ロゴマーク「中学校英語」 山口っ子学力向上指導プラン TE1~3_01 ロゴマーク「2年生」
 中学1年生末に実施した「一枚の写真」(小さい頃の写真を持ってきて現在進行形を使って説明したり、習った英語であいさつや質問に応答したりするALTとのMan to man talk)があまりに好評で生徒の満足度が高かったため、2年生初めのALTとのTTを同じようにALTとのトーク形式にしてみた。ただ、1クラスの人数が26人から38人になったため、生徒一人ずつの実施が時間的に難しく、生徒3人ずつで実施した。
1 時期  中学2年生 1学期
2 ねらい  
○過去形(規則動詞・不規則動詞)の文を使い、休日のことについて英文を書き、話すことができる。 
○作文をもとにALTとの1対3トークで相づちを打ったり、簡単な質問に答えたりすることができる。
3 準備物  ワークシート   Acrobatデータ
4 授業の流れ
1 「1年最後のアンドレアさんとのマンツーマントークは楽しかったね。今度の来校の時には習った過去形を使ってゴールデンウイークについて話してみよう。」と言って3 men talk の説明をする。
2 プリントを配り、課題にする。 
3 課題を回収し、添削する。
4 添削した下書きを返し、個別の読む練習の時間を取る。
5 3人グループになって順番を決め、相手の会話の時に相づちをうつ練習等をする。
6 当日は、ALTが1対3で廊下でトーク、評価し、一人のJTEは進行と必要に応じた指導・助言及び評価を行う。もう一人のJTEは教室で別の課題に取り組む生徒の指導にあたる。
5 会話例
生徒A:Good morning, Andrea. I'm 〜.
生徒B:Good morning, I'm 〜.
生徒C:Hi, I'm 〜.
ALT:Hi, everyone. How are you?
生徒ABC:I'm fine, and you?
ALT:I'm fine, thank you.
生徒A:I enjoyed golden week. I went to Riverwalk in Kokura with B. And I bought Nike shoes.
生徒B:I bought this pen.
ALT:How nice !
生徒B:Thank you very much. After shopping we watched a movie.
生徒A:It was Harry Potter.
ALT:Was it interesting?
生徒A:Yes, it was. Did you watch, too?
ALT:No, I didn't. I want to watch it. How about your golden week, C?
生徒C:I didn't go anywhere. I came to school every day. I had a baseball game. And I practiced every day.
生徒B:Really?
ALT:Did you win the game?
生徒C:Yes, we did.
生徒AB: Congratulations! ・・・・
6 実際の評価規準例
★書く活動(1単位あたり)
参考資料における評価規準の具体例 十分満足できる(A) おおむね満足できる(B) Cと評価される生徒への手だて
【関・意・態】
・間違うことを恐れず自分の考えなどを書いている。
・必要に応じて辞書などを活用している。
・8文以上の英文 ・辞書を使ったり、教員に質問したりしながら5文以上の英文を書くことができる。 ・伝えたい内容をはっきりさせ、作文例を再提示しながら助言を加える。また、授業後、個別指導をする。
【表現】
・文のつながりや構成 を考えた文章を書くことができる。
・作文例以外の文のつながりや構成による表現 ・作文例をもとに伝えたい内容が1文以上適切に付け加えられた文を書くことができる。
★話す活動(1単位あたり)
参考資料における評価規準の具体例 十分満足できる(A) おおむね満足できる(B) Cと評価される生徒への手だて
【表現】
・適切な速さや声の大きさで話すことができる。
・内容に応じた意図的な速さや声の大きさの変化 ・ゴールデンウイークについて聞き取りやすい速さや声の大きさで話すことができる。 ・練習の時間に、読めない単語、文がないように援助する。
・努力の成果を個別に伝え、自信を持たせる。
・聞かれたことに対して適切に応答することができる。 ・正確な文章で即答できる。 ・Yes / No や英単語などで答えることができる。 ・質問をゆっくりと反復し不安を軽減させる。