1 単元名 植物の発芽と成長

2 単元設定の理由
(1)目指す児童像
   ・植物の発芽や成長について、根拠のある予想を設定できる子
   ・予想をもとに条件に目を向けながら、観察・実験を行うことができる子
   ・観察・実験の結果を考察して、問題を解決できる子

(2)教材観
   植物については、これまでにたねから一定の順序で育っていくことや、植物の成長は季節に
  よって違いがあることなどを学習している。ここでは、植物の種子の発芽や成長について、条
  件を統一しながら、計画的に追究していくことを通して、条件制御の資質や能力を高めること
  をねらっている。植物の発芽や成長の条件を探っていくこの学習は、教材の特性からも春から
  夏に向けての1学期に行うことが望ましく、種子のつくりや発芽などの学習を通して、生命力
  や種子の巧みさなどを感じ取る豊かな感性をはぐぐむことも期待できる教材である。
   
(3)指導観
   そこで、指導にあたっては、一人一人が植物の発芽、成長にかかわる条件を計画的に追究で
  きるような場を設定し、個々が自分の予想と向き合い、それを実験によって検証できるように
  したい。
   また、種子の発芽のしくみや成長のしかたを観察することによって、生命を尊重する態度や
  生命の連続性についての見方や考え方をもてるようにしていきたい。

3 単元のねらい
(1)植物の種子の発芽について、条件を統一しながら調べ、発芽には水・空気・温度が関係して
  いることをとらえることができるようにする。
(2)種子のつくりや養分の存在を調べ、発芽には種子の中の養分が使われていることに気づくこ
  とができるようにする。
(3)発芽後の植物の成長について、条件を統一しながら、計画的に追究することができるように
  する。


 ※参考 評価規準表

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