「たんぽぽのちえ」 
      (光村図書2年生 上)
植物の種を保存するための知恵を時間
的経過に沿って説明した説明文
「どうぶつの赤ちゃん」
        (光村図書1年生)
ライオンとしまうまの赤ちゃんの、生
まれたときの様子と大きくなっていく
様子に焦点を当てて説明した説明文
下矢印 下矢印
「サンゴの海の生きものたち」
  • 本教材文は、サンゴの海にくらす生きものたちの共生について説明している文章である。「たがいにやくに立つようにかかわり合ってくらしている。」とあって、この言葉が本教材のキーワードとなっている。
  • 「どんな生き物たちが、どんなかかわり合いをしているのでしょうか。」と続く文章が、教材を読み解く問いの役割を果たしている。
  • 文章は4つの意味段落で構成されている。第1段落が、話題提示。第2段落が、具体例の1(クマノミとイソギンチャク)第3段落が、具体例の2(ホンソメワケベラと大きな魚)第4段落が、まとめとなっている。
  • 具体例として、述べられている生きものたちの体の仕組みと、そのことによってお互いがどのような利益を得ているかということが、順序よく説明されており、初めて知る生き物の名前や専門用語が多く出ているにもかかわらず、2年生の児童にも理解しやすい教材となっている。
  • 生き物の世界は児童の興味が高く、未知の世界であっても児童は身近に感じ、生き物の生活に共感して読むことができる。したがって、説明文でありながら、想像をふくらませて読むことが可能であり、生き物の会話などを想像する学習にも適している。
  • 教材文と共に、鮮明で印象的な写真が使われているのも本教材の特徴である。児童の心をサンゴの海の世界へ引き込んでいくのに有効である。また、これらの写真は、想像をふくらませ、文章の大体を理解するのにも有効である。
  • 生き物たちが互いに助け合って生きていく知恵を知り、知的好奇心をかき立てながら、新しい情報を得ていくことができる教材である。主教材で読みとったことを生かして、読書活動へと広げることが可能な教材である。
下矢印 写真 サンゴの海の生き物たち
「うごくおもちゃを作る」 
       (光村図書2年生 下)
初歩的な物理の原理を使った道具作りの
楽しさを紹介した説明文



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