると考えています。

産業人材実地セミナーによる職場見学
4 美祢青嶺高等学校 フジミツ株式会社
職場見学・就業体験

 本校では毎年、2年時の夏休みに工業科は全員、普通科では希望者を募り、美祢市・山陽小野田市・長門市の企業でインターンシップを行っています。

 やまぐち教育応援団に登録されている、フジミツ株式会社に参加した生徒の感想の中には、「普段の学校での授業では体験できないことを、実際に社会へ出た先輩から肌で感じることが出来た。」「改めて学校生活で学ばなければならないことの重要性を再認識した。」等普段の生徒からは耳にしないような本音も聞えてきました。

 今回の就業体験は、学んでいる内容を実際の現場で確認するとともに、生徒にとって自分の課題を発見し新たなチャレンジを始める大変貴重な機会となりました。
食品加工工場でのインターンシップ
5 小野田高等学校 学校法人信望学園愛学園高千帆小百合幼稚園
事業所等での学習

 平成28年11月中旬の四日間、本校の近隣にある学校法人信望愛学園高千帆小百合幼稚園において、1年生全員が保育体験実習を行いました。

 1年生全員が履修している家庭基礎の単元「子どもの発達と保育」の学習を踏まえ、各クラスで8班に分かれて保育計画を作成し、集団での遊びやダンス、本の読み聞かせなど、保育計画に沿った内容を班員で協力して取り組みました。

 生徒たちは、幼稚園として園児の安全確保にきめ細かく配慮されていることや、先生方が一人ひとりの幼児の個性を尊重し、丁寧に関わっておられる姿に感銘を受けていました。また、約十年前の当時の自分の姿と重ね合わせて、今日まで成長できたことに対する周囲への感謝の気持ちを深めた生徒もおり、多くの成果を収めた体験活動でした。

 急激に少子化が進む社会を生き抜く生徒たちには、子どもたちを社会で育んでいく担い手としての役割も求められており、人としての在り方、生き方を考える機会となりました。
幼稚園での保育体験
6 宇部高等学校 宇部警察署
講師や指導者としての招聘
 本校では、生徒の安全指導の一環として平成28年2月1日(月)に、1・2年生の生徒を対象に防犯・危機回避教室を実施しました。宇部警察署から講師を招聘し、専門的な立場と見地からの話と注意点などの指導をしていただきました。その中でも、最近の犯罪状況及びSNS使用による問題点に関することは、今後の社会生活を送る上で極めて有意義な内容でした。
平成27年度 防犯・危機回避教室
7 宇部中央高等学校 山口県警察本部
講師や指導者としての招聘

 本校では毎年、キャリア教育の一環として1年次生を対象に、「総合的な学習の時間」において「職業人講話」を実施しています。主に近隣の様々な職業に携わる方々に御来校いただき、お話をしていただいています。身近にいらっしゃる方々から、職業に関する専門的な事柄、職業に関する熱意、仕事に取り組むにあたっての意識などを聴くことにより、「職業に就く」事の意義や、様々な仕事への理解を深めています。また、実際の仕事現場での喜びや厳しさなどのお話に触れることにより、生徒が今現在、また、今後の自分自身の在り方・生き方について真剣に考える契機としています。

 今年度は8講座を設け、「警察官」の講座では山口県警人事課から講師をお招きし、貴重なお話をしていただきました。

職業人講話
8 宇部商業高等学校 宇部興産(株)、不二輸送機工業株式会社
講師や指導者としての招聘

 本校では、学校設定科目「地域ビジネスと起業家」において、授業の一環として外部講師を招聘し、地域の特色を活かしたビジネス活動を学ぶとともに、職場のもつ社会的な意義を理解し、正しい職業観・勤労観を身につけ、実践する心構えや態度を養います。

 生徒達の感想は、以下のとおりです。

・身だしなみ、挨拶、言葉遣いは重要で、普段の学校生活の中で気をつけていこうと思った。
・私たちが住んでいる地域の企業が世界規模で活躍されていることは、とても誇らしいし、自分もその一員として働きたいと思った。
・現状に満足することなく、次なる目標をたてて経営をおこなっている会社の姿は、普段の自分たちも見習うべきである。

