やまぐち教育応援団TOP> 活用事例の紹介TOP > 平成29年度活用事例の紹介TOP > 下関地域

下関地域(下関市)

小学校へ  中学校へ  高等学校・中等教育学校へ  特別支援学校へ


小学校
 
1 下関市立 向山小学校 サンデン交通株式会社東駅営業所バス車庫
生活科: 町たんけんをしよう
職場見学・就業体験
生活科:町たんけんをしよう

2年生が、生活科の学習で校区にあるバス営業所を訪問しました。

まず、運行管理室で実際にアルコールチェックを体験させていただきました。次に、バスカードを使って乗り降りをする体験を一人ひとり順番に行いました。ノンステップバスに車いすに座って乗り降りする体験もさせていただき、子供たちは大喜びでした。また、大きな洗車機が動いてバスがきれいになっていく様子をバスの中から見て、子供たちは驚きの声をあげていました。

その後、子供たちはバスの中にある様々な工夫や仕組みについて質問をし、丁寧に答えてくださいました。

この学習を通して、子供たちはバスを利用するときのマナーや、安全の確保、定時運行のための努力や工夫などについて学ぶことができました。

 
2 下関市立 西市小学校  株式会社豊田ふるさとセンター 蛍街道西ノ市
生活科:町探検
職場見学・就業体験
生活科:町探検

2年生の生活科「町探検」の学習の一環として、道の駅「蛍街道西ノ市」を訪問しました。道の駅「蛍街道西ノ市」は、温泉・地元の野菜を中心としたバイキングレストラン、物品販売、中庭でのイベント等を行っています。

探検に行く前に、「道の駅のお風呂の待合室には、うどん屋さんがあるかないか」と話題になり、土産物売り場や、温泉をしっかり調べてくることにしました。当日は、4コーナー(温泉・イベント・喫茶やパン・物販)をグループごとにまわり、それぞれ道の駅の担当の方が丁寧に説明をしてくださいました。実際に、温泉の待合室に入れていただき、待合室でうどんなどの軽食を食べたり、横になって休んだりできると知ることができ、疑問が解決しました。お話を聞いていると、次々と疑問が浮かんできて、質問をしていました。豊田ならではの商品の開発や、温泉でゆったりくつろいでいただける工夫、一番うれしかった言葉「また来るよ」「おいしいね」「この温泉よかったよ」などを教えていただき、たくさんの気付きを収穫できました。

今まで、一度は行ったことのある道の駅でしたが、インタビューを通して、たくさんの人に来てもらい、喜んでいただけるための工夫や努力をされていることがわかりました。子供たちは、今まで知らなかったこんなすてきなところがあることに感激し、「道の駅で働きたい」「道の駅で売っている豊田の野菜をたくさんの人に食べてもらいたい」など、豊田の良さを知ることができました。

 
3 下関市立 小串小学校 下関市 豊浦西消防署
社会科: 火事からくらしを守る
職場見学・就業体験
社会科:火事からくらしを守る

第4学年 社会科「火事からくらしを守る」の学習で、11名が豊浦西消防署を見学させていただきました。

日頃、見学することのできない仮眠室をはじめ、救急車や消防車を実際に目にし、詳しく説明していただきました。救急車に乗車させていただき、車内で実際に行われる処置など体験させていただきました。救急車の中の様子や署員の方の活動の様子を具体的に理解することができたようです。また、消防車には消火に必要な様々な工夫があることに気付くこともできました。

消防署員の方が日頃から色々な訓練や活動をされているおかげで、自分たちが安心・安全に生活することができることに感謝するとともに自分たちができることは行っていこうという気持ちになったようです。

 
4 下関市立 本村小学校 山口県立医療センター
道徳:命を大切に
講師や指導者として招聘
道 徳:命を大切に

「下関市いのちの日」(4月13日)に、道徳の学習で、「いのちと向き合う」というテーマのもとに、山口県医療センターの2名にお越しいただき、5・6年生児童を対象に授業をしていただきました。

