その他の指導の工夫
指導形態の工夫
 子どもたちの考えを自由に引き出していくために、意見交換という形態を積極的に取り入れる。意見交換とは、まず、自分の考えをノートや教科書に書きこみ、次に自分の考えを検証するために、意見を聞きたい人のところへ直接行って意見を交換するものである。机にすわったままの授業から自由に移動することで、話し合い活動はより活発化すると考えられる。
微読のすすめ
 読むことは、読み込むことでもある。内容吟味に終始し、教材文をすらすら読めない子どもがいては、本末転倒である。そこで、毎時間一斉音読を組み入れる。その際、微読(隣に微かに聞こえる声で自分のペースで音読する)が効果的だと考えられるので、取り入れるようにする。
評価の工夫
相互評価活動 今日の授業で光っていた人や発言について発表しあうことで相互に認め合う時間を作り、学習の成果を確かめる。
教師による評価活動 友達相互では気づかない考えやよさを指摘し、価値付けたり、新たな学びの視点を提示したりする。
自己評価活動 ノートに国語日記(時間の関係で1〜2行程度しか要求しない)を書き、本時の学習に対する意欲・内容等への感想を一言書くようにする。
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