 本授業において、地域の企業で活躍されておられる方の講話は、生徒にとって地域への愛着が深まるよい機会になるとともに、生徒自身の職業観・勤労観をより高めるなど、キャリアデザインを行う上で貴重な経験となっています。

「地域ビジネスと起業家」

9 小野田高等学校定時制 山陽小野田警察署
講師や指導者としての招聘

 山陽小野田警察署交通課から講師をお招きして、「交通安全教室」を実施しました。

 本校の生徒は、自家用車、オートバイ、自転車、JR、バス、徒歩とさまざまな方法で通学しています。改正された道路交通法の要点をわかりやすく説明していただき、生徒はもちろん、教員にとっても頭の中で法規を整理することに役立ちました。後半部分では、生徒が加害者となるケースについてのDVDの映像を視聴し、交通安全についての意識がさらに高まった様子でした。

交通安全教室
10 厚狭高等学校 有限会社みつや・トロアメゾン
講師や指導者としての招聘

 総合家庭科1年生の「フードデザイン」の授業で、「洋菓子講習」の講師として毎年お世話になっています。講習では調理技術の習得だけでなく、パティシエとしての心構えや仕事内容等をプロの職人から伺うことで、生徒の進路選択や学習意欲の向上につながっています。

 トロアメゾンのオーナーが本校の卒業生ということもあり、このほかにもインターンシップ等の様々な場面で御協力をいただいています。また、商品開発に本校生徒のアイデアを取り入れていただき、平成26年度には「くろまる」、28年度には「プリンどら」という名称で商品化・販売していただいています。

洋菓子講習
11 厚狭高等学校定時制 山陽小野田警察署
講師や指導者としての招聘

 本校では、日常生活における危険から身を守る方法、性被害の未然防止、悪質なインターネットによる被害防止等の徹底を図るため防犯教室を開催しました。

 当日は、山陽小野田警察署生活安全課から2名(男性1名、女性1名)の方を講師として招聘しました。

 最初に性被害に遭わないための対策やスマホの危険性等について講話があり引き続きDVD視聴がありました。最後に、護身術等の実技指導もあり生徒は熱心に取り組んでいました。

 事後の感想文では、危険の潜む場所には近づかないことの大切さや、身の危険を感じたら大声を出して助けを呼ぶなどの対処法が身に付いた等の感想を記していました。

防犯教室

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特別支援学校

1 宇部総合支援学校 学校法人YIC学院「YICビジネスアート専門学校
講師や指導者として招聘

 YICビジネスアート専門学校 ホテル・ブライダル学科教員の福本 一雅様を講師としてお迎えして、就職希望者を対象に実際の職業生活を想定した接遇・接客等の体験学習を実施しました。

 接客の3原則の講義では、「第1印象」「笑顔」「お客様の立場に立って行動すること」の必要性を図や写真入りの資料で分かりやすく説明していただきました。あいさつ、立ち方、お辞儀の実技では、基本の接客用語や正しい立ち方、場面に応じたお辞儀の仕方についての実技講習があり、生徒たちは、元気よく用語を復唱する、姿勢よく立つ、お辞儀することなどを意識して行っていました。模擬レストランでの接客の実技では、お盆の持ち方や冷水の提供の仕方、来店から退店までの接客の仕方の実技講習があり、実際の用具を使用し、本番さながらの内容であったため、生徒たちは非常に興味深く学習に取り組んでいました。

 「人との関わり」の学習について、専門的な外部講師を招聘して進めることで、挨拶やコミュニケーション、笑顔などがさらに大切だと気づくことができ、学校生活の中で実践しようという意欲が増した生徒が増えてきたように思います。今後も「人との関わり」についての学習を進め、自信をもって地域参加・地域貢献できる生徒の育成を図りたいと考えています。
地域産業魅力発見セミナーを活用した
「基本接客トレーニング〜接客の基本とコツ〜」に関する講話

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