診察部長である原田昌範様からの指示で、子供たちは聴診器で自分と友達の心音を聞く活動を行いました。その後、自分の脈に触れる活動を医師役と患者役とに分かれて、「本村小クリニック」と題して、ロールプレイ形式で行いました。「元気で長生きするにはどうしたらよいか。」「本村小を健康で元気な学校にするにはどうしたらよいか。」の2点について、患者役が尋ね、医師役が答えたことを付箋に記入後、教師によりグループ化をしました。

その後、生活習慣、がん予防、心の安定、地域の絆等の話を聞き、最後に、「『自分』のそして『家族・友達』の『いのち』を大事にしよう、『夢』をもとう、『出会い』に『感謝』しよう、『絆』を大事にし、少しずつ他人のため・地域のため・社会のために行動しよう」というメッセージをいただきました。

今回の学習を通して、子どもたちは、自分を客観的に見つめながら、命を大切にすることの必要性を実感していました。また、自分だけではなく、友達をはじめとする他者や家族の命を大切にすることにも気付くことができました。

 
5 下関市立 吉見小学校 下関農業協同組合吉見支所
総合的な学習の時間: 米づくりを体験しよう(5学年)
生活科: お芋を育てよう(1・2学年)
講師や指導者として招聘
総合的な学習の時間(5学年)生活科(1・2学年)

本校では、毎年、JA下関吉見支所の方と地域の様々な組織の方にサポートしていただきながら農業体験を実施しています。

5年生の総合的な学習の時間には、JA下関吉見支所の方に講師として来ていただき、米作りの学習を行いました。本年度も、地域の方の水田をお借りしてもち米を育てました。6月の田植え、9月のかかしづくり、10月の稲刈り、12月のもちつきの活動において、職員の方に丁寧な指導をしていただきました。また、水田の管理や道具の準備等もしていただきました。児童は、田植えやかかしづくりの体験を通して、農家の仕事の大変さを実感していました。また、稲刈りやもちつきを体験して収穫の喜びを味わうことができました。

さらには、1・2年生の生活科の時間にも、芋作りの学習でお世話になりました。地域の畑をお借りして6月の苗植えと11月の収穫の活動を職員の方の指導のもと行いました。児童は、自然と触れ合いながら、作物の育つ様子に興味をもち、収穫の喜びも体験することができました。

また、どちらの活動も自分たちが育てた作物を家族と食する体験を通して、食育においても大変有意義な学習になりました。

 
6 下関市立 誠意小学校 山口ヤクルト販売株式会社
「ウン知育教育」
講師や指導者として招聘
「ウン知育教育」

山口ヤクルト (株)の講師から、腸やウンチの大切さ、いいウンチの出し方についての話を聞き、イラストパネルを使ってクイズを交えながらウンチの勉強をしました。また、腸の模型を引っ張って長さを実感したり、ウンチの模型「スルット君」で健康なウンチの重さや色を体感したりもしました。最後の「みんなで出そう!いいウンチ大作戦!」として、ウンチを“作る”、“育てる”、“出す”の3つの作戦についての話を聞き、いいウンチを出す作戦として、全員で「くるるんミラクル体操」を楽しく元気に踊りました。その効果は抜群!直後の給食の後に、数日ウンチが出ていなかった子がウンチがしたくなりお腹が痛いと保健室に来室しました。

ウンチは健康のバロメーター。いいウンチを出す=健康でいる為に大切なことは、1日三食のご飯をきちんと食べることや、早寝早起きと運動をしっかりすることといった日々の生活の中にあることを実感できるよい教室になりました。

このページのトップへ


中学校
 
1 下関市立 勝山中学校 マリアージュ下関
職場体験学習
職場見学・就業体験
職場体験学習

11月9日(木)、10日(金)の2日間、職場体験学習で9名の生徒がお世話になりました。本校の都合で、9日は男子生徒3名、10日は女子生徒6名という形でお願いしましたが、男女別に対応したカリキュラムを準備していただき、生徒たちは充実した時間を過ごすことができました。

