指導過程の工夫

学習活動 評価規準【方法】 指導のポイント

基本教材
「自然のかくし絵」
題名読み
関 題名から、保護色に対する、知識・経験を想起し、本教材文の内容を予想しようとしている。
【発表】
保護色になって体を隠している数枚の写真を用意し、どこに隠れているか探す活動を採り入れる。
範読、微読(常時)後初発の感想を書く。
読 文章の大まかな内容をつかんでいる。
書 自分の感想を持って書いている。【ノート】
感想を書く際は、初めて知ったことや不思議だと思ったことなどを書くようにアドバイスする。
意味調べ
言 語彙をふやしている。
【プリント】
あらかじめ最低調べる言葉は、意味調べプリントに記載しておく。
形式段落に分ける。
読 段落に目を向け、文章全体が10個のまとまりからできていることに気付いている。
【教科書・発表】
各段落の初めに(一文字下がっているところ)番号をうつようにする。
各段落のキーセンテンスを抜き出す。
読 キーセンテンスを導く言葉(キーワードなど)に着目し、言葉の持つ意味を意識しながら読んでいる。
【教科書・発表】
キーセンテンスに線を引き、なぜその文がキーセンテンスだと思うか話し合うようにする。(意見交換)また、何度も出てくる言葉に着目させるようにする。
各段落の要点をまとめる。
読 キーセンテンスから文章の要点を正しくまとめている。
【プリント・発表】
プリント@
(人数の2倍分印刷しておき、振り返りの学習のときの確かめプリントとしても利用)
意味段落に分ける。
読 文章全体は大きく4つに(起承転結)まとまっていることに気付いている。
【プリント・発表】
「このように」「ところが」という言葉に注目させる。
今までの学習を振り返り、どれだけ力がついたか自分で確かめる。
読 キーセンテンスや要点を自力でまとめている。
【プリント】
プリント@を再度配り、分かったつもりになっていないか確かめる。
学習活動 評価規準【方法】 指導のポイント
2次
補助教材の選択学習
範読後、選択
関 自分の興味・関心のある説明文を選ぼうとしている
【聞く様子】
補助教材をプリントしたものを用意する。
習っていない漢字にはルビをふっておく。
微読後、意味調べ
読 文章の大まかな内容をつかもうとしている。
【ノート】
国語辞典は、意味にもルビが振ってあるものを推薦している。
(学校用には40冊用意)
一連の学習の流れを押さえたあと、一人読み学習
読 キーセンテンス・キーワードに着目し、要点をまとめようとしている。
【プリント】
プリントAを用意し、自然のかくし絵で学習した流れを押さえた後、一人読み学習に入る。教師は、机間指導をして児童の実態に応じた支援をする。
グループ読み学習
話 一人読みしたことをもとに、同じ補助教材を選択した人同士がグループとなり、読み取ったことについて話し合おうとしている。
【プリント・話し合い】
話し合ったことで、自分の考えが変わったことは、赤で書くようにする。
3次
作文学習へ
パターン1
パターン2
パターン3
書 題名読みから始まって、今まで読み取った論理を生かして、日記を書いている。
毎日書いている「心のアンテナ」を利用する。(日記帳)
話す・聞く学習へ
朝の会の教師の話
聞 教師の話の要点を聞き取っている。
聞き取りテスト用紙
朝の会のスピーチ@
話 自分の言いたいことが伝わるように筋道を立てて話している。
聞 友達のスピーチの要点を聞き取ることができる。
児童名簿を利用して要点を書き出すようにする。
朝の会のスピーチA
聞 友達のスピーチを聞いて、適切な題をつけている。
児童名簿に題を書いていく。また、題がつけやすかったかをその場で、挙手にて反応を示す。さらに、スピーチした児童は何という題をつけていたかを聞くようにする。
話 筋道立てて話すだけでなく、何が言いたかったのかを意識して話している。
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