その他の指導 〜話す力・聞く力を伸ばすために日頃から工夫していること

「話す」「聞く」という活動は、日常生活で自然になされる活動であるが、「事柄の順序を考えながら話す」ことや「大事なことを落とさないように聞く」(小学校学習指導要領国語より)ということは、意図的に場を設定し、指導しないと力がつかないのではないかと思われる。

朝の会帰りの会で話すコーナーを設ける
◎朝の会 『きょうの発見』
写真 きょうの発表
  • 朝、家で起こったこと 登校中に見つけたこと 学校に来てから気付いたことなど話題を見つけて、3文程度でみんなに話す。
  • 時間的に制約があるので、毎日1列ずつ
    5人程度が話す。
  • 聞き手は、話し手がいくつの事柄を話したか、指で数えながら聞く。
◎帰りの会 『当番のお話』
写真 当番のお話
  • 2人の日直当番が、きょうの学習をふり返って、楽しかったことや分かったこと、がんばったことやまちがえて勉強になったことなどを話す。
  • 相手の話を聞いて、お話にあった題を考える。(話の要旨をつかむことにつながる。)

学級活動で言葉遊びゲームを取り入れる

連想ゲーム レモン・黄色・バナナ・曲がっている・道路・交差点・信号・点滅・
サイレン・・・
山手線ゲーム 仲間の言葉を早く言った列の勝ち。
物当てクイズ 言葉のキャッチボールをしながら、お題の物の名前を当てる。
「何の仲間ですか。」「大きいですか。」「どこにいますか。」 
「肉を食べますか。」「動物です。」  「すごく大きいです。」
「アフリカです。」 「草や果物を食べます。」


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