9日は、男子生徒3名がパントリーサービス部で結婚式場のセッティングをさせていただきました。グラス、ナイフ、フォークなどを種類別に置いたり、シャンパンタワーづくりやカクテルジュースづくりなどを体験させていただいたりしました。10日は、女子生徒6名が衣裳部でお世話になりました。衣裳合わせで着たドレスの片付け、靴磨き、着物の帯のアイロンかけなどの仕事や結婚式の打合せ用のパンフレットづくりを体験させていただきました。

生徒たちは、華やかな結婚式を行うために、裏ではたくさんの人が地道な作業をしていることや単純な作業でも結婚される御二人のため、御親族のために心を込めて丁寧に取り組むことの大切さを今回の職場体験学習を通して学ぶことができました。

 
2 下関市立 玄洋中学校 有限会社 海転からと市場寿司
総合的な学習の時間: 職場体験学習
職場見学・就業体験
総合的な学習の時間:職場体験学習

キャリア教育の一環として、本校では総合的な学習の時間を使って、1年生で職業調べ・職業講話、2年生で職場体験学習を行っている。1年生の時には、実際に働いている方のお話を聞き、仕事の内容ややりがいについて質問をすることで、働くということをあくまでもイメージするにとどまっていたが、2年生では実際に体を使って働く体験をすることで多くのことを学ぶことができた。

事前学習として職場を訪問して当日の打ち合わせを夏休みに行い、体験1週間前には、電話で最終確認を行い、11月7・8日の体験学習本番に向かった。

飲食店や接客業に興味がある生徒が参加していたが、客として店に行く立場では気付けなかったことがたくさんあった。衛生管理に注意して準備を行い、注文をとったり、料理を運んだり、片付けをしたりと休む間もなく動く体験を通して、言われたときだけ動いていては、他の店員さんの動線にも影響してしまうことを痛感したようだ。自分で、見て、考え、動けることが働くうえで大切なことだという感想を生徒はもっている。何よりもお客様に接するうえで元気よく、明るい「あいさつ」が大切だというお店の方のお話が印象に残っているようだ。下関の唐戸に位置する観光の拠点でもあり、中国人のお客様の多さには、少々戸惑いを覚えていた。

職場体験学習では、働くことの大変さを実感するとともに、接客を通して、お客様に気持ちよく過ごしてもらえたことや、自分でやることを進んで見つけて動けたという達成感を感じることで働くことのやりがいも体験させていただくことができた。

 
3 下関市立 豊北中学校 長州路菓子処「だるま堂」
総合的な学習の時間:2年生職場体験学習
職場見学・就業体験
総合的な学習の時間:2年生職場体験学習

油谷湾を見下ろす高台に「長州路菓子処だるま堂」があります。大正7年創業。粟野川名産の青海苔を生かした「青海苔羊羹」で有名な和菓子店です。だるま堂さんには、2年生の職場体験学習を毎年引き受けていただいています。今年度は2名の生徒がお世話になり、「お菓子の製造」「箱折り」「お菓子の包装・箱詰め」「接客」などを体験させていただきました。体験を終えたそれぞれの生徒の感想を紹介します。

お客様に笑顔で接すると、笑顔で「ありがとう」と言ってくださり、とてもうれしかったです。「一つ一つの仕事を丁寧に行うことが、お客様の信頼につながる」ということを教えていただきました。今回の職場体験学習で、働くことの難しさ、楽しさ、何事にも集中して一生懸命取り組むことの大切さなど、様々なことを学ぶことができました。

お菓子作りはとても繊細な作業で、貴重な体験になりました。職場体験学習の目標にあった「感謝の気持ちを忘れない」ということはとても大切なことだと思いました。「働く」とは、「何かの形で必ず人の役に立っていること」と教えていただき、実感できました。今後の学校生活の中で、「人のために自分に何ができるか」を考えていきたいと思います。

今年度の職場体験学習は、11月中旬に豊北地区にある17の事業所様で3日間実施させていただきました。事業所の皆様の懇切丁寧な御指導により、生徒の職業観、ふるさと豊北の一員としての意識を高める機会をいただきましたことに感謝いたします。

