学習指導計画

4 指導計画(全15時間)
印は、特に重要な指導のポイント
学習活動 評価基準(方法) 指導のポイント
第1次 サンゴの海へようこそ(1時間)
○サンゴの海のイメージを広
 げそこに暮らす生きものに
 興味を持つ。
 ・写真から
 ・範読
 ・感想
関:写真から沖縄の海と
地元の海を比べ感じたこ
とを発表しようとしてい
る。      (発表)
話:文章の大まかな内容
をつかんで話している。
書:自分なりの感想を書
いている。(プリント)
○イメージしやすいよう
に沖縄の写真や水族館の
写真を用意する。

お話を読んで、初めて
知ったこと、不思議だな
と思ったこと、もっと知
りたいと思ったことを書
けるようなプリントを用
意する。
第2次 サンゴの海の生きものたちのかかわり合いを読みとろう(6時間)
○イソギンチャクとクマノミ
 の関わり合いを読みとる。
 ・それぞれの体の仕組み
 ・イソギンチャクとクマノ
  ミがいっしょにいるわけ
 ・イソギンチャクとクマノ
  ミになって、ペープサー
  トで動いたり演じたりす
  る。


○ホンソメワケベラと大きな
 魚との関わり合いを読みと
 る。
 ・ホンソメワケベラの体の
  特徴とそうじ
 ・ホンソメワケベラと大き
  な魚がいっしょにいるわ
  け
 ・生き物たちになって、動
  いたり会話をしたりする
読:クマノミとイソギン
チャクが守り合っている
関係にあることをまとめ
ている。(プリント)

話:イソギンチャクとク
マノミになりきって、自
分のことを紹介したり、
相手に感謝の言葉を言っ
ている。(発表)

読:互いの関係を正しく
理解している。(プリント)
言:「でも」が逆説の文
をつなぐ言葉であること
に気づいている(発表)
話:それぞれになりきっ
て対話をしている
       (発表)

○それぞれの関係を理解
させる手だてとして、生
物に変身したつもりにな
って、吹き出しに言葉を
考えるよう助言する。
相手との関わりを意
識させるために、ペープ
サートで演じる活動を取
りいれる。



○ホンソメワケベラが大
な魚の口の中に入ってい
くことを押さえ、「普通
ならどうなるか」を考え
させることで、「食べら
れることはありません 」
が逆説の言葉であること
に気づかせる。
ペープサートで演じる
活動を取り入れる。




学習活動 評価基準(方法) 評価基準(方法)
第3次 海の生きものになって、関わり合っている相手にお礼を言おう。(2時間)
○教科書の写真を使って、写
 っている生き物の説明を書
 く。
 ・クマノミとイソギンチャ
  クの関わり
 ・ホンソメワケベラと大き
  な魚の関わり


○生きものたちになって、関
 わり合っている相手にお礼
 の言葉を述べる。
 ・クマノミさんへ
 ・イソギンチャクさんへ
 ・ホンソメワケベラさんへ
 ・大きな魚さんへ
書:イソギンチャクとク
マノミが守り合っている
ことを書いている。
     (プリント)
書:ホンソメワケベラと
大きな魚がお互いに役に
立っていることをまとめ
ている。 (プリント)

関:自分の言葉で、相手
の生き物へお礼の言葉を
述べようとしている。
話:相手に何をしてもら
い、どのような役に立っ
ているのか、具体的に話
している。(発表)
○なかなか書けない児童
には、「クマノミがイソ
ギンチャクにしてあげる
こと」「イソギンチャク
がクマノミにしてあげる
こと」を書けばよいこと
を助言する。


○話すことが苦手な児童
には、今までに書いたプ
リントの言葉から話すこ
とを選ぶように助言する。

第4次 生きものはくぶつかんをひらこう (6時間)
○生き物について書いてある
 本を見付け、読む。
 ・動物、植物の生きるちえ


○読んでおもしろかったこと、
 初めて知ったこと、みんな
 に知らせたいことなどをプ
 リントに書く。

○読んで分かったことをフリ
 ップにまとめ、ガイド役に
 なって説明する練習をする。


○「生きものはくぶつかん」
 をひらき、ガイドさんとお
 客さんになって、生きもの
 のことを紹介し合う。
 ・話し手聞き手としての学
  習
関:進んで本を探し、読
もうとしている。
       (観察)



読:読んで分かったこと
がプリントに書けている。
     (プリント)


書:自分の伝えたい話題
にそった写真や絵を選び
内容をまとめている。
     (フリップ)

話:相手に分かるよう話
すことができる。
  (自己評価カード)
聞:クイズに進んで参加
しながら、聞くことがで
きる。(評価カード)
生きものが生きていく
ための知恵が書いてある
ところを見つけるよう助
言する。


○自分だけの発見に、付
箋を貼りながら読むよう
にさせる。


○生き物の知恵、特徴、
どんな役に立つかをまと
めるとよいことを助言す
る。

○順序を考えて、話すよ
うに助言する。
クイズ形式で問いかけ
ることで、聞き手も参加
できるような発表もある
ことを教える。



5 本時の展開
本時のねらい
展開

6 補助資料
評価について
ワークシート
ペープサートやフリップの活用
話し手聞き手としての学び
文末表現の指導
漢字指導


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