 
4 下関市立 菊川中学校 アイルモータースクール
「交通安全教室」
講師や指導者として招聘
「交通安全教室」

自転車の安全な乗り方の学習、及び交通ルールの厳守と交通安全への意識を高めることを目的とし、アイルモータースクールから講師を派遣していただき、実技講習、講話をしていただいた。本校は自転車通学生の割合が非常に多いため、中学校へ入学してすぐに、1年生全員を対象に毎年実施している(今年度は4月12日(水)に実施)。体育館でのビデオ視聴と講話の後、グラウンドで実技指導をしていただいた。

 
5 下関市立 川中中学校 コミュニティFM下関 レノファ山口SC 下関市消防局北消防署
総合的な学習の時間: 職業講話
講師や指導者として招聘
総合的な学習の時間:職業講話

事前に、キャリア教育について学習し、各自で職業調べを行った後、職業講話を実施しました。これは、いろいろな職業の方から直接お話をうかがうことで、仕事の内容や仕事をする上での苦労ややりがい、仕事の厳しさを学ぶものです。

1年生全体が11講座に分かれ、講座別に学習しました。1人2講座を受講し、2講座目に受講したものについてまとめ、後日、発表会を行いました。

講座別学習は、司会・はじめの言葉とお礼の言葉、記録、質問などの役割分担をし、生徒の手で講座を運営しました。また、その後の発表会では、資料を分担して作成し、代表の生徒数名がプロジェクターで資料を示しながら発表しました。これによって、体験できなかった講座の内容を知ることができました。

発表会終了後、職業講話を通して学んだことを各自がまとめました。いくつかを挙げます。

○どんな仕事でもお金にかえられない何かがあり、やりがいを感じることはたくさんあると思いました。でもそれは、嫌な仕事でも続けることによって得られることがわかったので、今から忍耐力をつけたいと感じました。
○そのときに必要ないと思ってやっていることが、いつかは絶対に役に立つということがわかりました。
○話をしてくださった方々は、全員自分のやっている仕事に誇りをもっていてとてもかっこいいし、自分もそのような大人になりたいと思いました。
 
6 下関市立 菊川中学校 菊川スポーツクラブ
「水泳教室」
実技や部活等の補助
「水泳教室」

校地内にプール設備のない本校生徒たちは、毎年学年ごとに菊川温泉プールにて、菊川スポーツクラブの職員の方から水泳指導を受けている。泳力ごとのコースに分かれ、能力に応じたきめ細やかな指導を受けるとともに、命の大切さと水の事故から身を守ることの必要性を学んでいる。

このページのトップへ


高等学校
 
1 西市高等学校 宇部蒲鉾株式会社 マツダ株式会社防府工場
職場見学 「キャリア教育の日」2学年就職希望者 県内職場見学
職場見学・就業体験
職場見学 「キャリア教育の日」

本校では毎年、6月中旬に「キャリア教育の日」を設け、学校内外で進路学習を行っている。

今年度2学年は、進学希望者と就職希望者に分かれて、進学希望者は上級学校見学、就職希望者は県内の企業見学を実施し、宇部蒲鉾株式会社とマツダ防府工場を訪れた。

宇部蒲鉾では、「蒲鉾歴史館」、「ちくわの製造ライン」を見学した。昼食後、午後からはマツダ防府工場で、工場の見学コースに沿って、自動車の製造ラインを見学した。

生徒達は、実際の製造現場に出向いて工場内を見学し、担当の方々から説明を聞くことで、産業現場の緊張感等を味わうとともに、県内企業の魅力を知ることができるなど、自己の進路について考える、大変よい機会となった。

 
2 長府高等学校 木の実保育園
インターンシップ
職場見学・就業体験
インターンシップ

総合学科である本校では、キャリア教育の一環として、1年次の11月に3日間、全員を対象としたインターンシップを実施しています。

本校生徒は保育士や幼稚園教諭、看護師志望者が多いため、例年、たくさんの保育園や幼稚園、病院にお世話になっています。今年度の受入れ事業所63箇所のうち、保育園・幼稚園は15箇所にのぼり、51名の生徒を受け入れていただきました。

「やまぐち教育応援団」に登録されている「木の実保育園」には、3名の生徒が参加しました。生徒たちは、先生方の姿を間近に見たことで、保育士の業務の多忙さや責任の重さを痛感したようでした。しかし、同時に、自分たちを慕ってくれる園児たちとの交流から、仕事のやりがいや魅力を再発見できたようです。

生徒たちにとって今回のインターンシップは、将来の目標を見つめ直すとともに、その実現のために今の自分に必要な課題を発見する、貴重な経験となりました。

 
3 下関中等教育学校 アルク彦島店
販売・棚卸業務
職場見学・就業体験
販売・棚卸業務

働くことの意義を理解し、将来への職業観や生き方を考えさせることを目的としたこの就業体験は、本校のキャリア教育活動において重要な要素として位置付けられています。

生徒たちは、人と関わる仕事に興味をもっており、総合的な学習の時間を通して、自己理解に始まり、社会人としてのマナーや礼儀を学び、食品業界や食料品販売店全般に関する事前の調べ学習を行って、「アルク彦島店」での職場体験学習に臨みました。

当日は、野菜の包装や品出しから商品の陳列を行いました。販売側の立場になることで、それまで気付かなかったことがらに思いが及んだようです。裏方の地道な作業の積み重ねがお客様を喜ばせることにつながること、挨拶の大切さ、販売業務が組織で成り立っていることや限られた時間の中で業務を行う責任の重大さなど体験によって痛切に感じたようです。

実施後は、周囲と気持ちを合わせて活動したり、課題を遂行する強い責任感が見えたりするなど、行動に変容が見られました。

今回の就業体験は、社会のルールや勤労に対する安易な考え方を大きく変え職業や生き方への考えを深めると同時に自己の適性や長所を見つめるたいへん貴重な機会となりました。

 
4 下関商業高校 西中国信用金庫(本店)
インターンシップ:金融機関での職場体験
職場見学や就業体験
 

本校では、2年生の夏休みに「総合的な学習の時間」の一環として、就職希望者にはインターンシップを実施しています。西中国信用金庫には毎年本校の生徒が採用していただいており、西信に入ることを目標に、入学する生徒もいます。金融機関は商業高校で学んだ資格や知識が活かせる職場であり、また目標に立てやすい職種でもあります。

生徒たちは、シーンとした静かな雰囲気の中で、てきぱきと窓口業務をこなす行員の姿に憧れと共に 是非、この職場で働きたいと再認識した生徒がたくさんいました。

西中国信用金庫の方たちには3日間も受け入れてくださり大変感謝しております。生徒たちにとって、今回の職場体験は、自分たちの将来を見据える大変貴重な機会となりました。

 
5 田部高等学校 アイルモータースクール
交通安全教室
講師や指導者として招聘
交通安全教室

アイルモータースクールから講師をお招きし、3年生を対象とした交通安全教室を視聴覚教室で行いました。運転者が陥りやすい走行中の錯覚や、距離感についても、実際の路上で撮影された動画を使っての説得力のある内容でした。

自動車は便利な道具ではありますが、事故を起こした場合、被害者本人や家族の人生、自分自身の人生すら変えてしまう危険な道具でもあるということに、誰もが気付かされたと思います。近い将来に免許を取得し、ドライバーになる3年生にとって、道路交通法を守ることの大切さや、運転に伴う責任の重さを考えさせられる講義でした。

 
6 豊浦高等学校 国立大学法人山口大学
高大連携授業(山口大学)
講師や指導者として招聘
高大連携授業(山口大学)

第2学年生徒を対象に、進路希望に基づいて高大連携授業に取り組んでいます。高大連携授業では、講義を延べ20講座開講し、生徒自身の希望進路とのマッチングを確認します。大学での授業を体験することによって、進路意識や学習意欲の向上に役立っています。 本校から多くの生徒が進学する山口大学の模擬授業には、2講座で19名の生徒が参加し、高校の授業とは異なる講義に目を輝かせていました。

 
7 下関南高等学校 山陽自動車学校
交通安全教室(歩きスマホや自転車の『ながら』運転の危険性)
講師や指導者として招聘
交通安全教室(歩きスマホや自転車の『ながら』運転の危険性)

高校生の身近な問題である「歩きスマホ」や「スマホを操作しながらの自転車運転」の危険性を中心に「交通安全教室」(全校生徒対象)を『スマホが招くトラブル』というテーマで開催した。正しい自転車の乗り方を学ぶとともに、交通ルールの順守と交通マナーの意識の向上を図ることを目的として実施した。交通標識の意味や自転車が車両であることを確認するとともに、自転車の運転では、被害者になることも加害者になることもあることを学び、事故を起こしてしまった時の対応や罰則など幅広く学んだ。

また、「歩きスマホ」の危険性も詳しく説明いただき、「歩きスマホ」を狙ってわざとぶつかり「持ち物が壊れた」と因縁をつけるトラブルがあることも紹介され、生徒の身近に危険があることを学ぶことができた。

 
8 響高等学校 アイルモータースクール
交通安全教室
講師や指導者として招聘
交通安全教室

11月24日(金)にアイルモータースクールの方2名を講師としてお招きし、第3学年を対象として「交通安全教室」を開催しました。この時期以降、卒業後の進路が決まっている3年生の希望者は、自動車学校に通い始めます。その前に、改めて交通安全の啓発と安全運転への意識を高めるために、毎年開催しているものです。

内容は、最近の交通情勢にはじまり、自転車の交通ルールとその遵守の必要性、自動車学校入校を控えた生徒が多いことから、自動車免許取得に当たっての予備知識、損害賠償と保険加入の必要性などについて、パワーポイントによる、動画も含めた視覚と聴覚に訴える分かりやすい説明をしていただきました。

車が社会に浸透し、車なしの生活は考えられないほどですが、自転車を含めて車は凶器にもなります。今回の交通安全教室で学んだことを活かし、自ら安全運転を心がけるだけでなく、周りのお手本となるようなドライバーを目指してほしいと願っています。

 
9 下関中央工業高等学校 下関市中央消防署
緊急地震速報対応行動訓練及び避難訓練
講師や指導者として招聘
緊急地震速報対応行動訓練及び避難訓練

本校では防災教育の一環として、緊急地震速報対応行動訓練及び避難訓練を行っています。今年度は、必要な知識や態度、災害発生時に自分の命を守るためにどう行動すればよいのかなどを体験的に学ぶために、下関市中央消防署員の方々を講師にお招きしました。

体験内容
@ 消火器を使って消火体験
 火災の種類によって消火器を使い分けることや、慌てて安全ピンを抜き忘れることが良くあることなどの実例を交えて、正しい取り扱い方について学びました。
A 煙によっていかに視界が悪くなるのかを体験
1つの教室に煙を充満させ、煙で周囲が見えないときは、煙を吸わないように通路を手で確かめながら低い姿勢で避難するよう指導を受けました。
B 救命処置の手順(心肺蘇生法の体験)
反応があるか確認、119番通報とAEDの手配、呼吸の確認、心臓マッサージの手順を的確にわかりやすく学びました。

今回の体験を通して、自分の命は自分で守らなければならないことの理解を深めるとともに、消防署員の方たちの努力によって、自分たちのくらしが守られていることも実感することができ、より実践的な意欲を高めることのできた避難訓練を行うことができました。

 
10 下関商業高等学校 定時制 独立行政法人国立病院機構関門医療センター
性教育講演会の講師として
講師や指導者として招聘
性教育講演会の講師として

「高校生が知ってほしい性の知識」というテーマでお話しいただきました。

専門的な知識と豊富な御経験にもとづき、一つの命が誕生するまでの過程について、産婦人科医ならではの興味深いお話とともにわかりやすく解説していただき、生徒は命の大切さや親になることの責任などについて考えを深めることができました。

 
11 豊北高等学校 北高夢ロード実行委員会
下関市立図書館豊北図書室に豊北高校卒業生の著作物75点を展示
その他
下関市立図書館豊北図書室に豊北高校卒業生の著作物75点を展示

豊北高校を卒業した先輩方の著作物等を「先輩の本棚」として、豊北中学校内にある下関市立図書館豊北図書室で11月7日から11月21日の間展示しました。

この企画は、本校同窓生有志の会である北高夢ロード実行委員会が「卒業生の様子を在校生に知ってもらい、北高生の日々の勉学や将来の進路についての参考になれば」と卒業生に著作物の寄贈を呼びかけ、実現したものです。

それぞれの本には、先輩である著者から、現北高生への直筆メッセージカードもついています。後輩である豊北高校の生徒たちも、図書委員会の生徒が、夏休み等の間、本を読み、その中で感じた「多くの人に北高の歴史や誇りを感じてほしい」という願いを込めて、ポップ等を作成しました。

豊北高校の同窓生の書籍等は、豊北町の貴重な財産でもあります。市立図書館での展示後は、豊北高校の図書室にコーナーを設置し、本校生徒に貸し出しています。

このページのトップへ


特別支援学校
 
1 豊浦総合支援学校  株式会社花の海
株式会社花の海での産業現場等における実習
職場見学・就業体験
「産業現場等における実習」:特例子会社での体験実習

社会での就労体験をとおして、自分の適性や適職、さらに将来の進路を深く考 える機会にするため2週間の現場実習を行った。 生徒は、担任、進路担当者及び保護者と話し合い希望の実習先を決定した。その際に、やまぐち教育応援団で受け入れ先を検索し検討した。

実習が有意義になるよう事前打ち合わせを行い、準備をした。期間中は実習日誌を記録し実習先と家庭との連絡や毎日の反省を行った。

また、実習日誌は、終了後に、ポートフォリオによる自己評価としても活用した。実習先へのお礼状書きや実習報告会を行い、実習の振り返りを行った。

今回の現場実習は、生徒にとって、実際の現場の厳しさを知るとともに、自分の課題や適性を発見し、将来の進路につなげるための大変貴重な機会となった。

 
2 下関南総合支援学校  下関警察署
不審者侵入時対応避難訓練
講師や指導者として招聘
不審者侵入時対応避難訓練

12月8日(金)の3校時に不審者侵入時対応避難訓練を行いました。御多忙中の中、下関警察署生活安全課の方に、不審者役をしていただきました。 不審者役が校内を歩き回っているところを、教員が発見し、幼児児童生徒の安全確保を第一に考えながら、連絡体制も滞りなく行いました。大勢の男性教職員で、警察官が来るまでの時間稼ぎと不審者確保を行い、所期の目的を達成することができました。 講評では、警察署の方から、幼児児童生徒には「いかのおすし」について、教職員には不審者との距離や時間稼ぎの方法あるいは持ち物検査など、具体的な留意点等を御指導いただきました。 その後、さすまたの使用などについて実地指導を受けました。 保護者に対しては、この避難訓練の様子を学校通信やブログで紹介し、学校も幼児児童生徒が安心安全な学校生活が送れるよう今後とも取り組んでいくことをお伝えするとともに、御家庭での指導についてお願いをしました。

 
3 下関総合支援学校 安岡公民館
安岡公民館まつりに参加
その他
安岡公民館まつりに参加

学校のある地域の公民館まつりへ初めて参加しました。

小・中・高等部の児童・生徒の美術作品や高等部生徒が作業学習で作成した作業製品の展示を行いました。児童・生徒がグループで協力して作った作品、個人で丁寧に細部まで描いた作品、買っていただくお客様に喜んでもらおうと作った作業製品等、一人ひとりの努力やがんばりが表れていました。

学校案内(「たくさんのきらきら★ みんなのいっしょうけんめいが いっぱい!」)の拡大版も掲示し、本校の日々の生活・学習や行事、進路状況等についても紹介することができました。

まつりでの展示を通して、普段関わることが少ない地域の方々から学校での活動の様子を見ていただいたり、興味をもっていただいたりしたことは、とても貴重な機会だったと思います。作品や製品についてたくさんの好意的な言葉もいただきました。また、この展示参加について伝えた児童・生徒、保護者も喜んでいました。

今回は、まつりの日程が本校の「とみとうの丘ふれあいまつり(文化祭)」と重なったため、展示のみの参加でしたが、今後は新たな参加の方法も探ってみたいと感じました。

このページのトップへ